HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

・・・の原型に近いヤツ

2020-08-30 22:03:50 | 製作



以前に数本製作しましたVictorCharlie(マチェット)の原型に近いヤツを製作中。
元ネタはベトナム(辺り)のジャングル刀、BOLOの一種です。
V.C.は3.5mm厚、9~10インチブレードで作っていますが、今回のボロは5.5mm厚、7.5インチブレードで作ってみました・・・暫定。
●短く重い両刃ナタ
というのが今回のコンセプトになります。
現状、焼き入れ前で少し手直しが必要です。



ブレードは幅がありつつも、先広がりの形をしているので、重心は勝手にブレード側にいきます。
かえってハンドル側に重さを残した方がバランスが取れますね。



四角い頭は面取りだけでなく、角にしました。
●地面に穴を掘る
という機能を持たせてありますが、掘った時に
●木の根を切断する
という目的も兼ねています。





ハンドルはネイティブな形とは別モノで、ククリを作った時に都合が良かったので踏襲しています。
スッポ抜けを防止しつつ、デザイン的に違和感のないスタイルを狙いました。
尻はいつものチョイ出し。
ブレードの形状(四角い先っぽ)と合わせて、尻を叩く“タテバトニング”が出来るようになっています。

いろいろなポジションで持てるようになっています。
これは通常の握り方。

チョイルを長くしてあるのは、ブレードを短く使う握り方をするため。
幅広いブレードなので、ブレードそのものを握るという方法もあります。


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A.S.A.P.-2号途中

2020-08-23 21:52:40 | 製作

定番スタイルとして、コンバットサバイバル(コンバットユーティリティー)としてのエントリーモデルとしての意味合いを持たせていたのが、C.Q.D.なのですが、時代の流れで相応しくなくなって来ました。
それで、そのポジションを継ぐモデルが必要になるわけで、出来上がったのが、A.S.A.P.というわけです。
まだ2本目ではありますが・・・



まだ仕上がったわけではありませんので念のため。
現状では焼き入れ未処理な段階です。
以前にC.Q.D.をヘアラインで仕上げた事がありました(オーダー)。
現状のこの個体を見ていると、ヘアラインもしくはストンウォッシュもありかと思いました。







A.S.A.P.-STDのハンドルは、デザインの最シンプル化という方向です。
基本的には、その方向性には変わりありませんが、フィンガーグルーヴハンドルもありではないか?という話しがありまして、そういう可能性も考えておこうかと思いました。



A.S.A.P.の開発当初は、フィンガーグルーヴハンドルも考えて検討していましたが、C.Q.D.に比べ10mm短くすると、デザインバランスが狂ってしまいカッコ悪くなってしまいました。
さて、どう処理しようか?時間が必要ですね。

A.S.A.P.もまだ2本目の途中ですが、バリエーションは今のうちに考えておかないと必要な時に間に合わなくなります。
それをラインナップに加えるかショウSPとして1本のみで別のモデルにするかは今のところ分かりませんが、出来る時にやっておこうかと思います。






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モノを試しに

2020-08-16 22:04:49 | 日常



残暑お見舞い申し上げます。
残暑・・・というには何とも微妙な時代になってきましたが・・・
そんな感じで、行ってきましたウン〇沢。
到着したら見なれぬ花を発見。
ポエムな気分で始めます。



前回紹介した中で、ポケットホークなるモノ(自家用)がありました。
連休に間に合わせたので、さっそく使ってみました。
いつもの爽やか景色は、ワンパターン化しつつあるので、今回は使ってみたシーンを中心に撮ってあります。
間に合わせのパラコードなので、短くて具合はよくありませんが、まぁ何とか使えます。

間に合わせたのはヘッドのみ。
柄はまた作りますが・・・





今回はW.Tと同じ使い方をします。





有り合わせのパラコードなので、やや短い模様。
ズレるので長いパラコードを用意しておいた方が都合がよいか。

柄を作ったところで、お試しタイム。
刃長65mm、刃厚4.5mmのSKD-11。
流木は直径80mmくらいで、乾いて固くなった流木、強敵です。

少し叩いたところでヒモがほどけてしまいました。
やはり短い。



縛り直して再アタック。
最後は自重で折れましたが、5分くらいで切断出来ました。
ただ、切断出来るかが問題ではなく、楽に切れるかが今回のキモです。
●結構楽だった
というのが結論。
柄を作って持っていく価値はあるという事になりました。





