八丈島の方言で遊ぼう 

方言だけだよ わかりんのうこともおじゃるのうが!?あんでもかってみればよけどうじゃ

やんご

2021-08-09 16:50:17 | つぶやき
 やんご
母は(本人は)、誰の子供か分かっているが、
誰とも明かさずに育てている子供のことをやんごといいます。
今でいえば未婚の母の子供のことです。
かなどごーの、がんがらみちー、めーにちいこーどーが、
あっだんもかだんも、ならずに、ゑの、めーりー、へーずりみこーどーが、
てっつも、いきやいもせず、へーてー、はなしん、なりんなからら、
ほいでも、きねーの、くれえーになって、やっとはなしだけは、
できとーどーが、まだあだんなるか、わかりんなか


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めならべ2

2021-08-09 16:49:10 | つぶやき
13、4歳~24,5歳までの処女をめならべという。
女童(めならべ)は機織り、糸繰りなどをしながら、いとしい男を思い歌を作り唄った。
*実かまことか、程知れたなら、野暮に返事は、しはせまい
*文のたよりで、心は知れた、逢うてしみじみ噺たい
*噂いうまい浮名がたつと、思いながらも口外(くち)へでる
江戸時代のめならべは教養がないと思われていたが島訛りのないきれいな言葉で歌を作り恋歌をうたって
いた。文字も読み書きができないと思われていたが恋文(やたけの寝覚草)も残っている。


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めならべ1

2021-08-09 16:47:52 | つぶやき
めならべ
八丈めならべと、さるきぬぶりは、なにをいうても、落ちやせぬ
昔から八丈島の若い女性は美人と言われてきた。
家の中で機織りに励んできたから日焼けもせずに色白で流人はただ見とれるばかりだったとか、
わけーしゅが、いくらくどいても惚れることがなかった。
お猿さんの木登りもおなじで落ちようがない。
めならべが振りむくような男性は、
今の言葉でいえばイケメン?じゃないと振り向かなかったようですよ。

ふたがじいま ふたがらじいま じいま

2021-08-09 16:46:01 | つぶやき
 ふたがらじいま
ふたがらじいまどうひと、ふたがじいまどうひと、
してけんしゃで、きてけんしゃで、きてたもーた、おじゃってたもーた、
あめふりやく、ひまやく、とーぶれやく、
みじゃい、ぼーい、ねっこい、えらこし、とーらなか、おおどーら、
がんがらやま、えーたじょ、おりどて、
よるのひと、よめごどの、よめどの、
やかもーしい、おったら、やっこい、よーら  
なんだかわからない、、、?  
あまりつかわれなくなった八丈言葉。
話し方、使い方でまるっきり違う意味になることもある
。間違った?使い方もまたいつの間にか正しくなってしまう。

やっこい

2021-08-09 16:44:00 | つぶやき
やっこい、よーら
ぬかばが、だめどうて、まっと、ようこけめーけろ
やっこい、ようこい→やわらかい、
ようら→そっと、そして柔らかいという意味もある。
ようらにしたあれよ!→しずかにしていなさい、
じっとしていなさい。←ようらあれともいう
柔らかな餅→やっこいもちい、やわらかなご飯→やっこけめし
やわらかい蟹(脱皮した蟹)→ようらがに
ようらにあるく→そっとあるく、
ようらに行く→そっと行く
やっこい、やーこい、よっこい、よおこい、などという→柔らかいという意味