株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

トイレの壁を塗り替えよう

2016年01月08日 | 塗装工事
トイレと言っても会社のトイレの壁です。

木造サイディング造のトイレで内壁下地は石膏ボードです。

元々はうちの元社員がコンクリート打放し仕上げ風で仕上げてましたが

あまりにも下手過ぎて手直しをする前にいなくなったので年末にやり替えました。

着工前





大まかな部分だけ先にパテをしました。




しかし何を塗ろうか・・・

腐ってもウチは塗装屋なので普通に塗っても面白くない。

何かデザイン的な仕上げがないかな・・・

しかも会社の使えそうもない在庫塗料を使ってできないだろうか?・・・




思いついたのが、こちら




金ゴテで下地のパターンを付けました。






下地のパターンは出来上がったけど、上塗りはどうしよう・・・

このまま塗ってしまうと平面的に仕上がってしまい何の趣向もない。

せっかくコテで仕上げたのだから上塗りも面白く仕上げたい。

しかも会社の使えそうもない在庫塗料を使ってできないだろうか?・・・・





思いついたのがこちら




青を塗るけど下地の白とパターンも活かせたかったので






中々良くないですか?




ただ保護的なクリヤーをかけてないんですよね。

塗れる材料が売ってないというか・・・・

なので、これは大勢の人が使う場所や、身体が触れる場所には不向きです。

何を塗ってあるか知りたい方は会社まで見に来てください。


ダンススクール床保護剤塗り

2015年10月23日 | 塗装工事
今日はダンススクールの床材の保護剤塗りです。

木質は桜材で、1年前に浸透型保護剤クリヤーを塗っていますが

保護のために今回も塗装し直します。

浸透型木材保護剤と言えば数社から出されておりますが

当社は三井産資のノンロッドを使用しています。



理由は、私個人の意見ですが、他社と比較して浸透量が違うと確信持てるからです。



写真にはないですが、1日目は水洗いをして乾燥させました。

松脂が多く付着している部位は、中性洗剤を薄めて少しづつ除去しました。



浸透型塗料の難しいところは、塗り過ぎると表面にベタツキが出てしまうことです。

ようは塗り過ぎ。

塗り過ぎると拭き取ろうがウエスに吸い込ませようが、もうどうにもなりません。

失敗が許されない施工となります。



ハケローラーは使用せず、職人の勘を頼りにウエスで擦りこんで塗っていきます。

1回目塗布



翌日に更に細心の注意をしながら2回目の塗布を行います。





あくまでも、薄く薄く浸透させていくのであまり変化は分かりませんが

よく見ると色の違いが分かりますよね。



1回目塗布完了



2回目塗布完了





今回施工したところは飯塚市の下川バレエスクールさんです。

新築して1年ちょっとですか、とても綺麗に清掃が行き届いております。


うちが塗装した木製ドアもピカピカしてます。

当然ガラスも磨き上げられているし、ほこり一つない。





他の場所もキチンと細部まで清掃が行き届いております。




素晴らしい事だと思いますし、うちが建てたわけではないんですが

ここまで綺麗に使って頂けていると、建築屋冥利に尽きるでしょうね~。


塀の塗替えその2

2015年09月28日 | 塗装工事
モルタル薄塗り仕上げの塀の改修です。

今回は上から塗装することにしました。



着工前



完了










車庫出入り口シャッター塗装前


完了









石垣塀着工前


超高圧洗浄完了









塀全体像着工前


完了




仕上げはNAD型アクリル樹脂つや消し

ありがとうございました。

塀の塗替え

2015年07月09日 | 塗装工事
先日のHI様邸です。

塀はあまり塗りたくない部分です。

特に塀の裏側が土だと水が浸透してきて塗膜を剥いでしまいます。

なるべく膜を張らない水系つや消し塗装がいいんですが耐候性が悪い。

汚れやすいしカビやコケの原因になりやすい。

しかしマスチックナノペイントが出てきたことにより耐候性と低汚染性は格段に向上しました。

今回はマスチックナノの塗替えを紹介します。


着工前









メーカー指定の殺菌剤を塗布します(茶色に変色してきます)








