去年の10月頃、闇金業者9社から借入のある方の受任を致しました。
地方の方であり、9社の内7社は、この先取立て行為をしないとの合意をしました。
2社は、一歩も引きさがるつもりがなく、こちらとしても、警察に介入してもらおうかと考えていたところ、ご依頼人が、知り合い・親戚の電話番号等を闇金業者へ申込時に言っていた為、ご依頼人は、親戚等に電話をかけてもらっては困ると言い張っておりましたので、警察の介入を見合わせました。
そして、当方が、その2社に何度も電話しても、引きさがるつもりがないようでした。
いつも、私は、ご依頼人さんに対して「闇金業者を整理するつもりならば、ご依頼人も腹をくくって頂かなできませんよ。勤務先・闇金業者に知られている個人情報先に電話がかかってくることを覚悟して頂かなければ、当職としても、受任できませんよ。」と言っております。
闇金業者は、違法業者の為、ご依頼人の勤務先や、申込時に闇金業者へ伝えた友達・親戚の連絡先に、電話をかけることがありますので、そのような同意を頂いて受任しております。
このご依頼人さんは、初めは了承したのですが、他の連絡先にかけてもらっては困るということだったのですが、やはり、結論は、他の連絡先にかけてもらっては困るとのことでした。
当方としては、いた仕方なく、この2社に関しては、辞任させていた頂くことにしました。
「辞任させて頂くけれど、何かあれば、いつでもお電話してください」と最後にお伝えしました。
その後、1ヶ月に1回ほど、そのご依頼人から連絡があって、相談にのっていました。
その都度に、その2業者からひどい取立て行為にあい、金利を入金している状況だと聞いておりました。
当方は、「そんなに金利を払ってこのままずっと払い続けることができるわけではないですよ。結局は、最後には金利を払えなくなり、依頼人さんが一番危惧している知人・親戚のところに電話がいくから、早めに決着をつけなあきませんよ。おそかれはやかれ、そうなるのは、分かっている状況ですから。最寄りの警察署の生活安全課へ行き、当職に電話をください。そして、当職が直接刑事と話しをしますから。そしたら、警察も門前払いできず、相談にのってくれますから。」と。
すると、ご依頼人は、やはり、知人・親戚に嫌がらせ電話がくるのを怖がって、なかなか警察へ行ってくれませんでした。
その後も、同じように、月に1,2回ご依頼人から相談の電話がかかってきました。
その後、ちょっと電話がかかってこなくなり、12月頃に電話がかかってきた時には、依頼人さんは、精神が不安定になり、自殺未遂を起こしたらしいです。
私は、「絶対的に、警察へ行き、すべてかたづけるように。そしてすぐに警察署からすぐに当方に電話をかけ刑事に変わるように!」と言いました。
さすがに、依頼人さんも、「分かりました」との回答でした。
が・・
結局それでも、警察に行かなかったようです。
それから年が明け、1月中頃、夕方の5時頃に一本の電話がなりました。
「○○ですが、先生、今西明石にいるのですが・・・・西明石にきちゃいました。」と。
私は、びっくりしました。そのご依頼人さんは、西明石までくるのに新幹線で5~6時間はかかるところに住んでいる方でしたから。
事務所へ案内し、事情を聞くと、闇金でどうしようもなく、結局ここまできてしまったとのことでした。
そして、辞任した2社からの取立て・嫌がらせ行為が継続しており、支払が滞ると、他の業者から借入をさせ(おそらく、グループ闇金)、当事務所へきたときには、闇金業者からの借り入れが27社程に膨らんでいました。
依頼人さんを電話の横に座って頂き、その辞任した1社に電話をかけました。(依頼人さんにもきこえるようにスピーカーで。)
当職「前に○○さんの件で電話した鈴木司法書士事務所ですが・・」
闇金「知らないねーー」
当職「じゃー忘れているんでしょ。。。今依頼人が当方の事務所へきてどうしようもないということなんですわ。もういい加減手を引いた方がええよ!!」
闇金「貸した金は、返してもらわんとねーーー」
当職「貸した金??十分元本超えてるし、おたくに債権なんかまったくありませんよ。」
闇金「元本はまだまだ残ってる!!」
当職「いくら残ってますの??」
闇金「13万」
