株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

塗装回数

2009年05月25日 | 塗装工事
塗装の塗り回数ですが、何回塗っても最後に塗った部分しか見えないんですよね。

当たり前ですけど(笑)


でも、この当たり前のことを証明するのが難しいのです。


以前は下塗り~中塗り~上塗りと、色を変えて塗って写真を撮って。

ってしていましたけど、経年で劣化してくると下地の色が出てきてムラに見えやすいという難点もあります。


塗料の必要缶数の管理方法もあります。

事前に面積によって使用する缶数を計算し、その通り購入されたかどうかを管理する方法です。

役所などでよくあるやり方です。


しかし、理論上の必要缶数は意外とあてにできません。

下地のわずかな凹凸でずいぶんと変わるし、また、道具によっても変わるし。


鉄部の場合はこのような膜厚管理ができるのでいいのでしょうけど
住宅などの壁の場合は測定できません。



まあ、購入した缶数を調べるとか、使い終わった缶の数を数えるとかチェックの方法がありますけど


一番イイ方法は




ちゃんとした塗装業者に依頼することです(笑)


塗装業者に依頼した時点で、工事の成功不成功は決定されます。


と私は思います。

高速道路の塗装改修その2

2009年01月21日 | 塗装工事
いよいよ現場で塗装工事を行う前に、塗料材料検査があります。


塗装面積から必要塗料缶数を割り出して、その数を公団が検査をするのです。


普通一般的には、塗装前に必要塗料缶数を計算して、その60%~80%を購入して塗装作業を行い

足りなくなった分だけ追加注文をするというやり方なんですが(余材を減らすため)


今回の工事は作業前に必要缶数を全て一括購入してから作業にかかると、というのが普通らしいです。






並べるのも大変でしょうね・・・・


石油缶にしておおよそ800缶(下記画像で500缶くらい)




缶に使われている金属がもったいない気がします。


ドラム缶にして現地に設置すれば、かなり資源的にエコなんでしょうけどね。

高速道路の塗装改修

2009年01月17日 | 塗装工事
現在、高速道路の橋の塗装改修工事を行っています。


今回の現場はココです






このような壁面を







職人がダイヤモンドサンダーで






このように既存塗膜を剥がして素地を露出させます






このように既存塗膜を剥がして素地を露出させてから新規に塗装を行います。



橋の下面は現在、コンクリート部分の劣化状況のチェックをしています



このようにマーキングを行い、そのマーキングが正しくされているか検査を受けて補修します。


そして、その補修が適切に行われているかどうか検査を受けて


初めて塗装を施工できるのです。


ここの現場は今から最盛期を迎えようとしています。

外壁塗装前高圧洗浄(動画付き)

2008年11月03日 | 塗装工事
福岡市内の中学校の体育館外壁の高圧洗浄状況です。


外壁にスプレーで書かれているのは下地処理工事のためです。


ひび割れ補修工事時にサンダーで溝を掘ったり


浮き注入工事の時にはドリルで穴を開けたり


その時に発生したホコリが外壁にびっしり付着してしまいます。


塗装工事前の外壁は経年からの汚れの他に、このような工事で付着した汚れもあるので


必ず塗装前には高圧洗浄で洗い落とします。


これは体育館だろうがマンションだろうが個人住宅だろうが必要な時は必ず施工します。


見にくいですが実際に汚れが落ちています。


軒天塗装(補修吹き)

2008年07月12日 | 塗装工事
マンションでも何でも改修工事では下地処理を行います。



脆弱な下地を適切な補修を行うわけですが、その補修跡を上手に処理しないと塗装後に目立つようになります。







補修した部分と補修していない部分を同一条件にします。
これを補修吹きと言います。







下地を均一にしたら全体的に塗替えをします。







軒天塗装完了







養生を剥がすとこのようになります。
よく見ないと補修跡がどこにあるか分からないくらいに仕上がっています。

アパート屋根塗替え工事

2008年05月27日 | 塗装工事
外壁と同時に屋根の塗替えも行いました。

今回は遮熱系じゃなく通常の2液シリコン樹脂系で塗替えを行っています。


着工前です。
地色が黒いので気付きにくいですが、かなりのコケで汚れています。





高圧洗浄です。
意外に勾配がきつくて屋根足場を考えたんですが、敷地の関係で組める状況ではなかったので、命綱を付けての作業です。





洗浄完了
着工前と比べると、かなり汚れが落ちたのが分かりますね。






次がプライマー塗り(下塗り)です。
筑豊地方は盆地で、昼夜の寒暖の差が激しく、また靄などを発生しやすい土地柄なので溶剤のエポキシ系プラーマーを塗りました。






次は、シリコン樹脂1回目(中塗り)です。
上記と同じ理由で、溶剤型を選んでいます。







シリコン樹脂2回目(上塗り)です。
やはり2回塗らないと綺麗な艶は出せません。






完了しました。
怪我も事故もなく、無事に完了してホッとしますね~。





溶剤型2液シリコン樹脂塗料なので、陽が当たればこのようにビカビカに光ります。






今回の使用材料です。
関西ペイントのヤネMシリコンです。




一番劣化が激しい水平面。
いくら2液型シリコンとはいえ、何年もつかが気になります。
屋根は外壁以上に劣化が早いのでこまめなメンテが重要です。

社団法人日本塗装工業会横浜全国大会

2008年05月24日 | 塗装工事
当社が加盟している社団法人日本塗装工業会の全国総会がありました。


2年前は福岡県で、昨年は福島県で開催され、今年は神奈川県で開催されました。


朝9時の飛行機で福岡を発して、会場である横浜ランドマークタワーに着きました。



このランドマークタワー。
高さが296mあるんですが、実は、新築工事の時に何度か行ったんですよ。
以前いた会社が17階~21階の内部塗装を請けたので。


当時(よこはまみらい)はインターコンチネンタルホテルとか観覧車はありましたけど、空き地ばかりでした。

桜木町から強風にさらされながら現場まで歩いた記憶があります。

また、新築工事当時のJVの大成建設の監督がすごい横着で異常に威張ってたのを覚えています。


さて、総会がはじまりました。




総会が終わって懇親会まで2時間あったのでお土産買いに中華街へ。



以前横浜のお客さんから頂いた肉まんが美味しかったので買いました。
けど、この店でいいのでしょうかね~?(汗)



