以前、依頼したご両親がわざわざお礼しに来てくださいました。
いろいろ話ましたが。
ふと気が付いたら、2時間位たっていました。
わざわざお土産まで頂き有難う御座いました。
やはり、お子様の事がご心配なんでしょう。
特にお気にされていたことは、また闇金に手を出すんではないかということでした。
当職としても、二度三度と闇金に手を出す方を何回も見てきました。
でも、ご両親に言いづらかったですけど、正直に二度三度と手を出す可能性は十分にあることを言いました。
でもいろいろ話ましたが、当職としては、結論としては「ご本人の意思次第」としか答えようがなかったです。
私として、子を思う親の気持ちがよく分かりました。
私にも子がいますが、まだ小さいので、若造の私にはまだまだ親の気持ちというものを考えなあかん!!と思いました。
助けてもらえる親がいてそのご依頼人さんは幸せかと思います。
当職みたいな若造の意見を先生と言って、若造の意見をお聞きくださってどうも有難うございました。
俺にも、このような母・父がおったら・・・・・・と思いました。
私が拝見したところ、お父さんは気は優しく頑固者って感じで、お母さんは楽天家ちゅう感じにお見受けいたしました。
いいコンビのご夫婦かと思いました。
話が弾み私のこの今までの人生も聴いて頂きました。
私は、ちょと涙がこぼれてしまいました。
私の父の死とか姉の自殺とかいろいろ聴いてもらいました。
そして、元気づけられる言葉を頂けました。
子も離れ、一軒家に犬一匹と住む様子、今までの人生の話結果、
お母さんが「先生がかわいそうになってきた」ってお言葉を頂いたときには、泣きそうになりました。
子の事を心配している親の為に、ぜひ、お子様(ご依頼人さん)には頑張って頂きたい所存です。
お父さんは、お子さんの前では正直なお気持ちを出せていないかと思いますが、ぜひ、その私にお話しして頂いた内容をお子様にお話して頂きたいものです。
お父さんのお気持ちはすごく分かります。
父(男)は、なかなか子に優しく物事をお話しできないものです。
強い父でいつまでもいたい。
私もその気持ちはすごくわかります。
だから、私の子にも、正直に優しい言葉をかけてやられなかったのが後悔です。
私は、この度の件で、非常に殺された父・自殺した姉と酒でも呑みかわしたい気分になりました。
でも、父・姉もいない現実。
身に染みる感じです。
このようなことがあり、ついつい、前妻に電話して子と話しました。
でも、不思議なもんで、何を前妻と子らに話したらいいのか混乱してしまい、電話を切ってしまいました。
本日は、ご依頼人のご両親に感謝です。
親というもの、子に対する愛情、等など、この若造の私には勉強になりました。
これだけ、闇金がいろんな人間を苦しめていると・・理解して欲しいところです。
求めるのは金だけやないと思います。
闇金やっている人々、ご自身の子もいるでしょう。ご両親もいるでしょう。
闇金の取り立ての電話で、「もう終わりや!!」、「死にたい!」と思っている人々もいる。
確かにヤミ金から高金利を了承して、借りている人も悪いかともおもいますが・・・
私は、100%善意の人間ではありません。
金も欲しいし、自分の欲望もすべて叶えたいとも思う。
でも、偽善者ではない。
もちろん、闇金処理をボランティアでやってはいない、報酬は頂いている。
でも、当職の生活が安定状況にあるならば、ボランティアで喜んでやるつもり。
子への養育費支払い、事務員の給与の支払、ローンの支払もあるし、無償ではできない。
今日いらっしゃったご依頼人のご両親に「なんで、そんな根性があるんですか?」と聴かれましたが、当職には根性なんかまったくない。
唯一、言えることは、守る者(妻・子)がないから、いつ命がなくなろうがどうでもいいと・・・・・・・
今日は、ほんま、いい勉強になりました。○○ご両親へ・・・・有難う。
最近は、何か、いい事というか自分の人生を振りかえさせていただく話をよく頂戴いたします。
有難う御座いました。
司法書士鈴木 厳士
失礼致しました。