トリノパラリンピック日本代表候補たちＵＳＡで奮戦

現在アメリカのシカゴで行われている
ＮＳＨＬ（ナショナルスレッジホッケーリーグ）のエキジビション大会で
シカゴチームのメンバーとして参戦している
トリノパラリンピック日本代表候補の吉川選手から初日の連戦を
２連勝したとの連絡が長野チームの掲示板に書き込みがありました。

ナショナル・スレッジホッケー・リーグはトロント、モントリオール
オタワ、シカゴをオリジナル４として始まるプロ・セミプロ化を目指した
アイススレッジホッケーのリーグ戦で、昨年からエキジビション大会が
始まっており,シカゴチームはソルトレークパラリンピック優勝のＵＳＡ
チームのメカニックだったJeff Ueno氏（現日本代表アシスタントコーチ）
が率いるチームで、同じくソルトレーク大会最優秀選手で元ＵＳＡ代表
シルベスター・フリス他、マット・コッペンス、ブライアン・ルーヒ、
マイク・ドイルら元ＵＳＡ代表メンバーに（彼らの実力は現在のＵＳＡ代表
以上と言われているが、彼らはトライアウトに参加してないらしい）
日本チームからは、遠藤、高橋（東京）上原、吉川、石田（長野）
須藤、永瀬（北海道）らが参戦して毎回好成績を残しています。

今回もシカゴチームは好成績を残してくれることと思います


これから各都市で大会が行われ日本選手は自腹で参戦ということに
なりますが、この経験がトリノ金にきっと役立ちますように・・・・

ミンダナオ島の旧日本兵生存のニュース

今ニュースではミンダナオ島の旧日本兵２名が
生存していたニュースで持ちきりですが
戦後６０年たった今でも戦争の傷跡が残っているという
ことを思い知らされるニュースです。

戦争は正義という大義名分のもとに
一部の権力者によって開始され多くの国民の犠牲に
よって戦勝国と敗戦国を生み出す。多くの命を奪い
傷つけ、村や街を破壊し、劣化ウラン、毒ガス、枯葉剤、貧困
対人地雷など戦後も多くの負の遺産を残し罪もない老若男女を
傷つけ、憎しみの連鎖を繰り返してきた。
そしていつも被害を受けるのは小さな子供たち・・・

今も世界のどこかで紛争が勃発している。
なのに日本人は平和でいることが当たり前のように
感じて暮らしているような気がする。
平和であるというのはいいことなのだが
ある意味昔に比べて毎日殺人事件が増えているように思えるのだが

生きているという奇跡

今日は叔母の同居人の方が入院している松本の信大病院へ
お見舞いに行ってきました。

その方は今年の一月に大動脈瘤破裂で咲く総合病院へ緊急入院し
血管のバイパス手術のためヘリコプターで信州大学まで
搬送され手術を行いましたが、経過が悪くもう５回の手術を
行いましたが、担当医はもう体力が衰えていて再手術が不可
とのことだそうです。

叔母は２度の離婚暦がありもう従兄弟も家庭を持っているのですが
籍は入れずにずっと同居して暮らしており
うちの母もその方とは親戚同様の付き合いをしており
私も海外へ行く時は佐久駅までいつも送り迎えに来てくれました。

本人は意識もはっきりしていますが
時々麻酔の後遺症かおかしなこともいうそうです。
もう血管自体がもろくなっていてつないだ部分から
血管が裂けて出血してしまうのだそうです。

叔母自体は佐久から毎日通いで松本まで
行っていますが、諦めと看病のためかさすがに疲労が見えてます
本人も「このまま目を閉じたらそのままかも・・・」と思い
眠れない状態になっているそうです。

今日は元気そうでいっぱい話をしていましたが
この人の命が、本当にもうじき亡くなっちゃうのって？
不思議な気持ちと切ない気持ちと人間の無力さを
感じました。そして心の中で奇跡が起きるよ、きっと

その人のお兄さんが言うには彼は２度九死に一生を
得て生きてきたのだそうです。

「じゃあ、また来ます」って言って帰ってきたけど
もうこれで合えないのかもって・・・・

一度目の手術で命を取り止めた時
「これは神様がまだ、生きてやらなきゃいけないことが
　あるんですよって言ってるんですよ」
って言ってあげたですけど

きっと、奇跡が起きること、信じて神に祈りたいと思います。
でも、彼はもう充分がんばったのだからって思いもあります。