(2)後顧の憂いなく 悪徳悪質芝信用金庫との戦い。
続きです。
創業して43年経過。
サラリーマン失格して激流の岩に取り残され
イチかバチかで飛び込んだ。
流木にしがみつき岸辺に這い上がり
ずぶ濡れで心身が凍えた。
このまま、死ぬ訳にはいかぬ。
再び濁流に飛び込んだ。
豪華貨客船の安定した甲板員から
泥船の船長になり、船には、妻と2歳の息子0歳の娘。
何としても、荒波を乗り越えて育てなければならない。
43年が過ぎた。
鴨長明 方丈記 鎌倉時代と現代も人々の生活は変わらず
まもなく鎌倉、室町幕府崩壊して群雄割拠の戦国時代になっていくが
現代グローバル世界は孤立、鎖国政策では生きていけない。
国家も自己中心的な政策では、いっときは意気盛ん
必ずや破綻という激流がやって来る。行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる
能力も閃きも無く、コネなし貧乏人はギリギリの状況で生きている。
今、静かな河口までやって来た。
私と妻も後期高齢者となった。
息子娘も下船した。
ビジネス上の借金返済も済んだ。
税理士が言った。
社長は質素で派手なこともせず。
慎ましい生活。
だからここまでやってこれたのですね。
生命保険は2千円掛け捨て保険
しかし、民間の介護保険は大金を払った、
死ぬのに葬儀代は質素
しかし、病で介護になり家族に負担を掛けたくない。
大金を私と妻に一括払いした。
保証協会と介護保険
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/5104792e2527e6dbf98e4adadd90b67d
バブル真っ盛り時代、銀座接待で泡銭に浪費したが
帰る電車賃もなく3畳一間に事務所でが凍えながら寝た。
現住まいは娘と正式売買契約して譲渡。
4千5百万円の価格だが、2千万円は払い済で
残金は娘がローンを組んだ。
国家公務員であり亭主も同僚。
息子には、別の賃貸マンションの家賃収入が入る。
会社継承したので担保物件。
零細事業経営者は質素に底辺で生活する、。
安定収入もなく、退職金など無い。
身近に、零細企業の社長が
首つり自殺、ビルから飛び下り自殺。
刺身包丁で割腹自殺
借りた金を返済できず、未明
相手を刺し殺す。
目の当たりに遭遇した。
生は貪るべく、死は畏るべし。
万葉集
続く
丹沢山塊の玄倉川
僕は少年時代から知っている川
当時は、奥深い武田信玄の隠し湯がある。
何度も沢登りした。
1999.8.14 玄倉川水難事故
続く