HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

HELTER-SKELTER

2016-11-27 20:57:12 | タクティカル
L.E.M.S.S-P3にて行われたカンファレンスは
「タクティカルの多様性 その1・レスキューナイフ」
ナイフコンペと同調したテーマになってます。
●モノがあれば説明しやすい
わけです。
カンファレンスの根底にあるテーマは「タクティカルナイフとは何ぞや」であります。
この日に出た意見として
●機能を追及し、無駄を省いたスタイル→反対側のナイフとしてアートナイフになる
●最終的に量産を見据えたモノになるのではないか?
というものがありました。



それに関連したナイフコンペですが、前回載せた条件を・・・作っ・・・うま・・・
ここからは自己紹介といこう。
この人間の魂を乗っ取った。
オレの名は“ヘルタースケルター”混乱という意味だ。
おっと、勘違いするなよ、オレは混乱の中から人を助ける為に作られた。
つまり、オレって結構イイヤツ。
さて、細かい部分も見てもらおうか。



〈ブレード〉
●155mm長、6mm厚、SKD-11/酸化処理
オレの元ネタはナタだが、基本的にバールとして使う様になっている。頭の先が角っているのはスキ間にブチ込み易くする為さ。
鋭角だからケツから叩けば、細いワイヤーなら潰し切れるだろう。
ちなみに、比較的デカイのは、非番の時に本来の道具が無くても単体でパワーツールとして使えるたろ?




〈ハンドル〉
●130mm長/ブラックリネンマイカルタ
体格のいい人間用だから太めのハンドルになってるぜ!
ハンドル前半は薄くなってるから振り下ろす時に指が引っ掛かるんだ、クールだろ?
オレのASSHOLEは12mm(11.5だったか?)。
ロープは8~10mmが多いから、お通じがいいんだ。
オレをアンカーとしてロープをASSHOLEにロープを通せば、何かを引っ張る事も出来るって寸法よ!
だから頭のギザギザはその時の抜け止めになるのさ!




〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
オレの寝ぐらは3mm厚。
多少の熱に耐える様に厚いカイデックスを選んである。
ガッチリ剛性も高いぜ。
さて、クールな自己紹介もこんなところだ、そろそろケツをまくるとしようか。
後は、この人間がヨロシクやってくれるだろうよ。


〈あとがき〉
おっ、なんてこった・・・
製作者の魂がモノに宿るとはよく聞くですが、ソレに自分が乗っ取られるとは・・・
雑な言葉使いは私のせいではありませんので、そこんとこ夜露死苦!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

L.E.M.S.S-P3

2016-11-20 21:18:59 | ナイフショウ

先週、L.E.M.S.Sブレードカンファレンスに参加してきました。
前回までは4名(ほんとは5名)の出展でしたが、今回から1名増えました。
多少新鮮かと思えば・・・基本ナイフ黒いんで・・・
こじんまりしたショウですが、カンファレンス、課題ナイフの発表会とかでビルダーの主張が聴けるので参考になります。
1日だけなので出展者増やし過ぎれば時間がなくなってしまうので、こじんまりやるのが妥当かも。
課題ナイフは架空カスタマーを設定し、条件に合わせて製作していきます。
アバウトな条件はビルダーの自由度を確保する為、そこに主張の違いが生まれます。
今回の課題は

「シティレスキュー」
〈カスタマー〉
●日本人男性 30代
●身長180Cm
●体重70Kg
●右利き
●レスキュー本職
●手のサイズ標準
〈オーダー〉
●ブレード長制限無し
●頑強である事
●個人携行可能である事
というもので、作って来たのが

NEMOTO-KNIVES
ケーブルカッター、電気抵抗調べる装置付き


ROCK EDGE WORKS
シースにライト、ハンドルが畜光


YUUKI KNIVES(仮)
シンプル、コンパクトをストレートに

私の
基本バールです

となりました。
この課題になったのは、4月サクラブレードショウ開催時、熊本地震が発生したために急遽決定した経緯がありました。

〈出展者テーブル〉

主宰NEMOTO-KNIVES



ROCK EDGE WORKS


YUUKI KNIVES(仮)


TOMAS KNIVES


私・・・少ないとか言わない様に・・・

〈ナゾの物体〉

昔作った覚えがあるようなモノが装いも新たに登場!
他者製作です。
サードパーティーと呼ばれる他社製アフターチューニングパーツの世界が車やバイクとかにありますが、そのシステムをナイフに反映しようと企てています。
そのプロト1号がコレであります。
この後どうなるかは・・・4月(と思われる)サクラブレードショウをお楽しみに。
では参加された皆様、お疲れ様でした。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恒例のダメ押し

2016-11-12 00:24:14 | タクティカル
間に合った!

〈Concealed.Carry〉
●ブレード105mm/4.5mm厚SKD-11/レイデント処理
●ハンドル115mm/G-10
では、会場でお待たせしております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BackCountry “TRAIL-PROTO 2”

2016-11-06 20:53:39 | バックカントリー
11月12日(土)
東京都千代田区内神田1-18-12
内神田東誠ビル フォーラムミカサエコ 8F会議場
13時~18時
で開催される
L.E.M.S.S-P3
に参加します。
ご来場お待ちしております。



春のサクラブレードショウ6thで展示しましたBackCountry TRAIL-PROTOの第2弾。
プロト1号はクリップポイントの5インチブレードで製作しています。
理由あって5.5→5インチへ短縮化しました。
今回5.5と5インチ2本用意しましたが・・・短い方、売れ残ったらオレのモノ。



〈ブレード〉
●5.5mm厚、140(130)mm長、SKD-11/レイデント処理
1号クリップポイントでは、あまりにウインクラー過ぎたので、より原始的なブレードラインにしました。
自称“グリーンリバーブレード”と申します。



〈ハンドル〉
●115(105)mm長/ナチュラルリネンマイカルタ
シンプルなラインで構成したハンドルのデザイン処理は1号からそのままです。
ハンドルエンドはちょい出し。




〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
マウンテンマンスタイルといいつつカイデックス・・・この組み合わせはいかに?
これは当時のコピーを作るのではなく“現代版マウンテンマンスタイルの追及”がテーマになっています。
前回の名も無き・・・ではナイロンシースを使用(流用)していました。
用途や特性、イメージで素材を変え、特徴を生かしたスタイルを構築出来れば、守備範囲が広がるのではないかと思います。



〈あとがき〉
2代目という事で、ブレードラインを変えて、全体のイメージをダニエルウインクラーから離していく魂胆ですが・・・
古典的なイメージと現代的な素材の融合がどうなっていくかは、自分でもお楽しみなところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする