蛇は時に共食いするらしい。あるとき、そんな光景を見た。小さな蛇が大きな蛇を飲み込んだのは良いとして吐き出すために苦労していた。吐き出さなければ自分の命が危ないのだろう。言いたいことは蛇のことではない。理解しやすいように例え話にしました。最小の酵素体が見つかれば多くの病気が治る可能性があるけれどなかなか良いものが無いらしい。
はるか昔、中学生時代に私たちの担任は生命誕生のプロセスについて話をした。教科の時間ではない。ホームルームの時間である。アミノ酸重合に関わるオオバリンとミラーの話である。「試験管の中に原始海水と同じ状況を作っておいて、いくつかのアミノ酸に雷放電すれば生命の源が出来る。」と言う話である。「その一万倍くらいになったものがDNAや単細胞になる。」と説明したような気がする。(もう、45年以上も前のことで記憶の糸が切れかけている。)
その後、生命科学の分野に関わるようになってから何回か彼らの本を読み返しても「雷放電だけではない何かが、関わらなければならないだろう。」と感じていた。
研究者ではないのでそれだけをしているわけにはいかない。時間をかけて(毎日2時間以上366日、40年以上するという生涯学習の試み、人生大学とも言う。継続は力なり、参照)追求していけばよいではないか。直接、生活に関わることではないし、・・・・。と言うことにした。
だいぶたった頃、酵素に関わる仕事の中で、「酵素と菌の増殖の違いについて」知るチャンスがあった。
菌は同じものの数を増やすことで、酵素はそのものが大きくなることで増殖しているということである。生命誕生のプロセスの中でアミノ酸重合に関わった酵素は一番小さな酵素ということになるはずだ。おそらく、メチル基が関与したものと推測できるが、ホルムアルデヒドなのかもしれない。CH3にいくつかの水酸基が結合したものが関与したのではなかろうかと思っている。
これ以後は「知恵比べ」の「活性水素水、メチル基の利用方法」か、まだ投稿していないけれど「原始免疫について」を参照されたい。
【メチル基の構造式と酵素触媒に関する予想モデル。】
H (アミノ酸や有機物の重合のプロセス)
| | | | |
H ―C―OH―OH―OH―OH― →→→→DNA【生命の起源】
| | | | | ↓
H (さまざまな有機物が結合) 細胞 【単細胞】
要するに、病原菌やウイルスよりも小さな酵素体はその内部に侵入して自己増殖するか(病原菌やウイルスの細胞膜を突き破ってしまうことになる。)、酵素触媒の働きで有機物を多糖類(栄養素の一部)に変換してしまう可能性があると言うことである。大きいことが必ずしも良いということにはならないだけではない。【現在知りえている一番小さなウイルスはエイズだと思われるが、科学の進歩でそれより小さなものが見つかっている可能性もある。】
レベル1の課題を解決するためには、レベル2~3の能力が必要になるという具体的な事例であり、その一部は蛇に例えているものの自然法則だといえなくも無いということである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます