jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

I will, I will いっぱい足りないの切なくて
I feel, I feel いっぱい会いたいのボクだって

Please Come Home For Christmas by BON JOVI

2009年01月27日 | 日記
1月3日に成田空港からの帰り道に首都高で渋滞にはまっていたときのお話です(そのときの記事はこちら)。
カーラジオをいじって退屈をしのいでいました。
普通の放送局ばかりでは面白くないので、
549kHzのラジオ・マヤークと道路交通情報を交互に聴いてました。

ラジオ・マヤークはロシアの国内向け放送局です。
秋から冬の夜によく聞こえます。
日本の国内放送局並みに強力なときもあります。
カーラジオでも音楽を楽しめるほど。
ソ連が健在だったころは、短波のあちこちの周波数で放送が行われていたので、
1年中ほぼ24時間どこかしらで聞けました。
ところがソ連崩壊後は、いつの間にかに短波での放送がなくなってしまったようで、聞くのが難しくなってしまいました。
学生時代はよくこの放送局を勉強時のBGMとして聴いていました。
当時は毎時0分と30分にインフォメーションが数分流れ、
あとはロシア音楽がノンストップでかかるというBGMには最適な放送局だったのでした。
最近は、だいぶこなれた放送内容になり、トークの比率が多くなっているようです。
ロシアの音楽だけでなく西側の音楽も頻繁にかかるようになりました。

前置きが長くなりました。
新木場ICのあたりで、
季節はずれの"Please Come Home For Christmas"が流れてきたんです。
イーグルスの有名なクリスマス・ソング。
でも、ボーカルはドン・ヘンリーではないようです。
どこかで聞いたことのある、よく知っているはずの歌声。
しばらく耳を澄ませて考えたけど、なかなか思い出せません。
もしかして、ジョン・ボン・ジョヴィ?
一番近いのは彼のような気がしました。

確信がもてなかったので、あとでうちに帰ってからネットで調べてみました。
BON JOVIで正解だったようです。
まさか、この曲を彼らがカヴァーしていたとは、ぜんぜん知りませんでした。
ロシアの放送局を聞いて、アメリカのバンドのことを知るなんて、
ちょっと不思議な感覚でした。

たしかあのときの首都高は9kmの渋滞でしたが、
ロシアのラジオ局を聞いていたクルマはうちくらいなもんでしょうね。

ちなみに、わしはロシア語はさっぱりわかりません……。
意味はわからなくても英語局とは違う独特の雰囲気は好きですね。

ラジオ・マヤークのサイトはこちら
ストリーミングで放送を聴くことができます。

この曲のYouTubeはこちら