３月２６日ニューイングランドスポーツセンターの設備

ニューイングランドスポーツセンターに

降り立った時目に付いたのは空を飛ぶ白い鳥

ボストンに近いのでかもめがここまで来てるらしい

ちゃんと入り口には歓迎の垂れ幕が



中の設備は本格的なトレーニングジムや



やまびこの３倍くらいあるプロショップがあり



Ｔシャツや防具、スティックなどが売られていていました。





リンクは東大和サイズのスタンド付リンクが４つ

メインの大きなリンクは観客席がやまびこのリンクを

ひとまわり大きくしたくらいでした。


でもってこのリンクをホームとして

The Minuteman Flames

ていうチームがマイナーから女子やちっちゃい子の

チームがあるというとってもホッケーが盛んなとこらしく

ホッケーショップの一角がこのマイナーチームの

マークが胸に入ったジャージやＴシャツでひとつのショップに

なっていました。



ちっちゃい頃からこのジャージに

憧れてホッケーを始める子がたくさんいてそれがＮＨＬ

やオリンピックの選手になっていくんでしょうね。



ちなみに「minuteman」ていうのはアメリカ独立戦争時代の

緊急招集兵って意味らしいです。いかにもマサチューセッツらしいです。

３月２６日マルボロー、ニューイングランドスポーツセンター

すっきりしたノリを乗せてバスは再びハイウェーへ

しかし、直接リンクへ向い荷物を降ろしてからホテルへ

向う予定が何故かマルボローの街中でバスがうろうろ

モールの駐車場に入り込んだり出たり、運ちゃん迷ったらしい

だいこんくんが「地図ないの？」って

ナビついてるはずなのに・・・・迷ったのかあ・・・・

インター降りてすぐのはずなのに

おいらがリンクの地図を出す。だいじょうぶか？

なんとか予想通りの建物が見えて一安心



ニューイングランドスポーツセンターは

大平原をちょっと登った丘の上にあるって感じで

リンクはメインがやまびこよりちょっと

観客席が広めで残り４面のＮＨＬサイズのホッケーリンクがあり

ホッケーショップや食堂もある。

さすがに本場スケールが違うっすね。


スレッジや防具を下ろして

ちびっ子ホッケー選手たちの間を縫って

運び込むが、おいらたちの到着を予想していなかったのか

ロッカールームの鍵が開いてない

ようやく運び込んだロッカールームはこんな感じでした。

ヨッシーの頭がモヒカンみたくなってますが・・・

桜咲く

会社の駐車場の桜がここのところの

温かさで急に開花しました。


今日はもう八分咲きです。

３月２６日バスの振動にノリ、ピンチ

おいらたちを乗せたバスは、ニューヨークの中心街を離れ

やっぱり、アメリカ、道が広い・・・そして山が無いし、空は青い



大型のコンボイがばんばん走ってるし

バスはめちゃ高速で、結構振動が来る。


突然、川沿いの町に現われたビル街

ハートフォードという町らしい



少し進むとやけに低い高圧電線が見えたりして

こんなん、大丈夫なんだろうかって思ったり。



２時間ほど過ぎた頃だろうか

外の景色はむき出し赤色の地層や

土が見える。

しかししばらくするとまた土の色は一変

アメリカって広いなあ・・・と思った



やがて木が低くなり、白樺の木が目立ってきた

随分気候が厳しくなって来たようで残雪も目立つ

その頃前に座っていたチームの有望株ノリの様子が

マッシーが「はたさん、ビニール袋ない？」と聞く

どうやら、バスの振動にノリが酔ったみたいだ。


運転手にＡ事務局が「どっかに休むとこないか？」と聞くと

あと３０分ぐらいまでないとのこと

がんばれ、ノリ！！


やがてサービスエリアでバスを止め

ノリはそこのトイレに駆け込みすっきり

おいらもそこで降りてみたがやはりちょっと肌寒い



そしてバスの後ろを見ると

こんなナンバープレートでした

超カッコいいでした。

３月２６日マンハッタンを横目に

ケネディー空港からバスに乗り込み

日立アメリカさんが差し入れしてくださった


縁起を担いで「勝つ」ってことで

カツ弁を食べる、さすがアメリカジャンボサイズ

おいらには、ちょっと食べ切れませんでした。

途中、全米オープンテニスが行われるアーサーアッシュスタジアム

ルイ・アームストロングスタジアムが見え

その横にニューヨークメッツのシアースタジアムと

建設中の新しいスタジアムが見えました。



マッシーが「野球場いっぱいあるけど、ヤンキースタジアム？」

と言うと、だいこんくんが運転手に英語で問いかけるのだが

運転手「テニン」とか言う回答でだいこんくん「？」





マンハッタンのビルも見えて来たのだが

誰かが「自由の女神はどこかって聞け！」というのだが・・・