ポケットホーク(現状)は自家用で作ってみました。
デカイナイフが出来るまでの繋ぎではありますが、長さ400mmのG-10ハンドルを作って試してみたいと思います。







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C.S.M.-STDと・・・

2020-08-09 21:31:47 | 製作



この前、C.S.M.CUSTOM Ⅱの途中経過を紹介しました。
今回はSTDの作業が同じくらい進んだので、紹介しようと思います。
CUSTOM Ⅱ (一応仮名という事で)はフリーなので後回し。
STDオーダーなので、ここからの作業はコチラを優先していきます。



〈ブレード〉
STDはフルハイトなフラットグラインド。
ここまで作業が進んでからCUSTOM Ⅱと持ち比べていないので、どれだけの違いがあるかは何とも言えませんが、予想よりブレードに過重がかかるバランスになりました。
振りやすい感じです。








〈ハンドル〉
CUSTOM ⅡよりSTDの方がシンプルな丸めになっているので、ボリュームはコチラの方があります。
●セーバーグラインド+深削りハンドル=CUSTOM Ⅱ
●フルハイトフラット+シンプル丸めハンドル=STD
と、ブレードに重心があるのは、やはりCUSTOM Ⅱの方になるはずです。
スベリ止めはハンドル材を削らないタイプ。
横スベリ防止で操作性重視を狙っています。
後方のスベリ止めは、出尻部に入れてあります。




〈ところで〉
前回のタクティカルファイティングの元ネタのC.Q.D.も同じくらい出来ているので、載せてみました。
作っている時は、それどころではないので、気にしてなかったんですが、比べれば、かなり違ってますね。


〈オレのオモチャ〉
今シーズンのウン〇沢では、今の5インチに替わり、大型系を使うつもりでしたが・・・間に合わず。
代替案としてオノを考えていたのが出来ました・・・とりあえず。
自家用大型ナイフが出来るまではコレを使ってみる事にします。







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名も無きタクティカルファイティング

2020-08-02 22:14:11 | タクティカル



今回はタクティカルファイティングナイフです。
タクティカルファイティングとピュアなファイティングと何が違うのか?と問われれば
●ユーティリティー性とファイティング性の両立
●他の装備品との連携を考えた装着方法
という事が考えられます。
ナイフ本体だけでは、さほど変わらないように感じますが、対応したモノと対応していないモノの差は、現場では積み重なって大きな差となるようです。
●現場からの要望で多様な使い方に対応したファイティングナイフ
がタクティカルファイティングナイフではないだろうか?と考えています。






〈ブレード〉
●5.5mm厚、130mm長、SKD-11/ミクロデント処理
デザインベースがC.Q.D.というのもあり、見慣れたスタイルではありますが、ベースより1mm厚く、15mm長くなっています。
ところで、つい最近大勘違いが発覚。
●スエッヂ=刃の付いた背中の削り
●ファル(フォール)スエッヂ=刃の付いていない背中の削り
逆で使っていたのね・・・
昔から疑わなかったのもあるけど・・・知ったかぶりですいませんでした・・・
という事で、“ファルスエッヂ”になっています。








〈ハンドル〉
●115mm長、O.D G-10
ハンドル長はC.Q.D.より7mm程短くなっています。
C.Q.D.はユーティリティー性を高く考えてあるので、滑り止めは横に効くようになっていますが、コチラは前後に効くようにしました。
ハンドル形状も凹凸を付けてホールド性を高くしてあります。
尻は出さないタイプにしてみましたが、また出したタイプも作ってみようかと思います。








〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
いつものクロスドローセッティング。
ナイフの剛性が高く、意外と重いので3mm厚が使われています。
ハンドルの厚み(クビレ)に対して抜き差しのし易さと保持力を確保されています。


〈あとがき〉
ベースデザインのC.Q.D.がユーティリティー:ファイティング比50:50として、この個体は40:60くらいで、ややファイティング寄りといった仕様です。
バックエッヂは?というと、ユーティリティー性も考えると無い方が有利なのですが、形状の変更で刺さり易くするか考えているところです。








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