今日は、立川談春さんの独演会に行ってきました。下町ロケットに出ていた落語家さんです。
場所は、魚津市の新川文化センター。富山に来て初めての動画配信のコンサートをやった場所です。久しぶりって感じ。
さて、落語を見ていて(分野が全然違うので、ただ「いいなぁ」と思うだけなので、本気で思っているわけではないのですが)歌と違うなぁと思うのは、
「独演会」つまりリサイタルと言いながらお弟子さんが落語をする。
今回は前半にお一人だけ短いお話をされました。でもいいなぁと思います。ところが今回は後で書きますが、すごく長いお話を談春さんがされたので、終演予定をはるかに超える公演になりました。なので、お一人で充分二時間おやりになっています。
さて、次にいいなぁと思うのが、しゃべりながらお茶が飲める。
歌でもピアノ下に水を置かれる場合もありますが、話の流れで手ぬぐいで汗も吹けるし、お茶も飲めるからいいなぁと思ってしまいます。
さて、4時終演予定だったのですが、4時21分のバスを逃し、4時37分には絶対乗ると決めていたので、2番目の話の最後の下げ?の部分だけ聞けませんでした。泣く泣くホールを出たという感じです。今度行く時は、ホテルを取ってタクシーで行きます。
なぜこんなに長くなったのか?それは、後半の話そのものが1時間を超える大作?だったようです。「御神酒徳利」というお話で、軽く1時間超えてたように思います。
でも、そんなに遅くなったのは、この話だけが原因ではなく、前半の「かぼちゃ屋」という短い落語の前の「枕」という部分が、めちゃくちゃ長かったのです。
そしてそれが面白い!今の女性週刊誌をにぎわす俳優さんの話や、ドラマの話、富山になぜこれまで来なかったのか、昨日の夜の食事の話など、もう次から次へといろいろな面白い話をしてくれました。
テレビじゃできない話ばっかりです!これが面白い。生の魅力ですね。
お弟子さんを聞いている時は、マイクのせい?聞き取りにくい部分がありましたが、談春さんのは、声を押さえても、端折ってしゃべっているようでも、全部入ってくる。この違いはなんだ?
女性の役も、どんな役でも、ほとんど同じ声でやっているのに、役が変わった瞬間に誰のセリフなのかわかる。すごいなぁ。何が違うんだろうって思いながら聞いていました。
ちょっと落語楽しかったので、またチャンスがあれば行ってみようと思います。