よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

富士山登頂

2017年07月12日 | 日記
富士山は、神様のような存在だ。

その神々しさをありがたく眺めるもので、登るものではなく
まして征服なんてとんでもない、という考えをもっている。


(画像をお借りしました)

もちろん、一度も登ったことはない。
今後も登ることはないだろう。

冬の空気が澄んだ日は、職場から富士山を望むことができる。

外国から帰る飛行機内から富士山の姿が見えると、いっせいに歓声が上がる。

それで、充分だ。


               



昨日の夜に三峯神社のことをブログに書いたら、
今日の会合で、早速その話題が出た。

不思議なご縁があるような気がしている。


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お気に入りの神社仏閣

2017年07月12日 | 神社仏閣
ひとつだけ選べと言われたら、迷うことなく高幡不動尊を挙げる。



お不動様の慈愛深さは、こちらの記事でも紹介済だ。

「厄除・交通安全」の不動明王のおかげで、私は強運でいられるのだと、いつも感謝しきり。


では『マイ神社』をひとつを挙げよと言われたら、即答で小網神社と答える。

太平洋戦争の時に、一連隊がこの神社で祈祷を受けてお守りをいただき
隊員全員ひとりも欠けることなく日本に戻って来たエピソードから、
「強運厄除の神様」として知られている。

月に一度は参拝するが、あまり願い事はしない。
「強運厄除の加護をありがとうございます」と感謝にとどめることが多い。


考えるに、私の好きな神社仏閣は

厄除系
世間一般で厳しいと言われる神様、仏様が祀られている
人智を越えたエピソード・パワーがある

に加え

私にとても優しいという特徴をそなえている

もちろん、神様が優しいからと言って、図に乗ってはいけない。

礼儀正しく、親しみを込めて、ちょくちょくご挨拶&感謝に伺うと、
何となく絆のようなものが太くなっていく感をおぼえる。


特にパワーを感じる神域は、何といっても榛名神社
こちらの記事にも書いたが、とにかく人智を超越した存在感がある。


神社仏閣は、もともと人が作り上げたものだ。

人の力によって神格化し、知名度を高めた神社もある一方で
そうした人の労力を一切介在させずに、揺るぎない力を放つ神域もある。

榛名は、まさに後者であり、霊山そのものである。
大地震でも崩れ落ちない岩山のバランス、あの威容、
おそろしいほどの土地の気を感じる。

生半可な人の思いや力で、左右されるレベルではない。

初参拝の後に、龍雲や鳳凰雲を見たので、多分私と相性の良い神域だと思う。

やはり厳格な気配をまとう場と呼応するらしい。


そんな私が、いつか参拝してみたいと思っているのが三峯神社

修験者系、山岳系の厳しい神様がいるらしいのだが、何故か気になっている。
ご祭神も大好きな伊弉諾さまと伊弉冉さまだ。

この前ある方から
「三峯神社に参拝したら、大きなオオカミの顔がぬうっと奥から出てきて
私の顔先まで近づいてきたのよ」という話を聞いてから、心惹かれているのである。

怖くないか?いえ、まったく。
それを聞いたら、ウキウキしてきた。

私はこういう霊感は強くないが、多分ご縁のある神域であれば
遠からず参拝することになるだろう。


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ときに「好き」は争いを、「嫌い」は結束を産む

2017年07月11日 | コラム
『動物のお医者さん』というマンガに、二階堂くんという男性が登場する。
彼は、大のネズミ嫌い。


二階堂くん

初読のときに思ったのが
「ドラえもんと絶対に気が合いそう!」だった。

好きな対象が共通するより、嫌いな対象が同一のほうが
結束が強い気がする。

好きな異性が同じであれば、仲良くすることは難しい。
お金を愛するあまり、奪い合って諍いが生じることも珍しくない。

嫌いな対象が同じであると、むしろそれが結束になったりする。

敵の敵は味方という喩もある。

アドルフ・ヒトラーは、ユダヤ人を憎ませ
同朋意識を高めることに努めた。

「嫌い」の感情は相互の結束を強める一方で、
誰かを迫害したり、追い詰めることもあるので、注意が必要。

本来、感情に良し悪しはない。

好意が迷惑な場合もあれば
嫌悪が成長の糧になることもある。

普段の生活では「嫌い」よりも「好き」が多いほうが
楽しいし、幸せだと感じているが---

趣味が共通する人、好みが同じという人よりも
「これだけはされたくない」という点が一緒の人のほうが、
仲良くなれる気がする。


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二見浦~夫婦岩・二見興玉神社~(伊勢旅行7)

2017年07月10日 | 旅行
内宮からバスで二見浦へ向かう。

バスの運転手さんがとても優しく親切で
「二見岩に行くなら、二見参道よりも二見岩前(記憶がうろ)で降りて、
売店を通って行くと涼しくていいですよ」とアナウンスしてくれる。

