「本当に頭のいい人は、難しいことをわかりやすく説明する」という。
『嫌われる勇気』を再読して思ったのは、アドラー心理学を
何故こんなに難しく書いてしまったのだろう、ということだ。
まず「青年」「哲人」のシナリオ(対話)形式は馴染みにくい。
その上、この青年が事あるごとに「それはおかしい!」
「ますますわからなくなってきた!」と混乱をきたすので、
読者まで青年視点で“複雑な思想”と感じやすくなる。
他のアドラー心理本を読んだとき、非常に腑に落ちる考えだと
思ったのだが…この本は内容は良いが、妙な読みづらさを感じる。
人生相談の悩み四分類は「人間関係」「健康」「財産」「将来の夢」
とどこかで聞いた記憶がある。
アドラーは「悩みはすべて人間関係である」と断言したが――
財産、将来の夢は他者との比較に因るとしても、健康は対人関係の
悩みと若干違うような気がする。
多少「人間関係」に絡む健康問題もあるけれど。
『嫌われる勇気』を再読して思ったのは、アドラー心理学を
何故こんなに難しく書いてしまったのだろう、ということだ。
まず「青年」「哲人」のシナリオ(対話)形式は馴染みにくい。
その上、この青年が事あるごとに「それはおかしい!」
「ますますわからなくなってきた!」と混乱をきたすので、
読者まで青年視点で“複雑な思想”と感じやすくなる。
他のアドラー心理本を読んだとき、非常に腑に落ちる考えだと
思ったのだが…この本は内容は良いが、妙な読みづらさを感じる。
人生相談の悩み四分類は「人間関係」「健康」「財産」「将来の夢」
とどこかで聞いた記憶がある。
アドラーは「悩みはすべて人間関係である」と断言したが――
財産、将来の夢は他者との比較に因るとしても、健康は対人関係の
悩みと若干違うような気がする。
多少「人間関係」に絡む健康問題もあるけれど。