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知っている人も多いと思いますが、もう10年以上前からやりたいと叫んでいるけど実現しないのが、この「ドイツリート植物図鑑」の本作成。昨年は自費出版の講習会まで行ったけど、予算250万ですなんて言われて帰ってきた。それなら、自分のブログや(将来的にはホームページで)発表していくのも一つの手かもしれないと思うので、今日記念すべき第一弾をここに。
シューマンの歌曲にSchneeglöckchen(シュネーグレックヒェン)という花の名前の曲があります。日本では見たことがない花なので、みんなこの歌を歌う時、どういうふうに想像をたくましくして歌っているんだろうと不思議に思ったことがあります。なので、写真を撮って公開するのが私の使命?だと思っていたところがあるので今日でかけてきました。
本当は朝6時に起きて早朝の露のかかった花びらをなんて考えていたのですが、夜中に腹痛を起こして断念。昼から出かけることにしました。
今日歩いた場所はロバウというドナウ川沿いの湿地帯公園みたいになっています。お天気がよかったせいか、散歩に出ている人も多く、写真のように馬に乗って散歩している人もいました。
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しかし、ぐるっと見回してもシュネーグエックヒェンはみつかりません。道行くご夫婦に尋ねてみると「あら~2週間来るのが早かったわね!」とのこと。庭先には咲いているところもあるけど、自然の中はまだまだだそうです。よくよく見てみると、川沿いにシュネーグエックヒェンの葉っぱだけをたくさん見つけました。これはコンサートが終わったらすぐくらいにもう一度行かなければならないようです。
それでも散歩しているとお家の庭に咲いている所をみつけました。フェンスが邪魔で写真が撮れないなぁと思っていたところに、家主と思われるおじさん発見。お願いして庭にいれてもらい、念願の写真撮影完了です。
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高さ10~15センチくらいのとってもかわいい花です。シューマンの曲もこの花ににつかわしいかわいらしいつくりの曲になっています。
灯台元暗し・・・
まあ、いいや。花とドイツ歌曲とドイツ文学を3つ一緒に混ぜたいのが、私のやりたいことだから。