本日も何社か闇金整理をしました。
ある一人の相談者さんが、当事務所へご連絡ありました。
話を聴いてみると、闇金から多額な金額を要求されて、それを「支払うのは無理」言ったところ、救急車や消防車などの嫌がらせ、近隣へ電話をかけまくってのいやがらせ、もちろん個人情報で知っているところには無茶苦茶している状況で、警察署へ行ったとのこと。
そして、その警察署が、これは県警扱いにすると言われたみたいです。
そして、当職に電話をかけてきて闇金の整理の依頼を申し出てきました。
でも、私は、お断りしました。
というのも、もう県警まで動いている状況で、今現在当職に受任を依頼したところで内に報酬だけはらって、何もならんかったという可能性も大ですので、それをよくよく説明しました。そして、後は、県警に任せて整理した方がいいと。
当職も商売ですので、報酬欲しさに受任することは簡単な事ですが、現状県警が動いている状況で、当職が入っても解決の可能性が低いのに、ご依頼人さんにご迷惑かけるかもしれないから、後は県警に委ねた方がいいと。
すると、ご相談者さまは、うちのブログを読んでくださって、感動してかけたこともお聴きしました。
私としては、望外の喜びでした。
何かあれば、当職にご相談ください。受任はしてないので報酬も発生しないので、何かあれば、気にせずお電話くださいと。
そのご相談者様に聴くと、内にかける前に他の事務所へかけたみたいですが、一発目から「まずは着手金を振り込んでください!!処理できますので。」とっ。
余りにも報酬目的で安易な回答です。
絶対処理できるとか言える人間は、闇金整理では、どの組織も個人も言うことはできません。
私は、受任前は必ず言う事は「こちらも全力をつくすが、ご相談者様も腹をくくって、当職と一緒に解決していく気持ちでおられなければ、当職は受任できません。なぜかというと、警察が入ろうが、法的機関が入ろうが嫌がらせする闇金はいますので。そして、嫌がらせ行為に対する対応策はいろいろあるので、当たり前のことですが、それはもちろんさせて頂きます。この件に関しては、当職は半永久的にご依頼人さんの代理人ですので、何か月後かに、闇金が司法書士がご依頼人さんから離れたと思って取り立てをする場合がありますので、その時はお気にせずご相談下さい。」です。
他人の通帳・携帯電話を使用している闇金の嫌がらせ行為をすぐにやめさせると約束できる人間はいません。
もちろん、闇金を検挙すればすみますが、警察も検挙するには内偵捜査から始まって期間はかかります。
その間は、取り立てが継続する可能性があるからです。
とにかく、私は、受任したからには全力を尽くします。
適当な受任はしないです。
解決はできるが、嫌がらせ等の行為を絶対やめさせるということは約束できないのが現状です。
それに対する対応も、もちろん全力でさせて頂きます。
結論的に言えば、いい加減に受任して、今現在収入があっても、今後にはつながらないということですね。