10Mpa程度の高圧洗浄でコケや汚れを完全に除去します。
※殺菌しないとここまで落ちません。








マスチックナノシーラーを塗った後、マスチックナノを2回塗っていきます。










完成がこれ









別角度から着工前









完成。土間も綺麗にしています。








全景



完成






シャッターや雨戸も塗装しました。
白錆が発生していますので、電動工具などで平滑に磨きます。







2液型エポキシ系錆止めを吹付した後、シリコン樹脂を塗っていきます。






完成です。





HI様邸 屋根遮熱塗装編

2015年07月04日 | 塗装工事
先日載せたHI様邸の屋根の塗装工事状況です。

築10年、初めての塗替えは水谷ペイントの快適サーモSiを使用します。


現状
写真では綺麗に見えますが、実際は塗替えの時期です。








まずは高圧洗浄。
屋根は水平面で外壁以上に汚れやほこりがありますので、外壁より水圧を上げて(15Mpa)しっかり洗います。








快適サーモ専用シーラーを塗ります。









快適サーモSi(溶剤型シリコン)を塗ります。
今回溶剤型を選択した理由は、耐候性能と海が近いというのが理由です。








1日以上乾燥させて同上の快適サーモSiの2回目を塗ります。






通常はこれで終わりなんでしょうけど当社はもう一度塗ります。




その前に、1日経過後に縁切り代わりにタスペーサーを挿入






そして最後にもう一度快適サーモSiを塗ります。








完了





ところで、メーカー仕様でも上塗りは2回なのに、なぜ3回塗るか?

それは遮熱塗料というのの特性で、2回塗って初めてその色になるんです。

遮熱塗料上の性質なのでしょう。

なので経年でムラが出やすい塗料と言えなくもないんです。


そこで念には念を入れて上塗り3回仕様とさせてもらっております。

当然、サービスではなくその単価も含んでお客様に納得していただいて施工しています。

決して2回塗りが悪いとかではありません。



今回使用材料
下塗り




上塗り




個人住宅塗装工事中写真集

2015年01月15日 | 塗装工事
昨年アップしたN様邸の工事期間中の写真を載せます。

まず外壁のひび割れ処理は、躯体の種類によりますが一般的モルタルの場合


カッターでひび割れに沿ってUカットします。









エアーで粉類を吹き飛ばし、シーリング用プライマーを塗り、シーリング材を充填します。









シーリングが乾燥した翌日にモルタルで表面調整をします。








で、このまま塗ってしまうと、いかにもひび割れ処理しました!的な自己主張になりますので

まあ、そこは各社の方法でなるべく目立たぬようにします(コレ重要)

そして目立たなくしたのが



写真ですが、実際に設計事務所の先生の検査も合格しました。

というか、余程目を凝らさないと分からないレベルにまで仕上げていました。




あとは、軒天の木部









長年の汚れなどが染みついています。

この軒天は高圧洗浄できないんですよね・・・・一発で雨漏りさせてします。

ではどうするか?

そこは、プロのクリーニング屋を呼んでやってもらいます(餅は餅屋と言いますよね)










そして塗ります(汚れ落ちてますよね?)








で、浸透性塗料ですが、まあ少し工夫すればこのように深い味わいのある仕上がりになります。










外壁リシン面です。








高圧洗浄で洗うと雨漏りしますのでゆる~く洗います。

そして堅めのタワシなどで引っ付き強度の弱い砂を落とします(ココ重要)


あとは塗るだけなので特に難しくはありません。


あっ、シーリングも当然打ち替えます。









当然といえば当然ですが、壁に付いている電気製品やエアコンパイプなど

外せるものは全て外します(壊れそうなものは仕方ないですが・・・)










よく見かけるのが、外灯を小さいサイズのLEDに替えたら元の色が出てきた。

とか、エアコンを交換したらパイプに沿って昔の色が出てきたとか・・・・

私は特にそれが嫌なので、徹底的に外すようにしています(なるべくですけどね)

で、最後の最後に再取付して点灯確認して終わり。












駐車場の屋根です。
こんなに錆びてたら錆止め1回ではなく2回塗ります。

しかしいくら錆止めを何度塗っても良質錆止めを使用しないと意味がありません(ココ重要)









