さて、昨年末に完成したマチェット“Victor.Charlie”でありますが、正直買ってもらえると思っていなかったので、自分で使っちゃお候補のNo1でありました。
その後のオーダーで作る事になったのがこの個体。
オーナー氏、ミリタリーマニアなので“濃いヤツ”作ってやろうと思いまして、たどり着いたのがこのデザインであります。
コレも鉄板状態ですが・・・
ベトナムマチェット第2弾!
〈スタイル〉
ベトナム戦争後期にC.I.S.O=Counter.Insurgency.Support.Office,対反乱作戦支援局が設計したマチェットを基にしています。
〈ブレード〉
オリジナルはより幅広く、直線的では無くイヤらしい曲線で構成されており、1968年頃に使用され始めた特殊部隊用マチェットの最終パターンとされています。
ブレード長は資料には明記されておらず10インチと推測していますが、コレは直線的にアレンジ、長さも8インチに抑えました。
●長時間振り回す為の軽量化と扱い易さ
を考慮したものです。
〈ハンドル〉
オリジナルは板状の木(と思われる)をそのまま張り合わせたシンプルなスタイルですが、コレは濃緑のリネンマイカルタをコークボトル状に削ってみました。
ハンドルエンドは尻を出すスタイルにはしません。
●ブレードが長く叩きにくい
●完成時3.5mmまで薄くなるので叩くは不向き
と考えてはみましたが、ブレード先端の形状からブレード背中側で叩いた方が手っ取り早いかと・・・