今の季節、ロワールでは、夜が明けるのは7時半くらい。
朝食を食べ、仕事に向かうときに見られる畑の景色が好きだ。
醸造所に着いたらまずは樽とタンクに異変が無いかをチェック。
毎日欠かさず、朝と夕方帰る前に。
この日は畑仕事からスタートして、昼前に切り上げ必要な器具を探しにホームセンターへ。
家庭でワインを絞るためのプレス機やコルクなど醸造器具が揃っていてワクワクしました。
それからブドウを買わせてもらう生産者の畑へ。
今の状況を一緒に見ながら、畑で仕事をする上での哲学を聞かせてもらう貴重な機会でした。
彼女は生物の多様性を大事にするため、イラクサなど様々な植物の成分を使ってブドウの病気を防ぐ努力をしているとのこと。また、それらの知識は同じような考えを持つ生産者たちの間で共有され、またある程度体系化されているそうです。
そのようなやり方はぜひ取り入れていきたいと感じました。
それから一緒に近くのレストランへ。
ローカルな食材、ローカルなワインが提供されていて、とても美味しく素敵な時間でした。
中でも前菜のビーツが素晴らしく美味しかった!
ごま油で和えてありました。
この日は仕事が終わっていつものスーパーへ買出し。
シャルキュトリ(ハム・サラミ・パテなどお肉の加工品)とチーズ類を補給。
少しずつ運転にも慣れてきて、無事に帰ってきました。
お借りしている車は大きいけど運転しやすく、だんだん愛着が。
一緒に滞在しているソムリエの阿部さんの料理がいつも本当に素晴らしく、
マッシュルームのサラダは絶品でした。
この日は先日購入したロモランタンという、現地でも忘れられた品種と呼ばれているブドウのワインをいただきました。
これまた忘れられない味になりそうです。
こうしてこの日も夜が更けていきました。
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