 
錆止め2回塗っているので真っ白になっています。











白を綺麗に塗っておくと上塗りがすごく映えますね。











雨戸もそうです。

しっかり錆を落として錆止め2回塗ります。











で、こういう平たい鋼板面はローラーより断然吹付の方がキレイ!なので吹付仕上げします。












窓の格子もアルミですけど白錆が出ていますので塗替えます。












取り外して、軽く目荒らしして吹付仕上げします。

付着性の問題や、相性があるのであえて錆止めはしません。












で、最後に取り付けして拭き取りして終わり。

あっ、取り付けボルトは新品に替えます。













駐車場裏にある独立した木柱の根元が腐っています。











腐食した部分を切り取ります。













寸法を測り当て木を上手にはめ込み防腐剤を塗ります。











このまんまじゃ見た目も悪いしまた腐るからどうしよう?


そして板金屋に頼んで巻いてもらいます。
※腐食防止のため板金裏にはシーリング材を塗布しています。





と、まあこのような仕事をしております。

当然、その分の手間は工事代金で頂いております(見積り時にキチンと計上しております)


塗料の廃棄処分

2014年06月13日 | 塗装工事
塗装工事を行えば、必ず塗料が余ります

だって、足りなかったら塗れませんから、絶対に余るモノなんです。

あっ、ちょうど足りて全て無くなった。場合もありますが。

当社は余った塗料は2年間保管します。

それは新築物件の瑕疵期間が2年間という事もありますが

ちょっとした手直しを行う場合には必ず必要だからです。

例えば、以前に日記に書いた福岡のキャナルシティーの丸柱塗装

詳しくはココ

引き渡し1年後に元請け会社からキズのタッチアップを依頼されましたが

うちの社員のT君が全て廃棄してしまっていたために

わざわざ買う羽目になってしまう事もありましたw。


まあ実際は4年~5年は保管しているわけですが、古いヤツから捨てています。





塗料って、下塗りとかだと色が付いていないので他の現場でも代用がききますが

まず余った塗料缶って、うす汚れているので客さんが嫌な顔をします(ように思う)ww

しかも、上塗りとなると色が決まっているのでまず使えない。

ま、たまに客さんが余ったペンキでいいから塗ってよ。と言われると

最高級のフッ素を塗ったりしてあげています。

どうせ捨てるモノだったから超格安で塗って、ウチも助かるしお客さんも喜ぶ。


しかしこれは年に1回あるかないかで、ほとんどの余った塗料は専用のドラム缶に入れて廃棄します。

このように専門の産廃業者に持って行ってもらいます。



当然、有料。

そうです、お金を出して買ったものをお金を払って捨ててるんです。

それは仕方がないとして、

私が声を大にして言いたいのが

決算時に余った塗料の在庫確認、いわゆる棚卸をしますが、在庫塗料は資産になるという事です。


なにっ!

だって、余った塗料の8割以上はお金を出しての廃棄なんですよ?

捨てるのにもお金がかかり、倉庫に置いておくだけで税金がかかるって・・・・

使える塗料なら分かるけど、何で~?

資産じゃなく、損金として扱って欲しいわ!

と、税務署の超偉い人に言いたいw

いや、ナントカ大臣に言うべきなのか知りませんが、おかしいと思います。

ちなみに産廃業者に依頼した場合、排出業者としてキチンと処理されたかどうか

知る義務がありますのでこのようにマニフェストをもらいます。




この処分費ですが意外とバカにならなくて、年間で30万円くらいかかっています(驚)