当職「闇金業者に貸した金は、最高裁でも返す必要がない判例も出てるし、おたくなんか元本も超えて支払受けてる状況で、なにが元本が13万も残ってますの???ええ加減にせな、徹底的に警察介入させて対応するよ。引き際を考えなはれ。」
闇金「内は、もともと違法業者なんで法律なんか関係ないから。うちは、きっちり貸した金は返してもらうから。」
と・・・・・・・・・・
このような会話を1時間近く。
私としても、この闇金と話しても仕方ないと思い、警察に介入してもらうことにし、電話をおきました。
夜の7時頃でしたので、警察署へ行くのは、明日一番とし、依頼人に説明をし、次の日の9時に事務所にくるように言い、安いホテルへ案内して「今日は、ゆっくり休むように」といいその日は、以上でした。
そして、次の日に、当事務所の最寄りの警察署へ依頼人を連れ、行きましたが、生活安全課の刑事が全員出払ってるとのことで、もう一つの警察署へその警察署から電話をかけて頂き、その警察署へ行きました。
3時間程、調書を受けました。
当職は、一番取立て嫌がらせの多い闇金を指摘し、この業者には徹底的に電話をかけてほしい旨を何度も言い、警察署から出ました。
後ほどその警察署から連絡があり、上記の業者には電話したが、他の業者に関しては、依頼人の最寄りの警察署の方に頼んだ方が、今後のことを考えるといいとのことで、最寄りの警察署へFAXしたとのことでした。
依頼人さんに、すぐに今から帰り、その警察署へすぐに行くように言い、依頼人さんは、自宅に帰えられました。
その後、依頼人さんから、電話があり、今最寄りの警察署にいるとのことでしたので、その警察署の刑事に電話を代わってもらい、事情を説明し、すぐにすべての闇金業者へ電話してくれるように言いました。
その後、そのしつこい闇金業者は、取立て行為や嫌がらせ行為をまだやめていないとのことでした。
警察が介入しても、まだ取立て行為を継続する業者は、必ずといっていい程、逮捕されます。
刑事いわく「極道がやっている業者は、引き際を考えていると。それでも下の人間がしつこい取立てをした場合上からお叱りを受ける。取立てをしつこく継続する業者のほとんどが素人。」と・・・・・・・・・・ 確かに・・・・・・・・・・・同感。
地方の方であり、9社の内7社は、この先取立て行為をしないとの合意をしました。
2社は、一歩も引きさがるつもりがなく、こちらとしても、警察に介入してもらおうかと考えていたところ、ご依頼人が、知り合い・親戚の電話番号等を闇金業者へ申込時に言っていた為、ご依頼人は、親戚等に電話をかけてもらっては困ると言い張っておりましたので、警察の介入を見合わせました。
そして、当方が、その2社に何度も電話しても、引きさがるつもりがないようでした。
いつも、私は、ご依頼人さんに対して「闇金業者を整理するつもりならば、ご依頼人も腹をくくって頂かなできませんよ。勤務先・闇金業者に知られている個人情報先に電話がかかってくることを覚悟して頂かなければ、当職としても、受任できませんよ。」と言っております。
闇金業者は、違法業者の為、ご依頼人の勤務先や、申込時に闇金業者へ伝えた友達・親戚の連絡先に、電話をかけることがありますので、そのような同意を頂いて受任しております。
このご依頼人さんは、初めは了承したのですが、他の連絡先にかけてもらっては困るということだったのですが、やはり、結論は、他の連絡先にかけてもらっては困るとのことでした。
当方としては、いた仕方なく、この2社に関しては、辞任させていた頂くことにしました。
「辞任させて頂くけれど、何かあれば、いつでもお電話してください」と最後にお伝えしました。
その後、1ヶ月に1回ほど、そのご依頼人から連絡があって、相談にのっていました。
その都度に、その2業者からひどい取立て行為にあい、金利を入金している状況だと聞いておりました。
当方は、「そんなに金利を払ってこのままずっと払い続けることができるわけではないですよ。結局は、最後には金利を払えなくなり、依頼人さんが一番危惧している知人・親戚のところに電話がいくから、早めに決着をつけなあきませんよ。おそかれはやかれ、そうなるのは、分かっている状況ですから。最寄りの警察署の生活安全課へ行き、当職に電話をください。そして、当職が直接刑事と話しをしますから。そしたら、警察も門前払いできず、相談にのってくれますから。」と。
