もしヒットラーが画家を諦めなければ

宮沢賢治は「どんぐりとやまねこ」で
一番馬鹿でみっともなくて立派でない者が、一番偉いと断じたように
記憶しています。

偉い人って、一体なんでしょうね。

塩野七海さんは
日本人は転落をした人間が復活すると奇妙なほど讃え褒めそやすが、
日常で多くの誘惑をかいくぐり、普通の生活をコツコツ営み、
多くに迷惑をかけず、人畜無害な小市民のほうが、どれだけすばらしいか！
と当たり前を踏み外さない人たちを高く評価しています。

確かに、一理ある。


たまに思ったりするのです。

あのヒットラーが画家志望の青年時代、彼の才能を献身的な愛で支える女性がいたら
どうだったろうか、と。

ユダヤ人虐殺もなかったし、第二次世界大戦も起きなかったかもしれない。

貧しいアパートで夢を食べて、幸せな生活を送っていたのかもしれない。


そう考えると、誰かの思いやりや親切で、歴史は随分かわるものだなと感じる。

見捨てられたと思っていたこどもが、温かい笑顔で少し心を開くように。
誰かのわずかな優しさが、そのひとと地球民族をまもっていたのかもしれない。


人生は、幾層の分岐点をもっている。不思議。





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鈴虫寺（嵐山）

嵐山方面の鈴虫寺に参拝。



平日でも、やはり混んでいます。

ＧＷは数百メートルの行列ができ、お坊さんたちは残業体制になるので
「その時期は避けてください！」と住職さんに釘を刺されました。



草鞋を履いたお地蔵さまが、幸せを届けにやってくる。
口コミで大人気のスポットです。ご利益も強いと言います。



お庭より（中の鈴虫のケースは撮影禁止なのです）






鈴虫寺より京の町を眺める。




お庭。



建物。

お札にはひとつしか願い事ができません。
さあ、いつ叶うでしょうか。楽しみです。


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アルモントホテル京都

アルモントホテル京都に連泊しました。

ホテル選びの基準は「駅近・大浴場あり・清潔・価格」の４点です。

加えてアルモントさんは接客も良く、防犯対策も万全で、すっかり気に入りました。


大きな湯船もホントに良かったのですが


（こっそり撮影した脱衣所。洗濯機があって嬉しい）


何がいいって、朝食ですよ






これが初日のバイキング形式の朝食。小さなお皿が繊細な雰囲気を醸し出しています。






これが二日目の朝食。全種類食べたわけではありませんが、目も舌も堪能しました。

これで2泊15,000円は安いです

駅から少し歩くけれど、また泊まりたい宿が増え、幸せです


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幸運の四葉タクシー

京都には十回以上、観光で訪れていますが、
過去3回ほど「四葉タクシー」を目撃しています。

かなり高い遭遇率かもしれません




生まれも育ちも京都、という友人でさえ、遭遇したことはないそうです。
何でもタクシー1万台のうち、たった4台しかないのだとか。

最初は哲学の道を歩いていたときに邂逅。

二回目はバスに乗っていたとき、堀川御池あたりですれ違い。

今回もバス内でした。堀川今出川（？）あたりで、こっちに向かって
走ってきたのを夢中で撮影。

バスもタクシーも動いているのでブレていますが、
四葉が判明できる程度に撮影できたので良しとします

狙っているときにはなかなか訪れず、構えていない時に不意にやってくる。
本当に「幸運」そのものを具現しているかのようです。

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海遊館（大阪）

大阪の海遊館に行ってきました。






お盆明けでも夏休み期間中は混んでいます！！




こっちを向いてくれないつれないカピバラ。
でも後ろ姿も可愛いです。
歯が一生伸びるので、固いものを齧って、自分で長さを調節するそうです。




妙にモデル調なペンギンちゃん。
この子だけ、ずっとこのポーズを取っているんです。
観客たちから「空気読むねえ」「自分の役割わかっている」と感心の声があがります。




何か「祈り」と名付けたい光景。
魚が泳ぐことなく、皆同じ方向を向いているのです。
神様をまっすぐ見ているみたい。



マンボウのドアップ。ちょっと怖いかな。




クラゲの輪舞。




この子たちは皆そっぽ向いています。
でも動物の背中って可愛いので、それもまた良し。




涼しそう！




外は酷暑でした。

この後、京都へ向かいます。


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