曽爾高原で金色のすすきを見て駐車場まで帰る道でのできごと
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曽爾高原はお亀池周辺が夕景を楽しむスポットです。

一番近い曽爾高原入口の駐車場は有料で150台のキャパがありますが、シーズン中は満車が続き、駐車場までの長い渋滞が続きます。
中腹にあるファームガーデン(お亀の湯)には無料の駐車場があります。
僕たちはそこに停めて高原まで歩いて登りました。かなりの坂ですが30分くらいで着きます。
帰りは暗い遊歩道を戻りますが、人も少なくトボトボと帰っていると
一人の小学校低学年の男の子が走って僕たちを抜いていきました。
しばらく進むと、その子が半べそをかきながら
「迷子になってしまいました。僕はどうしたらいいでしょう?」
と言ってくるではありませんか!
話を聴きますが要領を得ません
遊歩道は暗くて危険なので、とりあえず一緒にファームガーデンまで行くように言いきかせました。
歩く途中で
「お父さんかお母さんの携帯番号知ってる?」
「お母さんは知らないけどお父さんは知ってる」
「たしか、090… 後は知らない」
090は誰でもや!とツッコミそうになりました(笑)
「家の住所は知ってるで」
「うーん、今はええわ」
家族で車で来ている事、お父さんだけ駐車場で待っているらしい事、でも駐車場はどこかわからない等々
とにかくファームガーデンかお亀の湯のスタッフのいるところで相談して警察に連絡するのが1番良いだろうと遊歩道から車道に出て渋滞している車を見ながら降りていきました。
「ところで車はどんな車?」
「青色でナンバーが○○ー○○」
「おおっ!それは覚えているんやなぁ。それなら渋滞している車を探しながら降りていこう!」
しばらく歩くと
「あっ!お父さんの車や!」
「ええっ!ウソやろ」
なんと、渋滞中の車の中からお父さんの車を発見👀
お父さんも訳がわからず恐縮しておられます(笑)
奇跡的に出会う事ができました。
べべちゃんと「彼は何か持ってるなぁ」
と気分よく駐車場まで歩いていきました。
ライトアップもあり夜の曽爾高原は家族連れやカップルでいっぱいです。
子供は元気で坂でもどんどん進んでいきます。
小さい子供には、連絡先がわかる携帯グッズがあればよいのになぁ~