しかも、余った塗料缶を外に出し、ドラム缶に入れ、空き缶をつぶす作業員の工賃まで計算すると

さらに30万円くらいかかっています。合計で60万。

だから不法投棄するトコがあるのか・・・・・


ちなみに余った塗料を何も考えないで捨てたり、使用した刷毛を洗った水が河川に流出したり

田んぼに流れ込んだりしたら大変な損害賠償をくらいます。

そしてそれは末端の塗装屋だけでなく、元請~発注者側まで責任が及びます。

なので不法投棄は絶対にしちゃいけないんです。

ブロック塀の塗装改修

2014年05月19日 | 塗装工事
『駐車場の塀に落書きされたからついでに塗り替えて下さい』

と依頼を受け、現地に行って見ました。

確かに、子供のような落書きをされていました・・・




最終的にはこうなったわけですが・・・・



オーナーさんは、簡単に塗り替えれると思われているようでしたが

いやいや、ブロック塀ほど施工が困難な部位はありません。

できれば塗装しない方が良い場所だからです。


それは、塀の裏側によります。

裏側が大体『地面』なんですよね。

今回は塀の下1m程度がこの地面の裏側になります。



その地中の水分が塀から染みだして、塗装を痛めたり剥がしたりします。

当然今回の塀もそうです。


まあ、将来的に剥がれるかも知れません。と言う前提の元で塗り替えるしかないのです。

計画として笠木のレンガから浸水して塗膜を剥がしているので

レンガを撤去して板金を被せます。













またブロックのひび割れがかなり大きいので修復せずカッターで目地を作ろう。






カッターを入れてシーリングを打ちました。
剥がれている部分も全てサンダー掛けを行いました。








そして効果があるか(多少はあるかな?)何とも言えませんが

水抜き穴を4mごとに入れました。







ケレンした場所は既存と同じスキン調吹付材で補修吹きをしました。





まあ、ひび割れがまた出てくるであろうと思われますが、工事は完了です。

着工前





完了








落書き箇所も






綺麗に消しました。








レンガ笠木と板金部の取り合いも






板金を被せました





塗料はSK化研のノキフレッシュを使用しました。


それでも塀の裏側の地中分の水分が出てくると思われます。


できれだけ長持ちしてくれたらいいんですけどね・・・・・・


外壁超低汚染型塗装ナノコンポジットW

2013年09月10日 | 塗装工事
塗替えしていつまでも何年も綺麗な状態が続く事はある意味理想でもあります。

しかし塗料は色を付ける顔料が入っている限り、必ず劣化してしまいます。

今回はあまり艶を出したくない住宅の塗替えに最適な塗料を紹介します。


ウチが何度か勉強会に出たり、この塗料の施工認定店になったりしている

水谷ペイント(株)の水性ナノコンポジットWです。






1・まずは外壁を見て回り、ひび割れ等があれば補修します。










2・ひび割れ補修後に、今度は殺菌のために薬剤を塗布します。










3・高圧洗浄で汚れや殺菌で死んだコケ等をよく洗い流します。










4・壁面が乾燥したことを確認し、吸い込め止めのシーラーを塗ります。











5・微弾性下地のナノマスチックフィラーを平塗りします(ココ重要)











6・次に同じ材料にて今度は厚塗り(マスチック塗り)をします。










7・パターンを均一に付けた後、ナノコンポジットW1回目を塗布します(ココも重要)










