ホノルル空港の到着ロビーを出ると、
エアポートシャトルの客引きというか案内の女性がさかんに呼び込みをやっていました。
タクシーでワイキキへ向かう手もありますが、
ホテルのチェックインが15時からなのであまり早く着きすぎても困ります。
「Ocean Tower Hotelに行くか?」とおそるおそる客引きの女性に聞いてみました。
あっさりOKの返事。
横断歩道を渡ったところに止まっているバスに乗ってくれとのこと。
なぜ、おそるおそるなのか?というと、
日本のガイドブックにまったく載っていないホテルだから……。
現地の人はちゃんと知ってるじゃん!
ドライバーに荷物を預けつつホテル名を告げ、バスに乗り込みました。
乗客はほとんど日本人でした。一人だけ外人いました。
料金は片道9ドル、往復15ドルでした。
最近のハワイは通勤の渋滞が激しいとどこかで読んだので、
シャトルバスは片道だけ使うことにしました。
帰りはタクシーで空港へ向かうことに決めました。
バスの車内は冷房がガンガンに効いてドン冷え状態。
頭痛で弱っている身には堪えました。
バスは高速道路を通ってワイキキへ。
決められたルートで各ホテルを巡り、お客を降ろしていきます。
よその日本人観光客がどんなホテルに泊まるのかがわかって興味深かったです。
女性の一人旅の方も何人かいらっしゃったようで勇気づけられました。
自分のホテルはワイキキの端にあるので、
予想通り順番は最後の方でした。
初めて見るOcean Tower Hotelは、
とても小さくてかわいいホテルでした。
巨大なマリオットとリゾートクエストとの間にあるので、いっそう小さく見えました。
チェックインまでかなり時間があるけど、
大きな荷物だけホテルに預かってもらう作戦でホテルに飛びこみました。
グレイスという笑顔が魅力的な女性がフロントにいました。
自分の予約を確認してもらい、パスポートもクレジットカードも見せて、
書類にサインしたりイニシャルを書き込んだり。
手続き的にはほとんどこのとき済んでしまいました。
「部屋の準備ができていないので、私たちにできることは荷物をお預かりすることだけです」
と向こうから言ってくれました。
大きな荷物を預けてホテルを出ました。
さあどうしよう?
ワイキキは雲がほとんどないいい天気。
午前中からかなり暑い。
体が元気ならば、チェックインまでの空き時間にKCCファーマーズマーケットという朝市を見に行くつもりでした。
しかし、頭痛が酷くて歩くのもつらい状態では、とてもじゃないけど無理!
これがケチのつき始めで、
今回の旅行ではタイミングの問題等でとうとうどこの青空市場を見ることができませんでした。
ホテル目の前のビーチに屋根つきのベンチがあったので、
そこで海を眺めつつ時間をつぶすことにしました。
空港到着時に感じた湿気はほとんどなくなっていました。
日陰だとだいぶ過ごしやすく、風が吹けば寒く感じるほどでした。
この時点でチェックインまでまだ5時間以上もあり、
これほどベッドが恋しいと思ったことはありません。
頭痛薬をもってこなかったことを後悔しました。
頭痛を治すには寝るしかないのですが、
日本とはちがい、置き引きが心配なのでおちおち寝てられません。
やがて時差ぼけのせいで睡魔が襲ってきます。
眠いけど寝られない、しかも頭痛は少しもよくならない。
時計の針がちっとも進まないように感じられ、
地獄のような待ち時間でした。
潮風に吹かれながらウトウトしていると、
2度ほど日本人の老婦人から話し掛けられました。
某宗教の勧誘でしたorz。
どうやらビーチにいる日本人を見つけては、神についてPRしている人たちのようでした。
パンフもらったけど後ほどゴミ箱に直行となったことは言うまでもアリマセン。
昼ご飯を食べる食欲はゼロ。
食べ物の匂いすら嗅ぎたくない状態。
14時半過ぎになったところでビーチを離れABCストアで食料と飲み物を少し買い、
ホテルに戻りました。
簡単に書けばこうなるけれど、
飛行機で頭痛を覚えてからこの14時半までの時間は永遠のように長く感じられました。
先ほどのグレイスがフロントにいて、自分の名前を呼んでくれました。
ホテルのキーといろんなクーポンをくれました。
海で泳ぐときは、タオルやビーチマットを無料で貸しますと彼女のほうから言ってくれました。
ホテルから歩いて30秒でビーチに行けるので、
泳ぎたければいつでも泳げる素晴らしいロケーション。
とうとう泳がなかったけども……。
エレベーターのスロットにキーを差し込まないと階数のボタンを押しても動かないしくみないなっていました。
これはセキュリティの一環だそうです。
自分の部屋は最上階の9階でした。
窓からはばっちり海が見えました。
とにかくベッドに飛びこみ、貪るように寝ました。
ああ、せっかくのハワイ1日目が寝て終わってしまう……。
しかし、背に腹は替えられません。
夜8時頃いったん目が醒めて、
昼間に買った食料を胃に流し込みまた寝てしまいました。
翌朝に頭痛はすっかりきれいに消え去りましたとさ。
つづく
エアポートシャトルの客引きというか案内の女性がさかんに呼び込みをやっていました。
タクシーでワイキキへ向かう手もありますが、
ホテルのチェックインが15時からなのであまり早く着きすぎても困ります。
「Ocean Tower Hotelに行くか?」とおそるおそる客引きの女性に聞いてみました。
あっさりOKの返事。
横断歩道を渡ったところに止まっているバスに乗ってくれとのこと。
なぜ、おそるおそるなのか?というと、
日本のガイドブックにまったく載っていないホテルだから……。
現地の人はちゃんと知ってるじゃん!