慌しく買い物してホテルへ戻り懇親会が始まりました。



庄野真夜さんの歌謡ショーがありました。
年齢的に?と思ったんですが、実物見て綺麗さにビックリしました。

それと、当たり前ですが、歌が上手いですよね~。
いや、最近は歌の上手い歌手が少なくなりましたけど、庄野真夜さんは肉声を聞いてもすごく上手かったです。


ただ残念だったのが、食事が不味かったです
日本一のビルの食事だから!という期待感がありすぎたのかも知れませんが
食材も調理法も全然普通以下だし種類は少ないし、まさかこれだけ?みたいな。


翌日、主催の神奈川支部長も、試食した時と全然レベルが違ってましたと謝罪されましたけど
日本一の場所で出す料理の種類ではないし、また、味でもありませんでした。


まあ夜景と眺めは良かったですよ。



2年前、福岡で全国大会を開催した時、私も多少ながら働きましたけど
やっぱりホスト支部となると大変な尽力だったと思います。

神奈川県支部の方にこの場をかりてお疲れ様でしたと言いたいです。
懇親会の食事以外は最高でしたよ(笑)

マンション自転車置き場塗替え

2007年09月22日 | 塗装工事
私が住んでいるマンションの自転車置き場の鉄部塗替えをやりました。


この柱がかなり錆びてる状態でした。




塗替え後





こちらも




塗替え後




今回は柱を黄色にすることによって、

・自転車をぶつけて停める人を減らす=キズが入るのを防ぐ

事を目的としています。

断熱工法

2007年09月19日 | 塗装工事
今日は、(株)黒木さんに教わった断熱コートを塗装しました。


ハイブリット断熱コート (株)シンマテリアル社のキルコートです




今回の施工物件(金属製屋根材)





1回目塗装




材料の中に微細な中空ビースが入っているらしく、ゴテゴテしてます。

この手の材料は、性能重視で美観は少し考えたほうがいいですね。




ちなみに、この1回目塗装済みと塗装なしではどんな状態なんだろう?


と思って手を当ててみると




塗装なしでは熱くて1秒くらいしか手を置くことが出来ないのに対し、1回塗装面では
何と、ほとんど熱さを感じさせないんですよね。


これが2回塗りとなると、表面温度は20℃以上くらい全然違うんじゃなかろうか?


2回塗り最中




こんだけの温度差があるならば、室内温度も絶対に違うに違いない。

と思って、今後はこの商品を推していこうと考えました。

(軽)検査場塗替え

2007年09月09日 | 塗装工事
今日は飯塚市の庄内町にある筑豊自動車車検場の現場に行ってきました。

軽自動車車検検査場の内部の鉄骨の塗替え工事です。

使用塗料は大日本塗料(株)の2液型エポキシ錆止めと2液型ウレタン樹脂塗料です。

室内ですが、自動車の排気ガスやオイルなどを考慮して2液型を使用しました。




作業場所が屋根裏になりますので気温もかなり高いです。

お疲れさまです。

吹付工事

2007年08月21日 | 塗装工事
最近では近隣環境の関係で吹付塗装って減ってきました。

それは、現場の横に住宅や駐車場などがあったばあい、吹付した塗料が飛散するからです。

それでも吹付工事はなくなりません・・・

ウチの会社としても、できるだけ吹付ではなくローラー工法にしたいのですが
予算の問題と工期の問題でそれができない場合が多いです。


新築マンションでの吹付の様子。




夏休み工事で学校の外壁を吹付している様子。




こんな感じで仕上がっています。




暑い時期は本当に吹付は大変です・・・・

屋根の遮熱塗装(高反射率塗料)

2007年07月05日 | 塗装工事
今日は、飯塚市の(株)メイコー様の会社のスレート屋根の塗替え工事を紹介します。

ここでは遮熱塗料を使用しました。

遮熱塗装とは、屋根に入射する紫外線赤外線を反射させることにより屋根の表面温度を-1℃~-5℃下げる機能をもった塗料です。

これにより、室内温度もわずかですが下げることができます。


最近ではクールビズやチームマイナス・・・・などの地球温暖化防止の運動が有名ですが
この遮熱塗装も十分地球温暖化防止に貢献できる塗料なのです。



着工前




高圧洗浄・下塗り完了




遮熱塗装1回目




遮熱塗装2回目


このように、2回ちゃんと塗ると同じ青でも色合いが違いますよね。
安いだけの仕事、ムリな値段の仕事ではちゃんと2回塗れないのです。


完了






着工前



完了




自分で言うのもなんですが、素晴しくキレイに仕上がりました。

これも単価を理解してくれてしっかり発注してくれたメーコーの社長さんに対して、いい仕事というお返しが出来たと思っています。


こういう仕事は気持ちいいですね~。