「自由の女神って英語でなんて言うの？」で

全員「？」結局聞けませんでした。

３月２６日JFK到着

到着予定時間ほぼ定刻通り

ニューヨーク・Ｊ・Ｆケネディー空港に到着


入国審査前のエレベータで車椅子組みを

待っていたら、不審者かと思われ、何度も警備の人に質問された。

１０・１１テロ以来警備は厳しくなっているんだろう


入国審査の時には指の指紋を

スキャナーで取り込んでいるようで

何回か強く押し付けられたが

何かおいらの額を指差して言っている

「What's？」じゃあ・・・


監督が言うには「額の油を付けろ」ってことらしい

おいらの指は脂分が少ないってことかい・・・・

なんて感度の悪いスキャナーじゃあ・・・


なんとか通り抜けて荷物を受け取り

日立アメリカさんが手配してくださったバスに乗り込む

これから３時間の長旅だ

ボストンからだとマルボロまで１時間だが

国内線の乗り換えは車椅子では面倒なので

ニューヨーク直行便なのだ。とりあえずみんな元気だ。

３月２６日 ６年ぶりのアメリカ上空

３月２６日早朝、中村選手の車に同乗して

成田空港へ、ノリたちの宿泊しているホテルに車を

帰国まで駐車してもらうことに


午前１２：００過ぎ、定刻より弱冠遅れ

ＪＡＬニューヨーク便が離陸

機内での映画は「恋空」と「ビームービー」を見ました。


アメリカ本土上空に入り

眼下に雄大な景色が見えたので

空撮してました。

写真はミシガン湖上空





エリー湖上空



アメリカの自然って雄大だなあ・・・

山古志村のマリ

今日の志村動物園で「動物と話せる女性」のコーナーで

山古志村のマリが地震のトラウマで

精神安定剤を飲んでいるって知りました。

あんな穏やかそうな顔をしているのに・・・


マリの飼い主に対する思いや

飼い主のおじいさんの

置き去りにしたことへの後悔の念に

改めて犬と飼い主の絆に号泣しそうになった。

そろそろレポート開始します。

そろそろ時差ボケも抜けて来たので

アメリカ　マサチューセッツ州マルボロで

行われたアイススレッジホッケー世界選手権の

日本代表チームレポートと同時に開催されていた

全米障害者ホッケーフェスティバルのようすを

レポートしていきたいと思います。

世界選手権日本チーム戦績

　　　　　　日本チーム最終戦写真(吉村もと氏提供）

遅ればせながら、アメリカニューイングランドセンターで行われた

世界選手権２００８、アイススレッジホッケー日本チーム戦績です。

予選リーグ
３月２９日

日　本　１（０－２、１－３、０－０）５　アメリカ

得点　吉川　アシスト　石田

３月３０日

日　本　１（１－０、０－４、０－１）５　ノルウェー

得点　遠藤　アシスト　三澤

４月１日

日　本　１（０－１、０－２、１－０）３　カナダ

得点　須藤　アシスト　三澤、石田

４月２日　

日　本　３（０－０、１－１、０－１）２　ドイツ

得点　吉川、須藤、石田　アシスト　上原２、須藤、高橋

４月４日

日　本　４（１－０、０－０、３－０）０　イタリア

得点　高橋、遠藤、須藤、石田　アシスト　上原、高橋


３位決定戦

４月５日

日　本　１（０－２、０－１、１－０）３　アメリカ

得点　上原　アシスト　須藤

日本チームは２勝４敗で４位となりました。


バンクーバーの出場権を決める来年の世界選手権は

カナダ（１位）、ドイツ（５位）チェコ（Ｂプール２位）と

予選リーグの同グループで対戦することになりました。

セミファイナルに進出すれば自動的にバンクーバー出場が

決定します。


別グループはノルウェー（２位）、アメリカ（３位）、

イタリア（６位）、韓国（Ｂプール１位）となりました。

懐かしい人たちに出会えた

世界選手権の間にニューイングランドスポーツセンターで

懐かしい往年の各国の代表選手に会えました。

会議に来ていた、スウェーデンのヤン・エドボム
ブラックホークスで来日したマイク・ドイル

テキサスのナイスガイ、ロニー・ハナー

元アメリカキャプテンのジョー・ハワード

元代表ゴーリーグェラJr

トッド・ニコルソンの家族のおっちゃん

カナダのトーマス・グッディングのおっちゃん

（さらに顔が丸くなってたがな・・・）


特に、マイクとロニーとトーマスは

おいらのこと覚えていてくれたみたい


ジェフに会えなかったのは残念だったけどな

世界選手のリザルト

２００８年アイススレッジホッケー

リザルトはこちらで

見られます。


日本チームは予選リーグ２勝３敗で

３位決定戦に進出アメリカに敗れて

２０００年以来の４位となりました

ホンジツゴゴキコクシマシタ

ホンジツゴゴ、ブジ　キコクシマシタ

ワタシ、ニホンゴ、ワスレマシタ