完済した住宅ローンを抹消せず、
そのまま放置しておくと抹消手続が少し大変です。
住宅ローンを完済した際に依頼者が抵当権者から受け取った
昭和51年7月の事務連絡に・・・
「抹消登記をしないまま放置されますと、後日になって案外面倒を引き起こす場合がありますから、早急にお手続きをしておかれますようお願い申し上げます。」とありました。
今回は抵当権者が実在しているので
抵当権者に連絡し、依頼者の委任状等を添えて
抹消登記書類の再交付申請をすれば済みますが、
抵当権者が実在せず清算結了をしているときは
消すのが本当に大変です。
消せるものはすぐに消しておくのが一番です。
放置期間が長ければ長いほど、費用もかかってしまうので
早めに消してくださいね。