もうじきお盆。
おやじの事をふと思い出す季節になってきました。
俺のおやじは、スパルタ教育
1に勉強2に勉強ぐらいでした。
俺は、4人兄弟ですが、4人とも、学校の通信簿の日には死にそうな顔をしていました。
通信簿の日は、一人一人順番に長男から一列に自分の通信簿を持たせて並ばせ、長男の通信簿から見ていきます。
まず、通信簿の点数が悪かったらどなりちらし(約1時間ほど)そして、次々と通信簿を見ていきます。
それからが、だるい行事です・・・・・・・・
成績の悪い子供を横一列いに並ばせて「何でこんな成績や!!!いうてみい!!」からはじまり、俺らは、「・・・・」だんだんその怒鳴りちらしに、自分の顔から血のけが引いていくのがわかります。それから、今度は吐き気です。
そして、兄貴は、通信簿を口の中につっこまれて、口が血だらけでした。
次に姉貴は、海苔のカンを顔面にぶつけられて、顔面がはれていました。
途中、母に「お前の教育がなっとらんからじゃあああああ!!」といいながら、母に2,3発ビンタでした。
次は、俺「ドキドキ・・・・」
おやじのつけてるベルトをいきなりはずし、ベルトのバックル部分で勢いつけて振り回しバックルで顔をどつかれました。
妹は、ちょこっと頭をたたかれるくらいでした。
ちゅうのも、末っ子で女の子なんで、おやじも、あまり無茶をできひんかったんでしょう。
怒鳴りちらし、どつき、が終われば、次があります。
次は、外の門の前に4人横一列に並らばされて、2~3時間、きょうつけをさせられます。
だいたい、夜の9時ころから、12時頃まで。
それが、終われば、次は、家の廊下に横一列に並ばされて、朝まで正座でした。
次の日の朝は、庭でまたきょうつけです。
そのおやじも今はもう、逝ってまいました。天国か地獄へ・・・・・・・・・
でも、教育熱心も、俺らの事を考えてのことやったし、家庭教師や、塾代等に兄弟で月々50万位かけていましたから、今考えれば、そんなことをされたことも笑い話と思えます。
おやじの素性については、いろいろとありますので、また書きます。
おやじが、あの世から、「こんなこと書き腐って!!」って怒ってるかもしれません。
でも、もうベルトでしばかれないから大丈夫