先日、母が購読している「いきいき」という雑誌に、深くうなずいてしまった文章がありました。
「やがて、幸せでくくられる」というものです。
辛いことも、時間が経てば楽しかった思い出になる。そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。
でも、
暗く長いトンネルの中にいる時には、このような言葉は響かないんですよね。
早く抜け出したいっていう思いで、もがいて、余計苦しんで。。。
だけど、明るい場所にでられる事を信じて欲しいなぁと思います。
私事ですが、ある病気になり、今年4月に手術をし、その後も予防治療を続けてきました。
そして、12月25日、クリスマスの日に、治療が終了することが決まりました。
10ヶ月間、気持ちの浮き沈みも、もちろんありました。
不安になって、夜泣いてしまったことも。
そんな中、ある看護師さんに言ってもらった、ある言葉を信じて頑張ってきたのです。
それは「早く見つかって良かった、と言えるように、頑張りましょうね」という言葉です。
私の中で、一番響いた言葉でした。
将来、笑って話せる日が来ることを信じて、その時の自分を思い描いて、未来に向かって頑張るイメージできた言葉でした。
どんなに大変なことでも、どんなに深い悩みでも、
時間が経てば幸せな出来事に思える日が来ます。
「幸せ」を感じるのは、その瞬間だけではない。あとから感じ、幸せな思い出へと変わる場合もあるのです。
でもこれは、逃げ出ださず、立ち向かった人にだけ与えられるご褒美かもしれませんね。
今、悩んでいる人、大変な思いをしている人へ。
「あぁ、あの経験もいい経験だったなぁ」と思えるように、もがきながらも、前に向かってがんばりましょう!