反面、いつまでたってもできないドイツ語のご老人が、今日はある問題で全問正解。オ~~~!っと感動。
こんなもんです。
期待に応えるのはなんとむつかしいことか!
舞台や演奏会もそう。
お客さんが期待してるより上に行けば、喜んでもらえる。
さらに上を行けば、宣伝してくれる。
上手いひとだけが舞台に出る資格があるなら、日本の第九はあり得ないし、幼稚園の発表会など、目も当てられない。
反面、どれだけうまくとも、客席の期待に応えられなければ、がっかりさせるし、次につながらない。
それだけ、期待してもらっていたということでもあるから、ありがたいが、その期待に届かない自分にもイライラする。
その上、長年やっているから、実際に舞台に出る前に、だいたいどこまでいけそうか見えてしまう。
来年抱えている幾つかのコンサートで、すでに頭の痛いのが、幾つか。
お客様ではなく、自分がここまではしたいという期待、ここまでは絶対できるという期待に、応えることごできないのでは?という不安がよぎる。
これを、自分が期待しているラインより上にいくにはどうしたらいんだろう?
具体案がでないまま、年末になってしまいました。
一週間くらいどっぷり考える時間が欲しいのだけど、次にそれができるのは、それが終わったはるか後。
頭も身体も二つ欲しい!
クローンできたら、家で宿題させて、自分は外に遊びに行くぞ!と、夢見るのは、子どもばかりではないのだ。