先週に続き、レムズ関連ネタです。
KAPAK.KECIL(カパ.ケシル)マレーシラットという武術で使う小型の戦斧。
〈ヘッド〉
〈ハンドル〉
〈シース〉
〈あとがき〉
今回のコンペにおいて、“王道ともいうべきらしいヤツ”にしなかった理由として
カンファレンスと共にコンペティションも行います。
今回のお題は
「タクティカル・ファイティング」
条件は特になしですが、カスタマーと用途は自主的に設定します。
●カスタマー・・・S.W.A.T.隊長ホンドー
●用途・・・銃が使えない時のカウンターファイティングナイフ
ファイティングナイフのイメージは、シースから抜いたら即斬というものではないでしょうか?
特殊部隊といえどもポリスなので、ポリスバトン的なコントロールデバイス機能を持ったナイフ(オノですが・・・)を提案してみました。
KAPAK.KECIL(カパ.ケシル)マレーシラットという武術で使う小型の戦斧。
現地語で“小さなオノ”という意味。
前に2本作っていますが、3号をコンペに合わせました。
L型なのでコントロールデバイスとして応用が利くのでは?と考えたからです。
〈ヘッド〉
●5.5mm厚、55mm長(エッヂ)、SKD-11
●ミクロデント処理
前述した通り
●抜く即斬ではないファイティングナイフ(オノですが・・・)。
コントロールデバイス+ファイティングナイフ=アンチリーサルウエポン(出来るだけ)というタクティカルナイフ。
カンファレンスと合わせてのセッティングです。
〈ハンドル〉
●180mm長(スパイク含む)
●ブラックリネンマイカルタ
2通りの持ち方をするように設計してあります。
縦に持った時はスパイクの横を使ってバランスを崩す等に使い、横に持った時はミドルレンジで牽制する時に使う等に・・・といった具合。
スパイクは打撃だけでなく、押さえ込む時にも使えます。
スパイク部のギザギザは引っかけた時のスベリ止め。
〈シース〉
●カイデックス
●DOTSロック仕様
カパ.ケシルは本来シースがない(と思われる、見た事がない)モノで、シースを設定してあるところもモダン(モダナイズド)タクティカルの特徴と見て欲しいところです。
シースはホリゾンタル設定。
オノを上に抜く仕様です。
〈あとがき〉
今回のコンペにおいて、“王道ともいうべきらしいヤツ”にしなかった理由として
●新しい使い方の提案
というのがありました。
ファイティングナイフでありながら、アンチリーサル(主に)なウエポン。
伝統武術に使う武器でありながら、時代や用途によって性格を変えていくというのもタクティカルナイフの特徴ではないでしょうか?・・・オノですが・・・
〈訂正〉
〈訂正〉
L.E.M.S.S.でYUUKI KNIVES(仮)氏のテーブルで、後からW.S.K.が並ぶのである・・・とありますが、間違いで、写真で全部並んでいるそうです。
プロハンタータイプを見間違えたか?11月の余韻か?