現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

大豆はもっと工夫されてしかるべき

2009-06-24 16:23:45 | 大豆の進め

大豆をもっと摂取しょう

 私の生まれた村は西山と言われている。長野市西部から、中条村、小川村、信州新町、大岡村(現長野市)の一部の地区をそう呼んでいる。昔から大豆の一大産地であり、西山大豆といわれている。

 学校給食で海草と一緒(特に長ひじき)と煮たものが良く出されていた。栄養素から判断して調理されたものだろう。現在ではなかなか口に運ばれなくなってしまった感がある。

 大豆ほど優れたものはないし、地元で取れるけれど若い人たちに敬遠されてしまうのだろう。(彼らが食べる工夫をしてこなかったのかもしれない。)

 長生きの学者、近藤正二さんはリック一つで日本中を旅しながら(日本の長生き村、短命村、サンロード出版)を調査して歩いた。七二会にもきている。「大豆を売ったお金で海草を買って(エゴと称する食べ物)を摂取しているので長生き村である。」と記載している。西山大豆は全国ブランドであるが、なかなか知られていない。

 少々、工夫する余地がある。黒豆をベースにした十味味噌は十種類の素材が入っているらしい。言い伝えによると、大内倉之助が世間を欺いて山科に隠居している間酒のつまみにした「なめ味噌」と言う種類らしい。何を混ぜているかはよくわからない。

 もう一つ、西山納豆と言う製法がある。これも大豆だけではない。いろいろ混ぜて発酵させている。これは小さいとき食べた記憶があるし、現在でも数軒に伝わっているはずである。

 いずれにせよ、大豆は健脳食品であり、コロナリーダイエット(内臓脂肪等を減らすことで結果的に心臓関係の病気の予防効果が期待できるだけではない。骨粗しょう症の予防効果があることになっている.イソフラボン、女性ホルモン様の働きがあるが、過剰摂取はさけること。これも合理的な配合の仕方が存在する。)

 そんな背景があって本県では大豆100粒運動を展開している。それぞれ配合するものが違うだけでさまざまな商品にはなる。黄な粉だけでも相当なバリエイションと利用方法があるはずです。


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