最近、また夏らしい気候が続いていて、毎日暑いですね。
今日は、朝一番に家で見たニュースについて、
感じた事を書きたいと思います。
今朝、出勤前にみた、民放の情報番組で、
中国で起こったバスの事故映像が流れていました。
同じ映像をご覧になった方もいらっしゃると思います。
車内の様子が、カラーで良く映っています。
楽しそうに談笑する子供の姿もありました。
しかし、次の瞬間、
バスは後ろからトラックに追突されました。
ドライバーは体が前後に揺さぶられ、
ついには車外に投げ出されて見えなくなってしまいました。
人形のように、天井に次々と飛びあがる人、
カメラの前に迫ってくる、席から投げ出された人の顔…。
事故前の和やかな映像とあまりに違うギャップに驚き、
本当におぞましい、吐き気のする映像でした。
そんな映像が、朝の情報番組でサラリと流れ始めたのです。
私は何とも言えない感情が湧き上がりました。
こんな映像がテレビで流されて良いのかと。
昔と比べ、技術は急速に発達しました。
カメラは高性能で録画され、
ブラウン管のテレビでは考えられなかった、
大画面で、映りの鮮明な液晶テレビ、
タイムリーに入って来る世界中の情報…。
これらは大変素晴らしい進化ですが、
気を付けるべきこと、
すなわち、
被害にあった人への配慮や、
観る側の人への配慮は、
技術が進歩しても、
時代が変わっても、
メディアに携わる人たちは、常に気をつけなければならない点だと思うのです。
観ている側は、みんな平和な人たちばかりではありません。
今は平和に暮らしていたとしても、
過去には、忌まわしい事件や事故を直接経験した人もいます。
そんな人が、こんなリアルな映像を一方的に見せられたら、
どう思うでしょうか。
また、今回の映像は外国人でしたが、
同様の映像が日本人のものだったら、
テレビ局は取り上げたでしょうか?
外国で起こった出来事だから、
顔にモザイクをかけなくても、
生身の人間が車外に投げだされる様子を放映しても、
どうせその人たちと出会う可能性は低いから、
そのまま放映してもいいと思っているのでしょうか?
何だか、メディアの人の心が、
無感情になっている気がしてなりません。
寂しいです。
最近、歴史ある新聞社が、
インターネット業界の会社に買収されることがありました。
情報が即座に流れるテレビやインターネットは貴重な媒体ですが、
新聞は人間が記事を書き、
複数の人のチェックを経て、
はじめて発刊されます。
新聞は、テレビやネットに比べたら、速さには勝てませんが、
沢山の人々の手が入った、とても質の良い情報媒体だと思いました。
改めて、テレビやインターネットの危険を感じた出来事でした。
今日は、朝一番に家で見たニュースについて、
感じた事を書きたいと思います。
今朝、出勤前にみた、民放の情報番組で、
中国で起こったバスの事故映像が流れていました。
同じ映像をご覧になった方もいらっしゃると思います。
車内の様子が、カラーで良く映っています。
楽しそうに談笑する子供の姿もありました。
しかし、次の瞬間、
バスは後ろからトラックに追突されました。
ドライバーは体が前後に揺さぶられ、
ついには車外に投げ出されて見えなくなってしまいました。
人形のように、天井に次々と飛びあがる人、
カメラの前に迫ってくる、席から投げ出された人の顔…。
事故前の和やかな映像とあまりに違うギャップに驚き、
本当におぞましい、吐き気のする映像でした。
そんな映像が、朝の情報番組でサラリと流れ始めたのです。
私は何とも言えない感情が湧き上がりました。
こんな映像がテレビで流されて良いのかと。
昔と比べ、技術は急速に発達しました。
カメラは高性能で録画され、
ブラウン管のテレビでは考えられなかった、
大画面で、映りの鮮明な液晶テレビ、
タイムリーに入って来る世界中の情報…。
これらは大変素晴らしい進化ですが、
気を付けるべきこと、
すなわち、
被害にあった人への配慮や、
観る側の人への配慮は、
技術が進歩しても、
時代が変わっても、
メディアに携わる人たちは、常に気をつけなければならない点だと思うのです。
観ている側は、みんな平和な人たちばかりではありません。
今は平和に暮らしていたとしても、
過去には、忌まわしい事件や事故を直接経験した人もいます。
そんな人が、こんなリアルな映像を一方的に見せられたら、
どう思うでしょうか。
また、今回の映像は外国人でしたが、
同様の映像が日本人のものだったら、
テレビ局は取り上げたでしょうか?
外国で起こった出来事だから、
顔にモザイクをかけなくても、
生身の人間が車外に投げだされる様子を放映しても、
どうせその人たちと出会う可能性は低いから、
そのまま放映してもいいと思っているのでしょうか?
何だか、メディアの人の心が、
無感情になっている気がしてなりません。
寂しいです。
最近、歴史ある新聞社が、
インターネット業界の会社に買収されることがありました。
情報が即座に流れるテレビやインターネットは貴重な媒体ですが、
新聞は人間が記事を書き、
複数の人のチェックを経て、
はじめて発刊されます。
新聞は、テレビやネットに比べたら、速さには勝てませんが、
沢山の人々の手が入った、とても質の良い情報媒体だと思いました。
改めて、テレビやインターネットの危険を感じた出来事でした。