HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

今冬ラスト川原

2023-03-26 21:50:27 | 日常


今冬はVG-10を使ったボウイ型(左)のみをテストする予定でしたが、都合で前回紹介した軽作業用ナイフのプッコ型(右)を少し試す事にしました。

せっかくなので、レギュラーモデル用レザーシースを装着。
しゃがんでも体に干渉しないように考えた装着方法で、左右利き腕に対応、反対向きにも装着可能です。





バトニングは特にネタにするつもりもありませんが、さしあたり出来ます。
コジったりも可能。



ボウイ型でのフェザースティック。
テスト当初から研ぎ直していないので、コンディションは良くないので参考までに。

プッコ型は鋼厚が薄いし刃も新鮮。
よく切り込めます。







軽作業ですると思われる使い方
●フェザースティック的なスライス
●カギの切り込み
●先端を使って穴を開ける
今回はしなかった
●刃を横にスライドさせて竹をパルプ状にしたりとか
が主なところかと思います。

軽作業用ナイフとはいえ、一通りの野外作業は可能かと。

とりあえずボウイ型の鋼材のテストは終了。
十分な結果と思われるので、まずはショウモデル用として使います。
プッコ型は私物で使っていきますが、フィードバックをレギュラーモデルに落とし込むか、ショウモデルにするかはその時しだいという事で・・・
















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テストモデル 2303

2023-03-19 22:03:12 | ブッシュクラフト



冬に3回、川原でナイフのテストをしました。
ナイフ構成ではなく、鋼材の様子を見るのが主なところではありますが・・・
それでも、ナイフとして軽作業に向くタイプも追加しようかと考え始めました。
一応あるのですが・・・まぁ、別のタイプを・・・です。








〈ブレード〉
●3.5mm厚、90mm長、SKD-11/ヘアライン仕上げ
北欧の民族ナイフ“プッコ”をイメージした3.5インチブレードのブッシュクラフトナイフ。
この個体はフラットグラインドにしました。
ブッシュクラフト系には、ほぼスエッヂ的な面取りはしない事にしていますが、より細かい作業用に面取りをしています。






〈ハンドル〉
●105mm長、ブラックリネンマイカルタ




〈シース〉
●レザー/水平装着型
3サイズあるうちの最小サイズ。
4インチブレード用ですが、3.5インチ(~4.5インチ)まで対応出来るようになっています。
3.5インチでは少し深めに入りますが、これくらいが標準でもいいかと思うくらいです。




〈あとがき〉
もともと私物として作っていた→モノが少ないのでショウ展示用に→仕上げに失敗してテスト用にする
といった経緯で完成したモノです。
特にいらない作業をしてグラインドラインがダレてしまったのですが、私物としては決定的ではなかったので、ヘアラインまで仕上げてみました。
テストモデルとしても、プッコタイプだけでなく5インチブレードくらいまで他デザインでも作っていく予定です。今冬のテストとは別の課題で、ナイフとしての使い勝手を試すものになります。
おいおいはショウモデルとしても追加していきます。










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今日はまったりと

2023-03-12 21:50:56 | 日常





オーダーの製作も作業の谷間に入り、とりあえずやる事がありません。
たまにはテストだのなんだのは抜きにして、いつもの川原でまったりでもしようかと。
仲間を誘ってナイフ談義にあけくれるとします。
まぁ、川原でやる事ほ同じなんですが・・・

という事で、いつものマキ割りから。





そういえば、グイグイ横にコジらせるのはしてなかった・・ような気がした・・・のでグイグイしてみた・・・のである。
こういう使い方をするので、平面を残した強度主体のグラインドをしています。

ただし、コンセプトゆえにシャープに切れないという事があります。
コレはコレとして、別にシャープに切れる軽作業ナイフを考え中。
●従来型の改良型
●新規型
どちらにしろコジ作業には向かないナイフになるかと。

ブレードの背中で叩いて火口とする。



尻で叩くのもあり。

これくらいの作業が主体のナイフが私のラインナップにはないのである。
どうしてもサバイバルな考え方がよぎってしまい、無駄にゴツいナイフになってしまうのである。
結果、気軽に使えないのである。





とか考えつつ火が着きました。
さて、コーヒーでも・・・とその時です。
あっ、コーヒー忘れた。
写真のコーヒーは仲間から頂いたものです。
あやうく湯を飲むところでした。

のんびり過ごしながら次に作るナイフを考える。
・・・とかいいつつ、軽作業用ナイフのプロトタイプは出来ています。
やっぱりいるよね~を再確認した時間でした。
















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名も無きファイティングナイフ2023(予)

2023-03-05 21:48:29 | 製作

完成しているCombat Survivalより派生デザイン、コンセプトを出していますが、今回はファイティングナイフ寄りのコンセプトモデルを紹介します。
見ての通り、まだ鉄板状態ですが、今年中には完成させようかと思い2023としましたが・・・
デザイン的にはC.S.からの派生型ですが、コンセプト的には数年前に製作したSoldier Of Fortuneの踏襲です。



ファイティングナイフへのコンセプト変換という事で、幅を狭くしました。
ファイティングナイフは重心バランスがハンドル側にあるので、細身のブレードにしてバランスをハンドル側に持っていきます。
バランス以外にも細身に意味がありますが・・・
リカーブドブレードになっているのは
●カッコいいから(個人的好み)
です。

アゴは弧を描くタイプ。
指が掛けられるので、握りの自由度が増します。

ハンドル材はG-10。
板のまま使うつもりでしたが、カーブ主体のブレードに対してハンドルが直線的になりすぎたので、デザインバランスから側面を削る事にしました。

上からはこんな感じ。
板のままでも、握りは悪くありませんでしたが、やはりデザイン的なバランスの悪さは我慢出来ませんでした。

ブレードを細身にする以外に、ハンドルをストレート気味にしています。

尻もファイティングのイメージで尖ったデザインにしてあります。
小指止めになる掛かりの部分も、握りの自由度が低下するという判断から小振りになっています。
その代わりに、ハンドル前方に深めのフィンガーグルーヴを設置してあります。

という事で、作業的に進んだ1本を紹介しました。
年内、あわよくば夏くらいの予定です。
このタイプもプランの1つで、最終的には
スタイリッシュなファイティングナイフ
の完成を狙っています。











コメント (4)
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