すると、ご依頼人は、やはり、知人・親戚に嫌がらせ電話がくるのを怖がって、なかなか警察へ行ってくれませんでした。
その後も、同じように、月に1,2回ご依頼人から相談の電話がかかってきました。
その後、ちょっと電話がかかってこなくなり、12月頃に電話がかかってきた時には、依頼人さんは、精神が不安定になり、自殺未遂を起こしたらしいです。
私は、「絶対的に、警察へ行き、すべてかたづけるように。そしてすぐに警察署からすぐに当方に電話をかけ刑事に変わるように!」と言いました。
さすがに、依頼人さんも、「分かりました」との回答でした。
が・・
結局それでも、警察に行かなかったようです。
それから年が明け、1月中頃、夕方の5時頃に一本の電話がなりました。
「○○ですが、先生、今西明石にいるのですが・・・・西明石にきちゃいました。」と。
私は、びっくりしました。そのご依頼人さんは、西明石までくるのに新幹線で5~6時間はかかるところに住んでいる方でしたから。
事務所へ案内し、事情を聞くと、闇金でどうしようもなく、結局ここまできてしまったとのことでした。
そして、辞任した2社からの取立て・嫌がらせ行為が継続しており、支払が滞ると、他の業者から借入をさせ(おそらく、グループ闇金)、当事務所へきたときには、闇金業者からの借り入れが27社程に膨らんでいました。
依頼人さんを電話の横に座って頂き、その辞任した1社に電話をかけました。(依頼人さんにもきこえるようにスピーカーで。)
当職「前に○○さんの件で電話した鈴木司法書士事務所ですが・・」
闇金「知らないねーー」
当職「じゃー忘れているんでしょ。。。今依頼人が当方の事務所へきてどうしようもないということなんですわ。もういい加減手を引いた方がええよ!!」
闇金「貸した金は、返してもらわんとねーーー」
当職「貸した金??十分元本超えてるし、おたくに債権なんかまったくありませんよ。」
闇金「元本はまだまだ残ってる!!」
当職「いくら残ってますの??」
闇金「13万」
当職「闇金業者に貸した金は、最高裁でも返す必要がない判例も出てるし、おたくなんか元本も超えて支払受けてる状況で、なにが元本が13万も残ってますの???ええ加減にせな、徹底的に警察介入させて対応するよ。引き際を考えなはれ。」
闇金「内は、もともと違法業者なんで法律なんか関係ないから。うちは、きっちり貸した金は返してもらうから。」
と・・・・・・・・・・
このような会話を1時間近く。
私としても、この闇金と話しても仕方ないと思い、警察に介入してもらうことにし、電話をおきました。
夜の7時頃でしたので、警察署へ行くのは、明日一番とし、依頼人に説明をし、次の日の9時に事務所にくるように言い、安いホテルへ案内して「今日は、ゆっくり休むように」といいその日は、以上でした。
そして、次の日に、当事務所の最寄りの警察署へ依頼人を連れ、行きましたが、生活安全課の刑事が全員出払ってるとのことで、もう一つの警察署へその警察署から電話をかけて頂き、その警察署へ行きました。
3時間程、調書を受けました。
当職は、一番取立て嫌がらせの多い闇金を指摘し、この業者には徹底的に電話をかけてほしい旨を何度も言い、警察署から出ました。
後ほどその警察署から連絡があり、上記の業者には電話したが、他の業者に関しては、依頼人の最寄りの警察署の方に頼んだ方が、今後のことを考えるといいとのことで、最寄りの警察署へFAXしたとのことでした。
依頼人さんに、すぐに今から帰り、その警察署へすぐに行くように言い、依頼人さんは、自宅に帰えられました。
その後、依頼人さんから、電話があり、今最寄りの警察署にいるとのことでしたので、その警察署の刑事に電話を代わってもらい、事情を説明し、すぐにすべての闇金業者へ電話してくれるように言いました。
その後、そのしつこい闇金業者は、取立て行為や嫌がらせ行為をまだやめていないとのことでした。
警察が介入しても、まだ取立て行為を継続する業者は、必ずといっていい程、逮捕されます。
刑事いわく「極道がやっている業者は、引き際を考えていると。それでも下の人間がしつこい取立てをした場合上からお叱りを受ける。取立てをしつこく継続する業者のほとんどが素人。」と・・・・・・・・・・ 確かに・・・・・・・・・・・同感。
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