完璧な掃除は目指さない。毎日、少しずつ清めていく。

今朝は早目に起きて、カーテンを洗濯。水回りも掃除して、パイプ用洗浄剤をポンと入れる。
あまりモノを置かないこともあり、毎月、晦日掃除をしていることもあり、そう大げさな掃除はしない。



完璧は目指さない。というか、完璧に綺麗にできることはないと思う。
きれいに拭き掃除が終わった後の鏡面のように輝く床を、白足袋で歩いたら多少は黒くなる。
何しろ、拭いても拭いても、空気中に浮遊する塵や埃を防御することは不可能なのだから。

掃除も人生に似ているなと思う。こまめに浄化を心がけないと、いつの間にか心に澱がたまる。
抱えるものが多いほど、比例して澱みも増える。
どんなに清浄を保とうとしても、少しずつ薄汚れていく。薄汚れのうちに、手を打ったほうが浄化も早い。
どす黒くなってから汚れを落とすのは、至難の業だ。

何かを綺麗にしようと試みた瞬間、心も綺麗なものへ、浄化へと向かう。
完璧にしなくてもいいから、小さい澱をそのままにせず、日々できる範囲で浄めるようにしていけばいい。


暮れは何より心の大掃除！