よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

あちこち壊れていく日々

2019年11月25日 | 日記
まずテレビがおかしくなった。
ときどき意味もなく電源が落ち、およそ10秒で復活する。
BSもいつの間にか映らなくなった。
あまりテレビを見ないので、いつから映らなくなったか実はあまりよくわからない。
完全に映らなくなったら、テレビのない生活に移行しようかと思う。

天井のLED電球が切れた。まだ交換して2年経っていないはず。
16000時間はもつはずなのだが、不良品だったのだろうか。

次に洗面所の電球がひとつ切れた。これは寿命だろう。

今度は体温計の電池が切れている。これも寿命だろう。
まだ交換していない。いつでもいいやと思っている。

今日はシャワーヘッドから水漏れが発生。
これにはショックを受けた。昨年10月に交換したばかりなのだ。
保証期間は2年あるので、今週点検に来てもらうことにした。
(ちゃんと保証書を保存しておいて良かった)


自分自身も壊れている。まず目のピントが合いにくい。単なる老眼だ。
そして膝関節や指関節が痛むようになった。これも経年劣化。

筋トレで関節の状態は良くなるというので、ときどき整形に通っている。
そしてなるべく歩くようにする。


ああ、無常観。平家物語や方丈記の冒頭文が頭に浮かぶ。
万物はうつろうもの。春の夜の夢のように儚く、風の前の塵のように脆い。
あぶくのように命は浮いて消えて、とどまらない。

でも劣化するから、嬉しいとも思う。ある種の開放感をおぼえる。
永遠に生きろと言われたら困る。飽きる。ほどほどでいい。



健康寿命を生き切りたい

アナと雪の女王2

2019年11月24日 | 映画
なぜエルサは魔法を授かったのか――。
今回はその謎が明らかになります。
以下、ネタバレを含む感想です。



前作で亡くなった、王女エルサ&妹アナの両親にまつわる話が絡んできます。

相変わらずオラフはとぼけていい味を醸しており、
クリストフは恋に不器用で、アナへプロポーズを決意するも
何度も告白タイミングを逸しています(お約束)

平和に見える王国ですが、エルサの祖父の代に、魔法の森の妖精と対立した過去があります。
その脅威が王国を襲うことになり、民を守るため、二人の王女は因縁の地に向かいます。

「決して隠し事はせず、いつも一緒よ」とエルサに懇願するアナ。
しかしエルサは魔法の力を持つ自分は妹より強い、だから矢面に立つと決める。
相変わらずの長女気質で、すべて自分で背負い込んでしまうんですね。

アナは姉が孤独な戦いを挑まないよう、魔法の力はなくても持ち前の勇気と行動力で
果敢に地の妖精たちを挑発し、勝負に出ていきます。


ふたりとも、ただ守られているだけのヒロインでないところが、今風。とにかく強い。
魔法の力をもたないアナのほうが、いや持たないからこそパワフルに見えます。

お約束の追跡・戦闘シーンは迫力あるし、家族愛にほろりとする場面もあり、本当に楽しい映画です。


ただひとつ気になったことがあります。
エルサはアナを遠ざけて、自分一人で危険地帯に乗り込み、
「〇〇が裏切った」という事実を知るのですが、そこから氷結して誰とも連絡が取れなくなります。

その後アナが地の妖精を扇動し「〇〇が裏切っていたのよ!」と
言いつのるシーンがあるのですが…アナ、その情報、どこから知ったの?
いつの間に?エルサとテレパシーで話したの?と突っ込んでしまいました。

私の見落としでなければ、アナがその事実を知りうる描写はなかったと思うんだけど…。ま、いいか。


あとエルサが前作に続き、歌いながらイメチェンするシーンがあります。
三つ編みを解いて肩に流し、純白の衣装にお召し替え。

アレコレ終わった後で、このエルサを見たクリストフが
「エルサ?感じが変わったね、髪切った?」というシーンが何だかキャラが立っていて好きです。

西原理恵子さんが「男は鈍いから。髪を切っても『髪のびたね』というくらいなんだから」
と男論を述べていましたが、このクリストフがホントに女に鈍い!とわかる名シーン。


ラストは本当に納得できるものでした。
姉妹ふたりがそれぞれの個性を生かせる道を見つけ、生き生きと暮らしていく。
個人的に「もののけ姫」を彷彿しました。




映画鑑賞後はとげぬき地蔵の縁日参拝

女子割・レディースディは賢く使う

2019年11月23日 | コラム
三菱一号館美術館で開催中の「印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション展」が気になっている。
よく調べたらアフター5女子割というのがあるらしい。




公式サイトより

毎月第2水曜日の17時以降、女性のお客様の当日入館料が一律1,000円となります。
これに伴って、毎月第2水曜日は開館時間を21時まで延長します。


普通に当日券を購入すると1,700円かかるから、かなりの割引。
12月11日(水)の仕事帰りに、有楽町まで足をのばそうかなと企んでいる。


ただ、その一方で仕事帰りはかなり脳や身体が疲弊しているという難点もある。
英気に満ちている休日、行きたいと思った時に勢いで出かける選択肢も悪くない。




明日「アナと雪の女王2」を観に行く。正規料金1,900円。



私の勤務先から徒歩5分の場所に映画館はある。
来週の水曜日のレディースディに鑑賞すれば、1,200円で済む。
仕事が終了してから映画館に行くこともできるが、これは結構疲れるのと
「今観たい!」という衝動性を大事にしようと判断し、金額の損得は考えないことにした。