8・1回目をよく乾燥させた後、できれば翌日にナノコンポジットWの2回目を塗ります。








9・養生を剥がし、壁面を検査し、清掃して完了です。







何で(ココ重要)と書いたのかと言われると

これをやるかやらないかで大幅に違うからです。


特に、一番注意しておかなければならないのが工程7を抜く業者もいるという事です。


この塗料(ナノコンポジットW)の特徴は、仕上がった後全体的に3分艶有りに仕上がります。

住宅が和造りや、落ち着いたイメージを出したい家には最適だと思います。


水谷ペイント勉強会2回目出席

2013年09月03日 | 塗装工事
先週、水谷ペイント(株)の勉強会に行ってきました。



当社は水谷ペイントのパートナー施工認定店です。


詳しくはコチラ



前の勉強会の時も書きましたが

今からの塗料メーカーはただ『買ってください』だけではダメです。

塗料って現地で塗ってこそ、塗料が塗装になるわけで

そういう意味ではメーカーと我々施工店とは切っても切れない仲なのです。


その関係を深くし、お互いに協力し合い改良し開発し

それらを一般のお客様にフィードバックさせる事が非常に大事だと思います。


今回は実地講習もありました。

やはり職人は座学より実地の方で理解します。

座学で知識を詰め込むより実地で覚えていく体質になっているのです。


うちの田原君も実際に試験施工をしました。




年に2回くらいあるようなので次回がまた楽しみです。







モニエル瓦(スラリー瓦)の塗替え

2013年08月31日 | 塗装工事
モニエル瓦の塗替えの紹介です。

かなり劣化した上にコケやカビが生えまくり、雨水が流れ落ちないような

まあ、私が見た中でもかなり汚れていた屋根と思います。

北面屋根塗装前






まずは当社では当たり前の殺菌処理をします。

これしない塗装屋多いんですよね~。

これは部分的しかやっていないので一式2万円程度頂いております。








そして殺菌剤を塗布して1時間後くらいから高圧洗浄を始めます。

水圧を10Mpa程度に調整して汚れを丹念に落とします。

うちは汚れ落としに時間をかけるので㎡当り200円は頂いています。

高圧洗浄をすると軒樋の中や外部足場に汚れが付きますので全て流します。







そして下塗り。

水谷ペイントのモニエル瓦専用のスラリー強化プライマーを使用しました。








中塗りも水谷ペイントの水性ナノシリコンを使用しました。








そして上塗り







縁切りもします。

今回は瓦の隙間がなかったのでスペーサーを使用しました。






西面と南面の劣化が酷かったのでその2面は3回塗りました。

ようやく完了です。

北面屋根塗装完了







別の角度から着工前





塗装完了






8月30日、飯塚地方ではかなりの大雨が降りました。

うちが屋根を塗装した住宅が昨年3件あります。

全て縁切りはしたつもりですが、あれだけの大雨なのでもしかして漏れているかも知れない。

そう思って3件に電話をかけ確認しましたが、3軒とも無事でした。

昨日の大雨で漏ってなければ今後も大丈夫でしょう。

これでウチの縁切り方法が間違っていなかったという証明になります。



屋根って、オーナー様が一番見えない部位なんですよね。

オーナーが見えないからと言っていい加減な仕事をしている業者が多すぎます。


私が調査に行くと、色んなムチャクチャが見えてしまいます。

施工中に屋根材を欠いてしまった場合、やりかえるのが当然なのに

欠けている部分にシーリングをなすくって埋めたりしているのはザラです。


なので私は普段オーナー様が見ることができない屋根はなるべく写真を撮り

工事完了時に他の書類と一緒に引き渡すようにしています。


今回も2階の部分は足場がないと見れないので写真を撮りました。


南面塗装前





南面塗装完了








西面塗装前




西面塗装完了







東面塗装前





東面塗装完了




見えない屋根などは特に信頼のおける業者に頼みましょう。








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トイレに漆喰を塗ってみて(その後)

2013年08月05日 | 塗装工事
先月、7月22日付けの日記で

『DIYでトイレの壁を塗りました』

を書きましたが、早速1件の問い合わせ~成約となりました。

これは関西ペイントが開発した『漆喰ペイント』です。

『漆喰調』ではありません、完全な『漆喰』です。


ブログにも書いていますが、『漆喰』だから塗りにくい。

詳しくは3年以上前の私のブログにも紹介しています。

しっくい塗装


さて、自宅のトイレのビニールクロスの上に漆喰塗料(アレスシックイ)

を塗ったわけですが、塗装後約10日間経過してますので報告をします。


まず塗装直後

このアレスシックイ独特のニオイがかなり強くしました。

トイレという閉鎖された狭い空間での事かも知れませんが

それはもう、シンナー臭ではなく、私も嗅いだことがない独特なニオイです。


それが3日後くらいから急激にしなくなります。


そして1週間後には完全なる無臭空間ができます。

今までのトイレのニオイ、芳香剤やその他のニオイ等々

完全になくなっています。


というより、私は完全なる無臭空間というものに遭遇したのは

今回が初めてなのではないでしょうか?

