昨日ウィーンのツィプさんから突然電話が来ました。
いくらドイツ語まあまあできるって言っても、電話は口が見えないので聞き取りが苦手。
その上ツィプさんはかなり訛っているし、声が低いので聞き取れない。
それでも昨日はちょっと慣れたのか、初回に比べたら随分わかりやすかったです。
(向こうが丁寧に話してくれたのかもしれませんが)
今回、ギターが大変年代ものですし、普通のギターに比べて大きいので、
飛行機に乗せられるかどうかが、よくわからないのです。
それで、飛行機のお腹に預けられるように、ギターのフランツさんが
電子ピアノが入りそうな頑丈なケース(161×50×24)を購入されました。
もし、機内持ち込みがNGなら、それに入れて預けるそうです。
ツィプはため息をつきながら、
「そのケースを持って2週間移動かと思うと…」とおっしゃるので、
私は「心配いりませんよ。今日宅配と伊丹と東京のホテル全部電話して確認しました。
その大きななら伊丹から送ることができます。
羽田では受け取ってもらえないそうですが、最終のホテルに宿泊前でも送って、預かってもらう手はずもできています。」と
お伝えしたら、ものすごく喜んでいました。
今までいろいろな外国の人とやってきたけど、今回の手はずの良さと、細部に至る準備はすごいと褒めてもらいました。
反面、コンサートで演奏する曲など、全部決めてほしいということには、ちょっと異論があるようで、
「僕たちはお客さんの様子を見て、その場で曲を決めるんだ。女性なら名前を聞いてその名前の出てくる歌とか、
その人の出身地にちなんだ歌を演奏するフレキシブルな感じなんだ。1300曲暗譜で演奏できるのになぁ。」と。
わかります。自由にやってもらいたいのはやまやまですが、
でも、コンサートは先に著作権協会に書類提出しないといけないのですよ。
さあ、もうそろそろ事務作業や、もろもろは終わらせておきたいです。
「受付」って紙印刷したりするのも私の仕事です。
今日のメイン仕事は、予約してくださっている私のCDを200枚包装しなおす作業。
サイン入れますって言ってしまったもんだから、
一度開封してサインして、新しい袋に入れなおすというめんどくさい作業があります。
他にも同封するものをセットしてもらうのに、すごく時間がかかるので、
そして一人ですると気が滅入りそうなので、生徒さん二人に手伝ってもらいます。
夜は舞台の上でしゃべる文章の原稿書きます。(きっと原稿通りにはいかないけど)
あと5日で来日です!