馬とは縁のない田舎育ちで、競馬にはほとんど関心を持つこともなかった。しかしいつの間にか競馬に接する機会が増え、気がつけば競馬のイベントまでやるようになっていた。
スタンドの柵際でレースを観戦していると、一群の馬たちは、轟きと砂埃を巻き上げ目の前を通り過ぎていく。それは実にあっという間である。思えば競馬を愛するようになって45年にもなる。それは実にあっという間である。…光陰、馬のごとし。
誰でもはじめはビギナーだったのである。このエッセイはビギナーからオールドファンまで楽しめる競馬アンソロジーであり、競馬エッセイという文芸である。
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