Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

10月25日ヘルナルスのカフェと引越し

2024年10月30日 16時45分16秒 | Weblog
この日は朝からホテルに荷物を預けて、私がよく歌う「ヘルナルスの小さなカフェ」の舞台のヘルナルス地区のカフェで朝ごはんにしました。

もちろん歌とは直接関係ないのですが、ヘルナルスでカフェに行きたかっただけなんで。

でも、地元の人だけ、みんなこのカフェが大好きって感じの常連さんたちの空気感というのはこういう場所でしか味わえません。







その後は明日の建国記念日に合わせて、オーストリア国軍の戦車や航空機が並ぶホーフブルグへ。





引越し先はフローリツドルフの先。
家の前にシュネルバーンの駅があり、スーパーもあり、市電の本数も多く遠いけどめっちゃ便利です。












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10月24日 メルク修道院・ドナウ下り・オペレッタ「こうもり」

2024年10月28日 05時57分00秒 | Weblog
この日はメルクで修道院を見学して、その後ドナウ下りでクレムスアンデアドナウまで、そこからウィーンに戻り、急いでフォルクスオパーにいって「こうもり」を見るという1日でした。
メルク修道院のアプリコットジュースおいしいよ。






午後からお天気も良く、ドナウクルーズは毎回とっても風が強くて寒く感じるのですが、今回は最後までデッキに座っていることができました。写真も良い写真がたくさん撮れました。




「こうもり」を見て、久しぶりのオペレッタに泣きそうになりましたが、泣けない位変わっている部分も多く、びっくりして、目が白黒しそうでした。
1番の驚きは、牢屋番のフロッシュが女性だったことです。
それ以外にも、劇の中で女性が強くなりすぎる演出だったように思います。
昔、当たり前のように聞いていたセリフが削られていたり、ロザリンデが言っていたセリフをアイゼンシュタインが代わりにいっていたり、演出家が変わると変わってしまうのだなぁと少し寂しく思いました。
 
後述。アデーレがアイゼンシュタインをパーティでバカにする時、昔は手を下げてアイゼンシュタインを転ばせるところまででしたが、今回は転んだアイゼンシュタインを足で踏みつけていました。これはやりすぎ。
 
また、フロッシュが女になったことで、昔は男のフロッシュが「お風呂にいれさせてくれない」と言っていたのに、今は「お風呂にいれさせてくれた」といってアデーレ、イーダがバスローブで牢屋から出て来た。
 
また、フロッシュの場面では、皇帝フランツヨーゼフの写真もカレンたーもなかった。
 
最後にアイゼンシュタインが許しを請う時、いつもはロザリンデが「そうね、シャンパンのせいね。」といってめでたしめでたしだったのに、アイゼンシュタインが「シャンパンのせいだったんだ」といって許してもらおうとしたのに、ロザリンデが平手打ちを食らわせて終わったという・・・
 
とにかく、女性を強く演出しすぎです。男女平等?以上の女性を描こうとしていました。でも、時代は中途半端に昔なので無理があります。昔の作品は、昔の作品の時代背景でよくないか?と思いました。
 
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10月23日衣裳買い物とメルクへ

2024年10月27日 17時07分00秒 | Weblog
この日は雨。
朝から2組に分かれて、私とピアニストさんはザルツ郊外の民族衣装屋さんへ。
大きなサイズもたくさんあってかわいいのが1着買えました。ついでに民族風のワンピースとブラウスも!
写真はありませんがどこかのコンサートで見てください。

その後急いで街に戻りちょっとお茶して
ケーキも食べました。ざっくりしたお味です。

残りの2人もお願いしたザルツ最古のパン屋は定休日だし、上に登っても霧で写真は取れないし残念な日になりましたが、また来るからってみんなで言ってます。


最後の写真は民族衣装屋の子供の鹿の皮ズボン。洗濯しないズボンです。
小さな子からこんなの着せるんですね。

そうそう、今回自分のサイズに合わせて仕立ててもらったらどんな感じなのか専門店で聞いてきました。
最低1000ユーロから➕生地代金。
期間は2ヶ月程度。3回の採寸や仮縫などが必要とのこと。今回は諦めました。




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10月22日ボンからザルツブルクへ

2024年10月27日 03時33分41秒 | Weblog
この日はボンを出てザルツブルクへ向かう列車(ICE )に乗る予定でチケットを買っていたのですが、ボン駅についたらその列車が予定にない!慌てて確認したら、その日の朝に運休になっていたみたいでした。

すぐに振り替えを取ってもらい、2時間駅で待ってから乗りましたが、その間に一回1ユーロ(165円)を使って二回も駅トイレに行く羽目に。トイレに一回行くたびに165円はつらいです。

電車は快適で、レストランカーで2人ずつに別れて朝ごはん。残りの2人は座席で荷物番。私は朝からチリコンカンとパン。
ライン川にそって走る光景を眺めながら楽しい朝ごはんになりました。