完全なる無臭空間とはこの事だ。と認識するまでには時間がかかりました。


それもトイレという狭い空間だから尚更かも知れません。


漆喰を塗る前は、『消臭効果のあるマイナスイオン発生塗装』をしていました。

これも確かに当初はニオイが消えたと思いました。

しかし数年後にはまたトイレのニオイがするようになりました。


今回漆喰塗装をして良かったと思います。

また、例えば中古住宅を買われた方など、クロスの上からこれを塗ると

とても気持ちの良い空間ができると思います。

寝室とか塗るといいんじゃないでしょうか。


ただ欠点もあります。

手垢などで汚れやすいので覚悟が必要です

※上から塗る汚れ防止クリヤーもありますが、金額もかかります。


また、汚れ成分を吸着する性質があるので

タバコの煙を吸着し、塗装面がすぐに汚れるそうです。

まあ、それだけ悪性物質を吸着している証拠なのでしょうが・・・・


私個人的なおすすめ場所は

寝室・トイレ・お座敷・老人施設の各部屋・病室・待合室・診察室ですかね~。



お盆にはある会社の事務所、30年以上経過した天井材(ジプトーン)を施工してきます。

30年間汚れやヤニを吸ってきたジプトーン天井が漆喰ペイントでどうなるか

またレポします。











DIYでトイレの壁を塗りました

2013年07月22日 | 塗装工事
今日は私の自宅のトイレの塗替えを紹介します。

トイレ程度の広さならDIYでやってみよう。という方は参考にして下さい。

まずは今回塗った材料です。

関西ペイントの漆喰ペイント、アレスシックイと専用シーラーです。
専用シーラーが0.7Lで約3000円、アレスシックイ0.7Lで4000円×3袋(税・送料別)程度です。



しっくいは調湿・消臭・防菌などの効果があり、トイレの壁の塗替えには最適かなと判断しました。

なお、今回は私の個人的DIYのため、材料などは全て自費で購入しています。

道具はホームセンターでローラーバケツ・アミ・ローラーハンドル・ローラー・刷毛のセット

これだけ揃って630円




ローラーバケツの持ち手は2本あり、1本だけ掴んで持ち上げてしまうとひっくり返り

塗料が全部こぼれてしまいますので(経験ありますが、超悲惨な結果になります)

このように2本の持ち手を引っ付けた方が絶対に安全です。




その他に、養生として建築用マスキングテープ1巻、ビニールマスカー350mm1巻、新聞紙少々。


ではまず壁の清掃をします。

軽く水拭き程度で構いません。

うちの壁はビニールクロスですが、私が喫煙していた頃に1度塗り替えています。






次に汚したくない部位をマスキングテープとマスカーで養生します。

床は新聞紙を使います(3枚重ね程度で)

うちの仕事とした場合、壁の付属品はほとんど外しますが

今回は自分ちなのでその辺は適当に(面倒なのでww)






そして材料の準備をします。

袋の中で沈殿分離していますので、3分から5分程度よく混ぜます。

ローラーバケツに移し、ローラーで混ぜながら粘度調整を行います。


ボタボタこぼれない程度に水で薄めて塗りましょう。

塗装は、やりにくい場所・出口から遠い場所から塗ります。

まずは角などローラーが入らない場所を刷毛で塗ります。

最後にローラーで一気に仕上げていきますが、ここの注意点として

塗料を浸したローラーを端ではなく、中央部に捨て塗りをします。

これは塗料を壁面に均等に配るためにやります。



車のワックスも同じですよね。

専用シーラー塗り終わりました。



扇風機を強で当てながら約90分乾燥させます。

その間にローラーバケツの掃除をします。

今回は使い切ったんですが、もし余った場合(極少量の場合です)

ビニール袋にキッチンペーパーを大量に入れて染み込ませて捨てる方法もありますが

あくまでも極少量の場合です。

多い場合は洗浄水と残塗料をジョウゴで戻して下さい。


廃棄方法は各自治体で聞いてください。

どうせ上塗りをするのでほどほど洗いをしましょう。




洗ったローラーは新聞紙で水けをよく取りましょう。




そしてアレスシックイ中塗りです。







また2時間程度乾燥させてから上塗りをします。

そして完成。







時間的に書きます。

10:00 作業開始

11:30 専用シーラー塗装完了

11:30~13:00 昼食・掃除・あまちゃん溜め撮りを見る

13:00 アレスシックイ中塗り作業

13:30~14:30 お昼寝w

14:30 上塗り~清掃片付け

15:20 入浴


塗り重ね時間はメーカー指定時間より短めです。

夏場で気温が高い事と(うちはエアコンレスなので)扇風機を使ったので

指定時間より早く乾燥しました。



うちのトイレの寸法は 1500*760の高さ2020で、壁天井合わせて9㎡あります。

アレスシックイ0.7Lで3㎡なので、合計3袋必要でしたが

この材料、非常にトマリが悪くて、かなり苦労しました。

自分ちだから許されるけど、もしこれでお金を貰おうと思えば

4袋で3回塗りが必要だと思われます。


さらに商売となると、今回の場合6万円ほど頂かないと合わない計算になります。

トイレだけ塗り替えて6万円。

自分でやれば15,000円程度で済みます。

なぜ45,000円も高いのか。

それは、材料がもう1袋と職人の工賃と諸経費。

そして事前にお伺いし見積りし打ち合わせをしなければなりませんよね。

その分です。


何度も言いますが、今回は自分ちだったので、超適当塗りをしました。

というか、便器の裏側とか手が入らなくて養生すらできませんでした。



この辺は特に養生せず塗りたくったのでとてもお見せできる状況ではありませんが

ま、DIYで自分ちですからこんなもんですw


さて、しっくいペイントを塗ってどうなったか?