ドライバーに荷物を預けつつホテル名を告げ、バスに乗り込みました。
乗客はほとんど日本人でした。一人だけ外人いました。
料金は片道9ドル、往復15ドルでした。
最近のハワイは通勤の渋滞が激しいとどこかで読んだので、
シャトルバスは片道だけ使うことにしました。
帰りはタクシーで空港へ向かうことに決めました。
バスの車内は冷房がガンガンに効いてドン冷え状態。
頭痛で弱っている身には堪えました。
バスは高速道路を通ってワイキキへ。
決められたルートで各ホテルを巡り、お客を降ろしていきます。
よその日本人観光客がどんなホテルに泊まるのかがわかって興味深かったです。
女性の一人旅の方も何人かいらっしゃったようで勇気づけられました。
自分のホテルはワイキキの端にあるので、
予想通り順番は最後の方でした。
初めて見るOcean Tower Hotelは、
とても小さくてかわいいホテルでした。
巨大なマリオットとリゾートクエストとの間にあるので、いっそう小さく見えました。
チェックインまでかなり時間があるけど、
大きな荷物だけホテルに預かってもらう作戦でホテルに飛びこみました。
グレイスという笑顔が魅力的な女性がフロントにいました。
自分の予約を確認してもらい、パスポートもクレジットカードも見せて、
書類にサインしたりイニシャルを書き込んだり。
手続き的にはほとんどこのとき済んでしまいました。
「部屋の準備ができていないので、私たちにできることは荷物をお預かりすることだけです」
と向こうから言ってくれました。
大きな荷物を預けてホテルを出ました。
さあどうしよう?
ワイキキは雲がほとんどないいい天気。
午前中からかなり暑い。
体が元気ならば、チェックインまでの空き時間にKCCファーマーズマーケットという朝市を見に行くつもりでした。
しかし、頭痛が酷くて歩くのもつらい状態では、とてもじゃないけど無理!
これがケチのつき始めで、
今回の旅行ではタイミングの問題等でとうとうどこの青空市場を見ることができませんでした。
ホテル目の前のビーチに屋根つきのベンチがあったので、
そこで海を眺めつつ時間をつぶすことにしました。
空港到着時に感じた湿気はほとんどなくなっていました。
日陰だとだいぶ過ごしやすく、風が吹けば寒く感じるほどでした。
この時点でチェックインまでまだ5時間以上もあり、
これほどベッドが恋しいと思ったことはありません。
頭痛薬をもってこなかったことを後悔しました。
頭痛を治すには寝るしかないのですが、
日本とはちがい、置き引きが心配なのでおちおち寝てられません。
やがて時差ぼけのせいで睡魔が襲ってきます。
眠いけど寝られない、しかも頭痛は少しもよくならない。
時計の針がちっとも進まないように感じられ、
地獄のような待ち時間でした。
潮風に吹かれながらウトウトしていると、
2度ほど日本人の老婦人から話し掛けられました。
某宗教の勧誘でしたorz。
どうやらビーチにいる日本人を見つけては、神についてPRしている人たちのようでした。
パンフもらったけど後ほどゴミ箱に直行となったことは言うまでもアリマセン。
昼ご飯を食べる食欲はゼロ。
食べ物の匂いすら嗅ぎたくない状態。
14時半過ぎになったところでビーチを離れABCストアで食料と飲み物を少し買い、
ホテルに戻りました。
簡単に書けばこうなるけれど、
飛行機で頭痛を覚えてからこの14時半までの時間は永遠のように長く感じられました。
先ほどのグレイスがフロントにいて、自分の名前を呼んでくれました。
ホテルのキーといろんなクーポンをくれました。
海で泳ぐときは、タオルやビーチマットを無料で貸しますと彼女のほうから言ってくれました。
ホテルから歩いて30秒でビーチに行けるので、
泳ぎたければいつでも泳げる素晴らしいロケーション。
とうとう泳がなかったけども……。
エレベーターのスロットにキーを差し込まないと階数のボタンを押しても動かないしくみないなっていました。
これはセキュリティの一環だそうです。
自分の部屋は最上階の9階でした。
窓からはばっちり海が見えました。
とにかくベッドに飛びこみ、貪るように寝ました。
ああ、せっかくのハワイ1日目が寝て終わってしまう……。
しかし、背に腹は替えられません。
夜8時頃いったん目が醒めて、
昼間に買った食料を胃に流し込みまた寝てしまいました。
翌朝に頭痛はすっかりきれいに消え去りましたとさ。
つづく