節約もお金も大事だが「今」とその時の「エネルギー」はもっと大事。
「印象派からその先へ展」も、当日体調不良になるとか、興味が薄れるとか、そういう可能性もある。
(実をいうと、本展覧会の絵は以前鑑賞したものが多いので、すぐ行きたい!という衝動に欠けている)

女子割などに拘泥するあまり、時期を逃すほうが損失が大きいので
割引が得か、時期や体力を優先するか、その時々で決めていこうと思う。


徹底した節約は楽しくない。お金は楽しく使うもの

御岩神社に参拝できなかった訳

2019年11月22日 | 神社仏閣


10月上旬に、かねてから興味のあった御岩神社に参拝できる日帰りバスツアーに申し込みました。
出発日は11月22日。
しかし、11月になってもなかなか催行が決まらないのです。
これは先日の日記にも書きましたが、今回は呼ばれていない気がしました。
結果、11/12に「催行しません」メールが届きました。


私の取柄は、天気・交通・旅行運が強いことです。
もし催行されないなら、多分当日、地震なり台風なり、大雨なり、体調不良なり
何某かの「行かないほうがいい理由」が発生するだろう。
そう考えて、22日の天気はどうなるかな?と楽しみにしていました。

予感的中!
かなりの大雨。しかも寒い。神社参拝には不適当な荒天です。

参拝のご縁は今回はいただけなかったものの、
なんだか守られているな、と感じました。

やっぱり天気、交通、旅行運はまだまだ衰えていないようです。

私の場合、バスを乗り間違えて電車を逃したら、その後に地震が発生し
電車がまったく動かず、中の乗客が缶詰になってしまった(乗らない私は缶詰を免れた)
などの武勇伝がかなりあるので、うまく運ばない時も、先を見るようにしています。



雨の日は読書が楽しい

榛名神社の奇跡(三回目の参拝)

2019年11月21日 | 神社仏閣
榛名神社に今年の9月に参拝した。今回で三回目になる。
一回目の参拝も、二回目の参拝
龍雲をみたり、どう考えても吉祥としか思えないことばかり発生した。

神社に呼ばれているなと思うときと、それほどご縁がないなと感じる時がある。
榛名神社では、いつもwelcome!ともろ手をあげて歓迎され、もてなされているような気分になる。

三回目の参拝。今回も龍のきざしは現れるだろうか。





随神門を通過すると、一気に空気が変わる。
緩んだ空気が、きりりと引き絞られたような感じになるのだ。



参道で一台の対向車を見かけたのだが、偶然か、私の誕生日ナンバーだった。
ちなみに、対向車は1台だけだった。
これは、榛名神社の神様が歓迎してくださっているのだろう。間違いない。


七福神
















            




瓶子の瀧。やっぱりお尻に見えるね…。



瓶子の瀧の目の前にある手水舎。
手水舎と瓶子の瀧の間は、すごいパワーを感じる。

写真撮影をしていたら、金色の蜂がレンズに近寄ってきた。
「八」は末広がり、「8」は無限大。金色の蜂は金運上昇の吉兆という、縁起の良いものだ。
撮影はできなかったが、少し豊かな気持ちになった。

ふと手水舎で何か動めくものを感じ、近くに寄ってみると…



ニホントカゲの幼体!虹色の尾が美しい。
以前、大神神社で見かけたことがある。今回2度目。
神様から「変化のタイミングが訪れている」と言われている気になった。
いずれにせよ、これも吉兆である。今回は、龍雲の代わりに、トカゲを使役してくださったのか?









「考えるな!感じろ!」がこれほど似合う神社もそうそうない。
ただ、そこにいるだけで、神様を感じる。美しい緑。
不思議なバランスで造形を保っている奇岩。

ああ、私、ここが大好きだ。いつもそう思う。




帰りのバスの中で、長い龍の尾のような雲を見た。
空の端から端まで続くような長さで「今回も龍がいたんだな」と思ってうれしくなった。




往復のバスの運転手さんも、とてもいい人たちだった。

高崎駅で土産を買ってから(そういえば電車の時間を調べてなかった)と思い、
改札をくぐると「間もなく上野行きが発車します」と、アナウンスが流れている。

慌てて走って、ギリギリで乗り込むことができた。15:55。

本来、15:30に出発する電車が、人身事故か何かでストップし、
25分遅れで動き出したらしい。

電車内はかなり混んでいたのだが、どういうわけか(私的によくある話だが)
ひとつだけ空席があったので、ありがたく座らせてもらった。



★まとめ
・バスの運転手さんに恵まれた
・自分の誕生日№の車を参道でみかけた
・金色の蜂が寄ってきた
・虹色のトカゲを見つけた
・龍雲を見かけた
・乗れないはずの電車に乗れ、しかも座れた



榛名神社にお参りできるだけでも、すごく癒されるし活力をいただけるのに
これだけの僥倖をいただけたので、本当に感謝しかない。

榛名の神様、私も大好きです!またの参拝を楽しみにしています。



榛名神社は紅葉が綺麗だろうな。行きたい