キャブ部のエアコンでリアのキャビンを冷やす能力はありません。
ZILはデュアルソースエアコンシステムでキャビンを冷やす場合は、家庭用エアコンを稼働させる。
エンジンが動いていれば、エンジンによる発電でキャブもキャビンもまかなえるし、エンジンが止まってもサブバによって家庭用のエアコンは動き続ける。
室内の温度差を少なくするため、クリップ式の扇風機をつけている。
家庭用エアコンは、最初に室内機のファンが回り、しばらくしてから室外機が動き始めると一気に電気が消費される。
外は、36度、室内は32度もある(笑)。
残量計で34.3Aを消費している。
ここで、切替スイッチでサブバのシングルとトリプルを並列にしてソーラーの発電も取り入れる。
残量計は、24.7A、9.6Aをソーラーとシングルがまかなっているようだ。
この時、ソーラーのチャージコントローラを見てみると、パネルの電圧は、24Vで4.3A流れている。
バッテリーの電圧は、12.7Vでソーラーから8.5A供給されているようだ。
バッテリー残量計は、トリプル側に接続されているので、シングルとソーラーで9.6A、トリプルで24.7Aまかなっているという事なんだろうと考えてる。
ソーラーは、120Wを2枚直列でつないでいるので、半分くらいの能力しか出ていないことになる。まぁ、太陽の角度や温度による損失などでフルパワーは望めないけどもう少し頑張って発電してほしいものである。
しかし、家庭用のエアコンは快適だわ!