便秘解消や腸内環境の改善に効果的な食材といえば“ヨーグルト”。健康のために毎日食べている、という人も多いのではないでしょうか。
腸内環境を良くすることは、体内から侵入する異物である食物から必要な栄養素だけを吸収し、不要なものを排出するシステムを活性化させること。単に便秘や肌荒れなどの不調を改善するだけでなく、身体を外敵から守る免疫力をUPさせ、健康的な身体を育てる効果があります。
ヨーグルトにはビフィズス菌や乳酸菌がたっぷりと含まれ、腸内の善玉菌を増やすのに適した食材。でも残念なことに、腸を刺激して排便を促す食物繊維が不足しています。
そこで今回は、ヨーグルトの腸内環境改善効果をぐんとアップさせる“ちょい足しレシピ”を2つご紹介します。
■ヨーグルト+粉寒天=排便力UP!
食物繊維の不足を補い、腸内環境を改善させることは意外と簡単。足りない食物繊維をプラスすればいいだけです。
寒天には体内で消化されない不溶性食物繊維が豊富。この不溶性食物繊維が便のかさを増やし、排便力をUPさせてくれます。また、ビフィズス菌のえさにもなるため、腸内の善玉菌を育てる作用も。さらに保水力もあるため、便に水分を加え、排泄しやすくする作用まであります。
つくり方は簡単。ヨーグルト200gに粉寒天4gを加え、よく混ぜるだけ。味付けが欲しい場合は整腸作用のあるはちみつや、食物繊維の豊富なきな粉をトッピングすることをおすすめします。
■ヨーグルト+バナナ=免疫力UP!
バナナはアスリートが栄養補給として取り入れるほど栄養価が高く健康に良い食材です。
消化・吸収が良いため効率的にエネルギーにすることができるだけでなく、ミネラルやビタミンが豊富。また、血圧を上げる余分な塩分を排出する作用があるカリウムも多く含まれており、バナナ1本で成人が1日に必要なカリウムを摂取することが可能です。
血圧を安定させたりストレスを防ぐ効果のあるマグネシウムが豊富なところも嬉しいですね。
これもつくり方は超簡単。ヨーグルトにバナナを切って入れるだけです。ちなみに、バナナを焼いて“焼きバナナ”にすると、腸内の善玉菌のエサであるオリゴ糖が増え、さらに効果がUPします。
必要なのは切ったり入れたり、混ぜたりするちょっとした一手間だけ。毎日ヨーグルトを食べているのにお腹の調子が良くならない、という場合はヨーグルトに整腸効果をアップさせる食材をプラスしてみてはいかがでしょうか。
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