校門の前で、誰かと誰かが言い争っている。二人が言い争っていて、一人はオロオロしている。ドラえもんみたいな光景だ。ランドセルを背負っていることから、小学生なのだろう。その中に、当然『はなみず』は居ない。怒号にも似た、声変わり前の少年たちが発する言葉はというと、
「辛いだよ!」
「いや、苦いだよ!」
そこでは、キヨチャン(仮名)と、ミッツ(仮名)が言い争っていた…と、記憶している。因みに、ここは日本だから二人ともちゃんとした名前を持っている、漢字のやつを。けど、オロオロの名前は忘れたし、キヨチャンとミッツも不確かです。万単位の金でも賭けているのか?と、今になって思うほど、必死の形相。
リトル・はなみずは、校門だけにそこを通過しなければ家に帰れない。
小学生、抱きしめたくなる小学生がそこには居たんだよね。今、思うと。
んで、何の話か?何の激論か?というと、それは…、
『甘いの反対は何か!?』
なんて素敵なんだ!可愛い過ぎる!! 一緒に暮らしたい。
いや、しかし!当時は、そんな戦場をはなみずは通過しなければならなかったんだった。よもや、被弾は必死だ。しれっと、足早に通過を試みるものの当然のように、ヒエラルキーの中に引き込まれてしまったわけで、意見を求められる。「**チャン(はなみず)はどう思う?」それも、必死の形相に挟まれちゃて…(哀)
「甘いの反対は何か?」どうでもいい。が、しかし、通過しなければ帰れない。それに、気になる問題だと言えば、結構気になる。ん?いい設問だ。「辛い」も「苦い」も「酸っぱい」も、正解のような気がしてくる。えっ!何なんだろう?
「う~ん…」数秒考えた後、リトル・はなみずは自信を持って、答えました。
「甘くない!」
くだらない話です。はい、何となく記憶しているだけです。
実際、その時は、「はぁ…??」って感じで、その場を白らけさせてしまいました。
付録:今になって…、『そんなこと』から得られる教訓!
① グレーゾーンだけで世の中は成り立っていると言ってよい。
②「お前の考えは甘い!!」には対応できるけど、「人生はお前が思っている程、 甘くない!!」には、対応できない。
*前者に「いや、甘くないっすよ!」と答えられるけど、後者に「いや、甘くないっすよ!」とは答えられない。
③ 浮いてしまうなら、早いうちが良い…!?
④『甘い!』を避けるなら、『最悪に甘い!』だけを避けるべきだ。
⑤ んで、『ほんのり甘い』は、セーフ。
結論:人類は理想には決して届かないことを自覚し、最悪の事態だけを、避けるべきだぁ!!
今の僕自身は、そんなこと思っちゃいないけどね…。(笑)
「辛いだよ!」
「いや、苦いだよ!」
そこでは、キヨチャン(仮名)と、ミッツ(仮名)が言い争っていた…と、記憶している。因みに、ここは日本だから二人ともちゃんとした名前を持っている、漢字のやつを。けど、オロオロの名前は忘れたし、キヨチャンとミッツも不確かです。万単位の金でも賭けているのか?と、今になって思うほど、必死の形相。
リトル・はなみずは、校門だけにそこを通過しなければ家に帰れない。
小学生、抱きしめたくなる小学生がそこには居たんだよね。今、思うと。
んで、何の話か?何の激論か?というと、それは…、
『甘いの反対は何か!?』
なんて素敵なんだ!可愛い過ぎる!! 一緒に暮らしたい。
いや、しかし!当時は、そんな戦場をはなみずは通過しなければならなかったんだった。よもや、被弾は必死だ。しれっと、足早に通過を試みるものの当然のように、ヒエラルキーの中に引き込まれてしまったわけで、意見を求められる。「**チャン(はなみず)はどう思う?」それも、必死の形相に挟まれちゃて…(哀)
「甘いの反対は何か?」どうでもいい。が、しかし、通過しなければ帰れない。それに、気になる問題だと言えば、結構気になる。ん?いい設問だ。「辛い」も「苦い」も「酸っぱい」も、正解のような気がしてくる。えっ!何なんだろう?
「う~ん…」数秒考えた後、リトル・はなみずは自信を持って、答えました。
「甘くない!」
くだらない話です。はい、何となく記憶しているだけです。
実際、その時は、「はぁ…??」って感じで、その場を白らけさせてしまいました。
付録:今になって…、『そんなこと』から得られる教訓!
