金曜日からどっぷり浸かっていた本を昨日の朝、読み終えました。
宮部みゆき著・小暮写眞館
宮部みゆきさんの本は好きで結構チェックしていたつもりだったのですが
去年の5月に出版されていたと知ってアレアレ?
慌てて図書館に予約したら3ヶ月待ち ^^;
ま、仕方がないわね。
職場でそんな話をしたら「そこにあるよ!」とボスが蔵書棚を差して…
へ?
灯台下暗し(苦笑)
ありがとうございま~す!
ウキウキでお借りしてきました。
でもね、この本、700ページもあってなかなか時間がかかりそう。
重たいのも何のその、どこへ行くにも持参して
たった2駅の電車の中でも本と老眼鏡を取り出しもくもくと…
日曜日の夜だって、自主練で歌って飲んでカラオケで笑い過ぎてクタクタになって
それでもまだ読む読む(笑)
前半、このままこの調子で続くのかなぁとちょっと気持ちがダレたところがありましたが
いやいや、そんなに甘くはありませんでした。
愛すべき主人公とその弟、家族、友人たちに引っ張られて
かなり重くズシリときてしまうような状況へ ・ ・ ・
そこを閉塞感を感じさせずにスルリと切り抜けるのが宮部流(?)
話が上手過ぎると言ってしまえばそれまでだけど
微妙な匙加減で緊張感があってぐんぐん引き込まれます。
読み終えた時にはこの表紙のようにフワッと春の光と風を感じさせてくれました。
ボスのコメント「裏切らないよ」はハズレてませんでした~ ^^
さぁて、今日はマイミク・みほさんに教えていただいた強力汚れ落としで換気扇をやっつけます!