臭いは消えたか?

とりあえず今現在は塗料のニオイしかしません・・・・



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スレート屋根の断熱塗装(ガイナ)

2013年04月20日 | 塗装工事
先日の折半屋根のガイナ塗装に続いて連続のガイナ塗装です。

ガイナ(断熱塗装)で効果がないと言われる方もおられますが

それは2つの理由が考えられます。


まずは1つ目

窓面積が多い・壁が鋼板で日当たりが良すぎる・換気(空気の流れ)が悪い

などがあります。

いくら屋根の温度を下げても外壁が暑かったらどうもなりません。

また場内での空気の対流も重要です。

しかしこれは施工前に調査すれば簡単に分かるはずですが・・・・・



そして2つ目。

ガイナの塗布量が足りない。

ガイナは1缶がとても高価です。

ヤフーショッピングで調べてもらえば分かりますが、14kgが45000円です。

必要数から1缶少なく塗るだけで45000円の不法な利益が出ると考えると・・・・・

だから少なく塗る業者がいるわけです。



当社はお客様と契約した数量でガイナの必要缶数を計算し

少なく塗らないように必ず必要数の100%を最初に搬入します。










スレート屋根の塗装前










屋根を踏み抜かないように、そして滑らないように高圧洗浄をします









そして浸透性エポキシシーラーを塗ってガイナ1層目終了後にタスペーサーを挿入します








これは水の逃げ道確保的な役割のために行います。








そしてガイナ2回目を塗って完了です。




※ガイナの施工をご計画中の皆様へ。

上記に書いたようにガイナの施工には正しい知識と商売に誠意的な対応が望まれます。

できれば地元の長く営業されている塗装専門店(許可や資格をチェック)がいいと思います。

業者選びの参考として

国土交通大臣認定の長期性能保証が付く全国マスチック事業協同組合連合会


もしくは、全国塗装業者2500社で構成された唯一の団体日本塗装工業会でお近くの施工店を

調べることもできます。










※検索ワード

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水谷ペイントの勉強会

2013年03月25日 | 塗装工事
23日は水谷ペイント(株)のパートナー施工店勉強会なるものに出席しました。

水谷ペイントと言うのは日本ペイント、関西ペイント、大日本塗料等々と同じ塗料メーカーで

業界30位という、まあ中堅どころの塗料メーカーですが、塗料はいいものがあり

例えばモニエル(スラリー)瓦の塗替えでは水性ナノシリコンを当社は使うし



和風住宅で低汚染で艶を出したくない場合はナノコンポジットWを使っています。




逆に言うと中堅どころのメーカーなのでフットワークが軽く

先日パートナー施工店認定書を渡すためにわざわざ水谷社長が当社まで出向いてくるところなんか

他の塗料メーカーではあり得ないことです。


今回の勉強会では屋根・壁の塗料について色々勉強になりました。

私は塗装の実行部隊ではありません。

お客様に対してどうプレゼンするか、計画部隊です。

私がどのメーカーの何の塗料を使うか選択できる立場にあるわけで

逆に言うと、それだけ私が塗料の勉強をして間違いのない塗料を選んで施工する義務があるわけです。

でも義務感だけじゃなくて、やはり自分らのメシのタネの塗料を知ることは楽しいです。

これからも自信を持って塗料を薦められるよう勉強していきたいと思います。

が、他のメーカーはそういう勉強会を一切やらないんですよね~。

工場見学とか行きたいんですよね。

いつも使う塗料の原料って何でしょう?どんな形をしているんでしょう?

まあ、石油系樹脂っつうのは知っていますが・・・・

そんな工場見学会などをメーカーはやるべきだと思うんですけどね~。