① グレーゾーンだけで世の中は成り立っていると言ってよい。
②「お前の考えは甘い!!」には対応できるけど、「人生はお前が思っている程、 甘くない!!」には、対応できない。
*前者に「いや、甘くないっすよ!」と答えられるけど、後者に「いや、甘くないっすよ!」とは答えられない。
③ 浮いてしまうなら、早いうちが良い…!?
④『甘い!』を避けるなら、『最悪に甘い!』だけを避けるべきだ。
⑤ んで、『ほんのり甘い』は、セーフ。
結論:人類は理想には決して届かないことを自覚し、最悪の事態だけを、避けるべきだぁ!!
今の僕自身は、そんなこと思っちゃいないけどね…。(笑)
「だってっ!思い通りにならないんだもんっっ!!」
あまりに可愛いくて、おかしくて、大笑いした。
二人で、大笑いした。
この言葉を叫べる人はどの程度の割合で存在するんでしょうね?特に大人と呼ばれる人たちに…。
『思い』が遠い世相だと思っています。思うことが困難な世の中を実感として受け止めることが多いんだ。
右から左への安直さ。手前から遠くへの安直さ。見えざる手が働いていて、それも24時間勤務で働いていて。ツアーコンダクターの旗を見失わないように歩む。
「思うようにいかない!」は、思っているからこそ、行けないのだろう。
休め、休め!!
馬鹿馬鹿しい!!
「ならない」のも、仕方ないけど、始めから「ならない」は…キツイ。僕は『ならない』ことを知っているけど、「なってもいいじゃん!?」って、思う。
30歳だけど。
実際、後ろに「!!!」がつくくらい、わめいたことがあったっけ。
…しかも、ずいぶん大人になってから(笑)
『甘いの反対は?』
『思い通りにならないんだもんっっ!』
どっちも確固たる思いや考えがあるんだよね。理論や根拠とかには無縁なね。それって素敵だと思うのさ。何か、こう、「きらっと」ひかって見える。
翌日、自ら学校に行く支度をした彼女は、「いってきます」の代わりに、「けっ」と吐き捨て、おどけた顔で私を一瞥してから出掛けていった。
玄関で一人、大笑いした。
10年以上前に当時10代だった知人の女の子が言った。
「大人は汚いから」
だってさ。おいら言ってやったね。
「大人は汚いかもしれないけど、子供は大人よりももっとずるくていい加減で馬鹿で世間知らずでわがままで人をキズつけて平気でいられる無神経だ。おいらは子供に生まれなくて本当に良かった。」
今日電話で話した親戚の女の子今年20歳は電話の向こうでこう言った。
「私も二十歳でオバンの仲間入りですよー」
おいら大笑いしてこう言った。
「あっはっはっはー!20歳はまだ小便たれだろー。まだ大人にもなっていないのになに言ってやがる。」
グレーゾーンがグレーゾーンでそのままでいいはずなのに、世間様はよってたかって白黒はっきりさせたがる。どうせ白黒はっきりしたって最終的にはあやふやな解決でオチがつくというのにねえ。
ありゃ、なんのはなしだっけ?
何が利で、何が害かも分かってないのかも知れないのに…。
何が理で、何がGUYかも分かってないのかもしれないのに…。
何かを必死に守ろうとしているから、線引いたり、ぐるっと囲っちゃったりするんだろうね。
その「何か」は、私にとってどうでもいいことだったりする。
あの時、周りにいた子たちは、ほんと痛快だった。
今、また、その感じが甦ってきている。
海を渡る人、山を、砂漠を越える人では決してない。
知覚と言うのは、とても限定されていて、僕が若いのなら?若い人にも更に限定されちゃって…、知っていることだけにしがみ付いているのなら、それが正しいと思うのなら、やればいい。
でも、僕は『その日暮らし』を肯定したい。日常のダイナミズムを快としたいですねぇ。垢がこびり付いてもいいじゃないか。
プロデュースということで完結して、リスクのない小さな生活をしたいのなら、田舎暮らしなどは越えて、来世にシーラカンスになればいい。
シーラカンスかぁ…、いいかも。
ただ、自分を大人と括りたくないし、括れないし、ましてやOYAJIと開き直る気にもならないと思う。20を越えたら大人なら、大人でいい。ただ、そのことが役に立つかといったら、個人的に疑問だ。大人の定義をここでしちゃいたいけど、僕にその能力と経験はない。
何せ、考えたことがない。