個人的意見としては・・・・・・
合法なファクタリングと違法なファクタリングの違いとしては・・・・
手数料の金額の問題。
TVの場合のファクタリングでは、回収行為に脅しが入っている。
この脅している行為に関してはファクタリングでもなくても、成立する。
会社へ行くとかは別に恐喝行為に該当しないと思う。(まぁーその前後の会話で脅しにとられても仕方がない場合もあるが・・・)
特に警察に言うとかなんか、どう考えても恐喝にならない。
言ったらいいやんって言えばいい。
結局は、このTVの債務者が誰にも知られたくないという自己の意思が入っていると思う。
それは、こういった闇金業の対応の仕事をしていれば、俺自身身、依頼人さんの気持ちが身に染みて分かる。
だから、うちは、努力は最善にするが、腹を括ってくださいといつも言っている。
そして、絶対受任してもダメな業者は受任しても一緒やし、司法書士報酬だけプラスされるだけで、何ら、相談者に得がないから、いや逆に司法書士報酬分損する結果となるので、お断りする。
もし、適当な業務するんであれば、受任しまくりますよ。そして、闇金が暴れても我慢してくれっていいますよ。でも、内はそないな事はしたくないから、そういった状況であれば、依頼をお断りする。
どうなるか結果があまり予想がつかない場合は、相談者さんに決定してもらっている。ほいで、依頼するというのであれば、受任している状況。
このTVの業者は、ファクタリング協会とかに闇金なみの対応をしている状況で、悪徳業者ととられても仕方がないと思う。
だから、TVが、ファクタリングの合法違法の前提として恐喝罪と、それ以外に何らかのいろいろな証拠をつかんでいて他の罪でも立件できる(その業者に対して多数の相談がよせられていて、貸金業法・出資法の脱法行為等)、少なくても刑事事件で訴えるという強腰でやっていると思う。
じゃなかったら、この脅し程度でどの位警察や検察が動くでしょうか。
まぁーマスコミがしているから、警察等は動くやろうけど、検挙されても・・・・大した刑にもならないと思うが。
まっ、貸金関係もファクタリング関係もなんら関係のない人間を脅して何千万もとれば、恐喝罪もきつい刑になるやろうけど。
きっちり筋の通った会話をして、手数料の問題だけであれば、裁判での解決するしかない。
そうやったら、おそらくTV放送していないでしょう。
実際、あやしいファクタリング業者(社)でも、堂々と債務者に対して裁判をしている業者もいる。
何度か、ファクタリング業者(社)と話をしたことはあるが、通常の会社のような丁寧な話口調で、TVでやっているような話し方は一切しない。
当職「依頼人に渡した金額に対して、過去の判例上多額やと思うのですがね。」と。
相手「手数料が高額だとは思いませんがね。」
当職「過去の判例は御読みになったことありますか?」
相手「過去の判例は、その諸事情によって変わるでしょ。」
当職「しかし、概算で計算したら渡した金額と手数料の思慮してみて下さい。」
相手「だったら、訴えて下さい。弊社も○○様の給与債権の譲渡通知を内容証明で送りますから。そして、ご請求もします。もちろん、お支払いがない時は、弊社も○○様を訴えて差し押さえをさせて頂きますから。」
とっ、実際はこんな感じです。
まっ、警察も闇金なら架電したりはできるけど、ファクタリングはなかなか難しいとも言ってた。それゃーそう。ファクタリング業者が警察にも堂々と話をして対応すれば、逆に民事不介入の警察の責任追及されるかもしれんし。
でも、最近はファクタリング業者も日に日にパクられてきている。
ちゅうのも、やはりなんでもそうやけど、流行りだしたら適当なことをして足を引っ張られるファクタリング業者も増加するし。
ファクタリングをまねて、適当にやっていれば、ぱくられてしまう。
日に日に増加している違法ファクタリン業者。当然やけど、違法ファクタリング業者が増加すれば、それなりに検挙率も上がって、パクられる業者も増加する。
合法的な一般的な貸金業者であれば、司法書士、弁護士が代理人として介入すれば、代理人を介してでなければ、直接依頼人さんに請求(架電したり、手紙を送付したり)できません。
これは法律によって、義務付けられてます。
ただし、貸金返還請求訴訟を起こすことはできますが。
でも、ファクタリング業者に対しては、代理人が介入しても本人への請求ができます。
法律で規制されてませんから。
貸金業者に対しては貸金業法によって、上記の様に規制されてますから。
次いで、ついで、貸金業法は、自宅への訪問も、架電も時間制限されているが、ファクタリング業者に関しては、そのような規制がない。
この業者が仮にきっちり正規な請求をしていれば、民事事件での訴訟でどうなるかという結果ですね。
まっ、全体的に見て、貸金業の脱法行為と見なされれば、刑事事件となるでしょうが。
うーーーーーーーーーーーん、久々に見てやはりTVはTVって感じかな。
だから、ぜんぜんTVを見なかったんやけど。
やはり、ヤフーニュースを適当に見ているのが一番かな。それでも話半分で読んでいるが・・誇張が多いのも結構あるから。
とくに、バラエティー系のこういった番組は俺自身好きではない。
最近は、ファクタリング業者は、現実は上記に記載した内容で、依頼人さんの利益にならないのでお断りしている場合が多々ある。
じゃー裁判でもなんでもしたらって反論が返ってきそうやけど、そうなれば、通常の報酬とは異なり過大にもなるし、司法書士は簡易裁判所での代理権しかないので、相手が控訴すれば、弁護士に依頼するしかなくなる。
結局は、弁護士に依頼しても費用倒れになりかねない。
裁判も長期になる可能性もある。
つまりは、ファクタリングには自己の触らないのが一番。
ファクタリング自体合法。
でも、最近はファクタリングが増加して、どうみても違法かなって思ってもそれなりの証拠もなければなにもない。
まっ、こんだけTVで取り上げられているくらいやから、新しいファクタリングを規制する法律等できるでしょう。
まぁ~その分TVは役に立っているかな。
一応、TVで最後に「おたくらのせいで、ちゃんとしたファクタリング業者が迷惑しているんだ。」って言ってたけど、それが基本的に前提であるから、そのことについてもしっかりとTVで説明すべきやと思う。
一般的に法律をあまりしらない人にとっては、このTV放送は、「ファクタリング=違法闇金と一緒」と思わせかねない。
もっと、注意深く視聴者が間違わないように説明すべきである。
以上、うちの意見でした。