苦手を克服するよりも、得意を伸ばすほうがよい。
それぞれが得意分野で協力し合う、
それが「天岩戸開き」の話だ。
オモイカネが知恵を出しても、
タヂカラオが裸踊りをし、
アメノウズメが岩戸を引こうとしたら、
天岩戸は絶対開かない。
ウミサチヒコ、ヤマサチヒコも
道具を変えて、ポジションを変えたら、
まったく成果が上がらなかった。
古事記の神様は「得意なことで相互に協力し合う」存在として
描かれている。
人間なら、なおさら
それでいいんじゃないだろうか。
「 私と小鳥と鈴と 」 金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
鈴には鈴の、小鳥には小鳥の、私には私の。
違いや良さがあって、それでいいんだね。
ウミサチヒコは実は至極真っ当
それぞれが得意分野で協力し合う、
それが「天岩戸開き」の話だ。
オモイカネが知恵を出しても、
タヂカラオが裸踊りをし、
アメノウズメが岩戸を引こうとしたら、
天岩戸は絶対開かない。
ウミサチヒコ、ヤマサチヒコも
道具を変えて、ポジションを変えたら、
まったく成果が上がらなかった。
古事記の神様は「得意なことで相互に協力し合う」存在として
描かれている。
人間なら、なおさら
それでいいんじゃないだろうか。
「 私と小鳥と鈴と 」 金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
鈴には鈴の、小鳥には小鳥の、私には私の。
違いや良さがあって、それでいいんだね。
ウミサチヒコは実は至極真っ当