12月26日から27日、吉方位旅行と称して石和温泉に出かけた。
2019年12月の吉方位が「西」だったから。いつもは日柄方位に拘泥しないが、
今回は特別行きたい場所がなく、ただ「温泉と食事」が楽しめればよいという
漠然とした希望しかなかったため、ちょっと「吉方位」で彩ってみたというわけだ。
旅行をすると、特に一人旅の場合は、確実に運気はあがる。断言できる。
今回、その理由をつらつら考えてみたのだが、すべて自分の判断を「快」に委ね
誰かに対し忖度しなくてよい、即ち直感をフルに使えるからではないか、と思うに至った。
仕事中に「直感」「好み」などは差し挟めないから、畢竟、本来のアンテナは鈍くなる。
だからこそ、時折の旅行が必要なのだ。自分の感覚がもとに戻る感覚は素晴らしい。
企図したわけではないが、出発日は母倉日(天が万物を慈しむ吉日)だった。これも縁だ。
今回は旅先で山羊座新月を迎えたため、その場で新月の願い事を10個ほど書いた。
うちひとつが「ダイエットに成功します」である。
たらふく飲み食いするつもりで旅に出ておきながら、なぜこんなことを書くのだろうと
自身に欺瞞をおぼえる。本当に矛盾に満ちた生き物だ、人間は。というか私は。
2日目は特に予定は入れなかったのだが、せっかくだから中央線を使わず、京王線で
高幡不動尊にご挨拶しよう、その後大國魂神社にも寄ろう、と急に決めた。これも勘。
参拝後に京王線に揺られていると、アナウンスが入る。
「ただいま、飛来物の確認により、中央線は全線ストップしています…」
また、トラブルを回避してもらえた。やはり私は旅行運が良いと思う。
吉方位によるものか、お不動様のご利益か、大國魂の神様のおかげかわからないが
取りあえず、瞑目して心の中で感謝を唱える。
このほか、お世話になった方から優しいメールが届き、励まされたり
食事処で逢った子どもが親切だったり、
借りたかった本が早めに届いたり、
持ち株が上がっていたり(1日で今回の旅行費用と同じくらいの利益が出た)
なんだかんだで、いいことが続いた。
運気アップの秘訣は「感覚を研ぎ澄ますこと」「自分でいいことを探し、数えること」
「運の良さを信じること」「感謝をすること」なのだ。
それだけで、吉祥事象は加速度をつけて増えていく。
実体験を踏まえて、そう信じている。
2020年は「波乱の年」と予測されている。
どんな年であっても、快適さを感じ取れる自分であるよう、
感謝を忘れずに過ごそうと思う。
旅行記はまた別途書きます