Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

フォルクスオパー「こうもり」11.10.2007

2007年10月12日 07時04分47秒 | Weblog
また行ってしまいました。これから年末にかけて、いったい何回「こうもり」観るんだろうと思います。

例えば今日は、先日「魔笛」でパパゲーナをした人が、次の日に「マリッツァ」で妹役(かなりハードな役です)をして、そして今日、イーダ役で出ています。これができないとこっちでは食べていけないんですよね。私みたいに、3年に1回しかリサイタルしないような状態ではいけない。毎日なんかの役で舞台に立っている。またそれができる国である。というのはどっちにしてもうらやましい限りです。

で、役者さんたちとっても慣れているので、毎回少しずつ違うことをなさる。または、誰かがセリフを飛ばしてしまったりしても、誰かがカバーしている。そういうのが、数回観ているとわかります。初めての人は、だれも気がつかない。

こっちの舞台って、舞台の一番前に箱があって、そこに人が入っているでしょう。今日はなぜかファルケ役の人にずっと立ち位置の指示が出ていました。(時々手が見える)この前もやっていた人なんだけど、(そういえばこの前も指示はこの人に出ていた)もしかしたら今年からこの役?かもしれませんね。今日はそういう余計なことばかり観てしまいました。

その上、聞こえるけどわからない単語や文章を、上演中にカバンから手帳をだしてメモったりしてしまいました。上の階はすいているので、今日も立ち見なのに一番後ろに一人で座っていました。あばれても誰も気づきません。

オペラから帰ってきて、種だけ作っておいたハンバーグを焼き、ご飯を炊いて(ジャーがある)その間にプリンの種を作り、ご飯の間にプリンを焼き(オーブンもある・使い方はわからなかったが、適当にそのへんさわったら動いた)そして、まだ12時前。なんとありがたいことか!明日はそのプリンを持って友達と4人でお昼ご飯。3人衆さんが残してくれた、必殺「京風ちらし寿司の元」で久しぶりの再会を楽しもうという計画です。

ロザリンデElisabeth Flechl
アデーレNatalie Karl
イーダJohanna Arrouas
オルロフスキーAnnely Peebo
アイゼンシュタインThomas Sigwald
ファルケDaniel Schmutzhard
アルフレッドPavel Cernoch
イワンHeinz Fitzka
フランクCarlo Hartmann
フロッシュGerhard Ernst
ブリントChristian Drescher
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