ザルツブルクは観光客も多く、その日はウィンドーショッピング。
一応みなさんに元祖モーツァルトクーゲルを一個ずつ食べてもらいました。一個と言っても1.9ユーロなので300円ほどします。



夜はシュテルンブロイで晩御飯。この段階でまだ一度もワインを飲んでいないんですよ。ずっとビール!
こんな感じの1日でした。













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10月21日師匠墓参りと龍の城とハリボ

2024年10月24日 14時35分00秒 | Weblog
この日は朝一番に師匠墓参り。
どこにあるかわからなかったけど、墓地の事務所で聞いて見つけることができました。
日本庭園風に作られたお墓にみんなで買った花を置いて来ました。

墓前に着いた瞬間に雨じゃないのに上から水滴が落ちてきたり、墓石にカタツムリがいたり、みんなで師匠だよーってなぜか大笑いで盛り上がったりしてました。
その後登山電車で龍の城へ。ライン川を望む絶景。






降りた後はライン下りならぬライン渡り。5分ほどでしたがこれは貴重な体験!
そしてハリボアウトレットショップ!
めっちゃおもしろかった。
レジ後にレジのおじさんが試食用ハリボを手に乗せてくれるシステム。







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10月20日ケルンチョコレート博物館

2024年10月24日 04時01分00秒 | Weblog
この日はボンからケルンに行ってリンツのチョコレート博物館に行ってきました。
17ユーロの入場料はお高めですが、童心に返ってめっちゃ楽しめました。

朝一番にリンツカフェでチョコレートドリンクとモーニングセット。





みんなで館内を回りながら、時々出来立てチョコの試食ができます!


その後はケルンの大聖堂を見学して帰ってきました。とにかく大きい!
中ではオルガンの演奏もありそのスケールの大きさにびっくり、残響にびっくりです。


杖を持っていますが、ゆっくり階段を登っても笑われないためのフェイクのつもりでいましたが、毎日二万歩に足がやられて本当に杖のお世話になってます。


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10月19日ニュルンベルク、バンベルク、フランクフルト、マインツ、ボン

2024年10月22日 05時27分14秒 | Weblog
この日は移動日で、ニュルンベルクから最終ボンまで青春18切符のようなもので移動しました。

ニュルンベルクからバンベルクまでは1時間。乗り換えまで1時間半。

歩いて20分の旧市庁舎まで荷物ゴロゴロしながら進みました。
これが見たかったんですよ!
お天気良ければもっときれいだと思いますが、充分です。でも次回は一泊したいです。



バンベルクからフランクフルトまでは3時間。写真はゲーテの家。昔は寝室にベッドがありましたが、今はなくなっていました。

クララのフランクフルトの家もこんな感じだと思います。

フランクフルトからマインツは30分程度。
昔少し住んでたので記憶に頼りましたが、ちょっと迷ってシュテファン教会。
シャガールのステンドグラスが美しい教会です。


また、マインツは木組の家も有名です。かわいいでしょ?




晩御飯はスタンドで買ったフライシュケーゼ。ウィーンではレーパーケーゼと言います。分厚くてお腹いっぱいになるのに200円くらいのお値段でした。


そんなこんなで夜ボンにつきました。



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10月18日ウィーンからニュルンベルク

2024年10月21日 15時02分00秒 | Weblog
まぁ、何よりもウィーンにこんな駅ができてるなんて!
駅中に店が90店。ウィーン中のお店を集めた感じくらいになってます。
これは駅だけに遊びに行けます。

ただ、電車の時間が変わった上で、ホームに行ったのに私たちの車両がない。
人はどんどん増えて、インフォに行くにも並びすぎてて聞けない。
そんなこんなしているうちに電車が来てどこに乗ったらいいのだと慌てふためいているときに、目の前に車掌さんらしき女性発見。すごい勢いで前方に向けて歩いて行くのを人混みを掻き分けて追いつき、この電車でいいのか、どこに乗ればいいんだみたいな質問をしたら、前と顎で合図をされる。およそ10両ほどのワゴンをかけ足で進み1番端っこにある車両(これは今回の水害で電車を変えることを余儀なくされた人用の臨時車両でした)にぜーぜー言いながら乗りました

ニュルンベルクは相変わらず大きな街で、そして何よりも重厚な建物が多く、あぁドイツだなと言う感じがします。
クリスマスにはまだ早いのですが、何やらお祭りのような店がたくさん出ている場所があり、メリーゴーランドも動いていてクリスマス特有のレープクーヘンも売られていました。

晩御飯は、行きたいお店の予約が取れなかったので、駅近くのお店にしました。ニュルンベルクソーセージは焼きソーセージだと思っていたのですが、盛り合わせを頼んだら、焼きソーセージ、茹でソーセージ、他の種類のソーセージなど4種類を楽しむことができました。

