少し前に TV の番組でビートたけしさんが紹介していたバンド、ベンダ・ビリリ。
公式HPより
その力強さと明るさとに圧倒され、彼らのドキュメンタリー映画があったと知り慌てて検索して
東京では今のところこの2週間が最後の上映となる下高井戸シネマへ観に行ってきました。
コンゴ民主共和国の首都キンシャサで路上で暮らす障害を持つパパ・リッキーが
その生活を抜け出すためにと仲間を集めて作ったバンドがベンダ・ビリリ。
たくましく、夢を持ち続け、その歌詞は日々の苦難をたくさん含んでいるけれど
決して涙にくれているわけではなく、前を向いて明るく。
パパ・リッキーがその才能を見抜き、メンバーに加えた手作りの楽器を奏でる
ストリートチルドレンだったロジェとの交流にも心うたれました。
たけしさんとの番組の中で、パパ・リッキーは音楽をやろうと思ったきっかけは
モハメド・アリとジョージ・フォアマンの対戦<キンシャサの奇跡>に先がけて行われた
コンサート「ザイール’74」だとおっしゃっていました。
このコンサートの様子は私も前にレポートしたようにソウルパワーという映画で観ましたが
あのパワーがこのパワーの源になった!と思うととても大きな歴史の流れを感じてしまいます。
日本公演を聴き逃したのが本当に残念。
ま、滑り込みで映画を観られただけでもラッキーでした。
また来日してくれることを願いながら CD を楽しみましょ♪