東京医科大の入試不正問題を受け、文部科学省が医学部医学科を置く全国81の国公私立大学を対象に実施している調査で、順天堂大(東京)など複数の私立大学が女子や浪人の受験生を不利に扱う不正をしていた疑いが浮かんだ。関係者が毎日新聞の取材に12日、明らかにした。文科省が今年9月段階でまとめた調査結果では、いずれの大学も「不正はない」と回答しており、受験生らに影響が広がる可能性も出てきた。
不正の疑いが発覚した順天堂大は、過去6年の平均合格率が男子9.2%、女子5.5%で、男女の合格率の差が81大学で最も大きい。同大文書・広報課は「事実関係を確認し、しかるべき対応をする」とコメント。一方、同大関係者は「不正はあったが、性差による差別ではない」としている。
同日午前の記者会見では、柴山昌彦文科相が複数の大学が女子や浪人生の取り扱いに差を設けていると明言。「不正が強く疑われる。差異を設ける合理的な理由は見て取れない」とした。
会見では大学名や校数、具体的な不正の方法は、調査が継続中であることに加え受験生の混乱を招く恐れがあることを理由に明らかにしなかった。一方で「なぜ受験生に(募集要項などで)説明することなく、そうした措置を取ったのかを速やかに発表してほしい」として大学側に自主的な公表を促した。
9月段階の調査結果によると、過去6年の医学部入試で男子の合格率が女子よりも高い大学が6~7割で推移していた。文科省は結果を受け、女子の合格率が低い約30大学を対象に訪問調査し、複数の大学で性別や年齢による差別や、特定の受験生を優先的に合格させていることを裏付ける客観的な資料を確認したという。
文科省は今月中に中間報告をまとめると同時に、全国の大学に性差などによる受験生の得点調整を行わないよう通知する方針。最終結果は年内をめどに公表する。
https://mainichi.jp/articles/20181013/k00/00e/040/206000c?inb=ys
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小田切容子(国立大卒・医博) (現代ビジネス)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56501
CERON(ツイッターのコメントで見るニュースサイト)
http://ceron.jp/url/gendai.ismedia.jp/articles/-/56501
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筒井冨美(フリーランス麻酔科医、医学博士) (PRESIDENT ONLINE)
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