十六夜（いざよい）

「 会社帰り 十六夜の紅い月が 綺麗だよ 」
「 夕焼けなの？、」と聞き返すと
「 十六夜の月は 紅っぽく見えるのよ 」との返信
「 え～ そうなんだ 」と私…

今日は 午後から物凄い土砂降りで 至近距離の雷付き
夜になり 雨は上がりましたが 雲は厚く
紅っぽいと言う十六夜は 見られないかと思いました

贅沢な事に 私のベッドに横になると
窓からは お月様が見えるのです
ここ数日 満月を今日が今日かと眺めておりました

その満月を昨夜眺め 今日は十六夜
眺めたいと思いながら 眠ってしまいました

目が覚めたのは １１時半になる頃
窓のガラス越しに 明るい光りが見えました

今日が昨日になる頃 窓からは十六夜の月が顔を出しました
とても綺麗です

「今夜は地球から遠い小さな満月です」
と昨日はラジオであれ程何度も聞いたのに
今日はお月様の話題は一度も聞かれませんでした

そのせいかな？
満月を無事に済ませ ホッとしているようなお月様
肩の力が抜けたような美しさ

今 お月様に背を向けて 携帯での投稿中
背中に感じる お月様の視線？
「私のこと 何を書いてるの？」と覗き込む様に感じられます
心配しないで とても綺麗と書いているのよ
…それで私には 照れた十六夜が
紅く見えているのでしょうか？
十六夜ちゃん 可愛いよ

十六夜はもう窓の真ん中に来ました
窓から見えなくなる前に
体の向きを変え 十六夜と語らいながら休みます

私が眠りにつくまで そこから 見ててね


追伸…
今朝 ブログを見たお友達から が来ました
》十六夜の月も夜中は紅みが無いでしょう？
昇る時 紅く 大きく見えるのよ…
とのことでしたが
私には 照れたうっすら色味があるように感じられましたが…