そしてなんといっても、今回の食事の1番は、デザートのアプフェルキュヒレです。
これは、りんごの輪切りを唐揚げにして、シナモンシュガーをふりかけ、生クリームとアイスクリームを添えると言うカロリー爆弾のようなデザートですが、めちゃくちゃおいしかったです。このドイツフランケン地方の名物らしく、ウィーンでは1度もお目にかかったことのないデザートでした。



ホテルはB & Bのホテルです。でも朝食は別料金取られるので、今回はBだけになりました。
ドイツをオーストリアはどこを走っても良い景色ばかり。朝から晩まで20,000歩歩きながら楽しんでいます。




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10月17日DDSGドナウクルーズイベント

2024年10月20日 14時49分12秒 | Weblog

午後3時に、ドナウマリーナの駅でアコーディオンのおじさんと待ち合わせ。

ギターのおじさんの庭付きの家で3人でリハーサル。ギターのおじさんの奥様にケーキを焼いていただいたのをご馳走になる。

車で船着場に向かい、マイクの調整をしたり、飲み物いただいたりしながらお客様が乗船するのを待つ。

18時、お客様の乗船。私は紹介があるまで自分の席にいて、友達と久しぶりの再会を楽しんでいました。

19時、開演を知らせるおじさんたちの演奏による美しき青きドナウが流れ、その後何を言ってるかさっぱりわからないキャプテンのご挨拶があり、そしてその日の出演者である私が紹介されました。

呼ばれた私は前へ行きマイクを持ちリハーサルで歌った歌を次から次へと歌い始めることになりました。おおよそ15曲ぐらい歌ったでしょうか。驚きとたくさんの拍手をいただきました。私が歌っている間、既に食事は始まっていたので、聞きたい人は聞くし、聞きたくない人は聞かないと言う感じの状態ですが、たくさんの人がこちらに視線を送ってくださっていたのは感じました。そして、演奏後も何人もの人に声をかけてもらいました。

その後、お船のビュッフェを美味しくいただきました。その間おじさん2人は客席を回って皆さんのリクエストに答えたりしていました。

そして21時、クライマックスがやってきます。おじさんたち2人が私たちのテーブルにやってきて、ハッピーバースデートゥーユーの曲が流れます。すべては秘密の用意をされていました。キッチンから直径30センチ位の大きなチョコレートケーキとシャンパンがやってきて、みんなでピアニストさんのお誕生日のお祝いをしました

船に乗ったお客様たちは観光客の方が多く、隣のテーブルの中学生の女の子はルーマニアから来ていたのですが、日本語がペラペラでたまたま乗り合わせた船に日本人の私が歌を歌ったり、隣の席に日本人が座っていると言うこと、大変喜んでいました。

1年に1回ぐらいこういうイベントに参加できて、皆さんの前で歌が歌える機会があるといいなぁと思った1日でした。














 

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10月16日ホフマンコンサート

2024年10月20日 14時39分36秒 | Weblog

遅くなりましたが、少し落ち着きましたので、ゆっくりブログを書く時間が取れました。

ウィーンに着いて、最初の日は寝るだけでしたし、15日は午前中に買い物をして、みんなでパンやハムチーズの食事を楽しみました。

午後からホールに向かい、2時間ほどリハーサルをし、といっても、ピアニストさんとは2週間いや3週間ぶりの合わせだったので、少し時間を必要としました。

16日の午前中はみんなで前日と同じように、パンやハムチーズの食事を楽しみ、夕方ホールに向かって少しリハーサルをしました。

リハーサルの後に水筒の水が気管支に入ってしまって、かなり咳き込んだので、喉はガラガラしてしまったのですが、本番には影響はそれほど出なかったように思います。

自分の中では、最初から最後まで緊張が取れず、かなり体に力が入ってしまったように思います。力が入れば高い音を出すときに後ろに引っ張ってしまうので、音程が少し下がってしまうようなことがありましたが、来てくださったお客様の中には、「ウィーン人でさえ、こういう曲目をこんなに素敵に歌える人はいませんよ」と褒めてくださったので、やって良かったなと思いました。

残念なのは、お客様が予想したよりも多くなく、2、30いったところだったでしょうか。それでも来てくれてたギターのおじさんや友人知り合い、全くわからないご近所の方たち、ホール関係者など皆さんとても楽しんでいただけたように思います

そのギターのおじさんが難しい顔をして「お前はもっと上手に歌えるはずだ」と言われたので、その日の夜悩みに悩んで、何が良くなかったのだろうかと会議を開いたのですが、次の日にアコーディオンのおじさんにこんなこと言われたんですよと相談をしたら、ギターのおじさんは夜の9時帰宅して、すぐにアコーディオンのおじさんに電話をして、私のコンサートがどれほど素晴らしかったかを力説したらしいです。つまり、良かったけど、これからももっと上手になれるだろうと言う意味だったと言うことでした。

そのギターのおじさんの提案で、ホールだけでやるはずだった曲を次の日の船の中でも歌わせてもらったりしたので、ある部分いい演奏会だったのではないかと思えるようにじわじわとなってきました。













 

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