確かに暑かったので、長屋のような売店を通り抜け、
二見浦に立つ。





かつて伊勢神宮に参拝する前に、二見浦で身を浄めることを「浜参宮」と呼びならわした。

しかし、いい意味で非常に俗っぽく、あまり禊の気配を感じない。
「良縁成就」「大漁満足」「安産祈願」など
お願い事をなんでも聞くよという、気安さ満載の雰囲気。


伊勢神宮は、個人的なお願いをする場ではないといわれる。
また参拝自体が僥倖であるため、おみくじもない。

参拝前に二見浦で思う存分「お願い事」を放出するのも
禊という解釈もできるが…多分、本来の意味は違う気がする。

そして、私はこういう俗世間に近い神社が大好きだ


龍宮社(八大龍王大神)
諸願成就、良縁祈願のお願いができる。


橋を渡る。
潮の香りが漂う。


遥拝所の鳥居から見はるかす夫婦岩


蛙の像を入れて撮影。
頭を撫でてきた(熱かった!)

このあたりは、蛙が多い。




満願蛙。
水中にいる蛙に願い事を唱えながら水をかけると、叶うらしい。

後ろの三蛙の顎から下が茶色く変色し、何だか口が裂けているように見える。
パッと見、怖いかな?カオナシ風味。


蛙岩

昔は「烏帽子岩」と称されていたらしいが、
だんだんその造形が蛙に近くなったので、この名に変わったらしい。


二見興玉神社


二見岩と二見興玉神社


天の岩屋

右側の輪(200円)に願いをかけて、輪投げのように投げ、
見事、棒に嵌れば願いが届くらしい。
(私は、運動神経がないので、これはやらない)


以上の神社すべてに、ご挨拶と感謝を捧げてきた。


この近くに伊勢シーパラダイスがあるのだが、
まわりゃんせの対象外なので、入館は諦めた。
(以前は、まわりゃんせの提示で入れたのだが…)


猿田彦神社や倭姫宮に参拝する選択肢もあったのだが
今回は旅程を早めに切り上げ、バスで宇治山田駅へ向かう。

初日が「海とその生物」、二日目は「参拝」がテーマか。

宇治山田駅は、伊勢市駅より開けている、と聞いていたが
…食事処がない。

レストランが一つあったが、カレーが1300円くらいで
あまり美味しそうでなかったので、名古屋まで我慢することにし、
近鉄特急の指定チケットを買う。

「後3分で電車が出発します」
駅員さんに言われ、猛ダッシュ!
もちろん、間に合った。

もともとの旅行運はかなり良い上、
蛙ちゃんたちが「無事カエル」よう守ってくれているのだろう。

名古屋駅で「八かく庵」を発見!

私はここの豆腐料理が大好きで、池袋にお店があった頃は
頻繁に通っていたのだが、数年前につぶれてしまって
さみしい思いをしていたのだ。


つくづく、宇治山田駅で昼食を食べなくて良かった!
伊勢の神様、ありがとう


豆腐尽くしの食事


デザートとお茶

昼食が15時近くになったが、空腹をこらえた甲斐があったというもの。

名古屋から新幹線で東京へ。無事帰る

7月3日に帰り、翌日4日から台風直撃で新幹線が止まったのだから、
つくづく私は天気・交通の運気が強いのだと思う。

守ってくださる神様方に、深い感謝を込めて。


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伊勢神宮(内宮)参拝(伊勢旅行6)

2017年07月09日 | 旅行
伊勢神宮(内宮)に到着。
平日の午前8時台ということもあり、さほど参拝客はいない。





宇治橋






手水舎



五十鈴川
ここで手を浸すと、しんしんと冷たくて気持ちいい。



正宮




荒祭宮


神馬(空勇号)


敷地内の一角に、蜘蛛の巣があり、光を受けて虹色に輝いていた。
朝蜘蛛は吉兆なので、うれしくなって撮影したが、実物はもっと美しかった。

私のコンデジでは、この程度…。


休憩所で無料のお茶をいただく。

(その土地のものを口にすると、より地縁に恵まれるらしい。
 熱いお茶と冷たいお水を何杯かいただいた。
 暑い日だったので、冷たい水が喉に心地いい


参拝を終えたころ、少しずつ宇治橋付近が混み始めてきた。

やはり早朝参拝というだけで、混雑を避けられてありがたい。



おはらい横丁(赤福かき氷をいただく)


おかげ横丁


おかげ横丁のこの猫が可愛過ぎる。

皆さんが写真を撮る気持ちがよくわかる。

この後、バスで二見へ向かう。




夫婦岩(二見)


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