LOVEBITESについて、
ツアー自体が武漢熱の影響で延期が相次ぎ、まだ終了したわけではないので、
2月21に開催されたZEPP DIVER CITY公演の模様はアップを見合わせておりました。
ところが、先日買ったメタル・ハマー日本版にこの日のセットリストが堂々と掲載されており、椅子から転げ落ちました。なんだ、我慢していて損した。あの日からだいぶ経ってしまったので、新鮮な記憶がだいぶ落ちてしまったではないか!
覚えていることだけここに展開しておきます。
産まれて初めて見たLOVEBITESのライブは、
期待していたよりも遥かに素晴らしかった!
チケットの整理番号は900番台。
2500人収容のライブハウスなので、だいたい半分くらいの位置か。。
ちなみに、ZEPP DIVER CITYでライブを見るのは2度め。
最初は、2013年5月に行われた
『ずっと好きだったんじゃけぇ~さすらいの麺カタPerfume FES!!』のときで、
斉藤和義バンドとPerfumeの対バンだった。
百戦錬磨のベテランバンドの後に登場のPerfumeは、迫力負けしてしまうかもと、見る前は少し心配だったが、いざ始まるとぜんぜんそんなことはなかった。
話を元に戻すと、
いざライブが始まると後ろからかなり押されたので、
砂かぶりとまではいかないまでも、いい感じで至近距離で見ることができた。
スタンディングでメタルのライブは久々でモミクチャになった。MIDORIさんとMIHOさんの中間くらいの位置で、二人の運指を目の前で拝見できることに。
逆にMIYAKOさんはツインソロで中央に来てくれたとき以外は、ほとんどみえなかった。確かアンコールの曲で下手に来てくれたときは嬉しかったですな。
ものすごく印象に残っていること:
・ASAMIさん、MIYAKOさんが映像作品で見るよりも、本物のほうが遥かに美人だった。
特にASAMIさんは、昔クラシック・バレエを嗜んでおられたとかで、洗練されたしなやかな腕の動きが色っぽい。
メタルのライブで普通はありえない、柔らかな身のこなしは、映像作品だけではわからなかった収穫であった。
・MIDORIさんは表情豊かで、ライブを心から楽しまれていることが手にとるようにわかった。
・このバンドを支えている背骨はやはりMIHOさんとHARUNAさんのリズム隊。
手数の多いHARUNAさんのドラムスに圧倒される。小さな体のどこにパワーが備わっているのでしょう?MIHOさんのピックが近くに飛んできたのだが、取りそこねてしまったのは一生の不覚。
・もっとも驚いたのは、"Swan Song"のイントロで奏でられたショパンのエチュード「革命」をMIYAKOさんがピアノで奏でたこと。ステージ上手に置かれたグランドピアノはそのためだったのだ。まさかショパンをメタルのライブで、しかも生ピアノで聴けるなんて予想してなかったし、贅沢極まりない瞬間であった。
・"ADDICTED"はアルバムの中では、わりと地味な曲という印象を個人的にはもっていたのだけど、実際生で聴くとものすごくライブ映えする曲であると認識が180度変わった。
この日のセットリストは下記の通り。
デビューからわずか3年ですでにフルアルバム3枚、EP2枚、シングル1枚と、
創作意欲旺盛。今回のアルバム発表でレパートリーも一気に豊富。
いったいどんな曲が飛び出すか楽しみなライブ。
新しいアルバムの曲がライブで奏でられ、観客と一体となって再構築されることによって完成されていく。あれ?これはPerfumeと一緒ではないか!?
ジャンルが全く異なる両者だけど、意外な共通点があった。
LOVEBITES!また見に行きたいであります!
1 Thunder Vengeance E
2 Holy War E
3 Don't Bite The Dust A
4 Rising C
5 Raise Some Hell E
6 Break The Wall B
7 Shadowmaker A
8 Swan Song E
9 Addicted C
10 Dancing With The Devil E
11 Signs Of Deliverance E
12 M.D.O. C
13 Golden Destination E
14 When Destinies Align E
ENCORE:
15 The Awakening A
16 The Hammer of Wrath A
17 Edge Of The World A
18 The United C
C: CLOCKWORK IMMORTALITY収録