二度目をTOHOシネマズ甲府で見て参りました!!
追記レビューは、文末へ
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2012年から始まった同シリーズ。昨年10周年を迎え、今年5月に待望の最新作『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』が公開されました。
ここ数年普段アニメを見る機会など殆どない自分でしたが、このシリーズ作品をたまたま動画配信サイトで知り、見始めてからその斬新なストーリー展開と登場するメカそしてやはり主人公『常守朱(つねもりあかね)』が体験する様々な試練と葛藤などに感情移入してしまいかなりドハマりしてしまって1期、2期、3期~劇場版三部作を観て、この度の新たな劇場版PROVIDENCEは、是非映画館に足を運んで観に行こうと思っていたのでした。
今回観に行った映画館は、TOHOシネマズ南大沢 ショッピングビルの中にあります。
南大沢へは、多摩市に住んでいた時からショッピングや食事、会合などで10回以上は訪れていますが映画鑑賞の目的で訪れたのは今回初めてでした。
たまたま午後からの会合が南大沢で開催されるので、その合間に鑑賞する事が出来ました。
土曜日だったこともあって、観客は半分近くは席が埋まっていたと思います。
ただ特徴的だったのは、自分を含み一人で見に来ている人が目立ちました。
確かに一般受けする映画ではありませんし、コアなファンの方が殆どでしょう。
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』本予告
【感想】
まず!一見さんはお断り映画です。このシリーズだけで使われているシュビラシステム、ドミネーター、犯罪係数、色相などの専門用語や舞台の世界観、世相などは知っていて当たり前でストーリーが展開されて行きますので、始まってすぐに疎外感を感じてしまうでしょう。
また、既にシリーズを観ている人も鑑賞する前に必ず予習をして鑑賞する事をお勧めします。(※自分も途中からストーリーについて行けず置いてけぼりになりました。)
この作品は、過去作の前日譚にあたる作品です。特に1期で起こった事件や登場人物像などが今回の劇場版の根幹となっています。劇場版の「PSYCHO-PASS SSシリーズ」三部作も必見です。
今回の劇場版と複雑にストーリーが絡んでいますので、ストーリーだけでも復習しておいた方がいいでしょう。
そして、とにかく2時間の長尺ですのでしっかりトイレを済まして望みましょう。
※以下のシリーズを通してのプロモ映像を見るだけでも過去シーンを思い出せるのでいいかも知れません。
「PSYCHO-PASS サイコパス」recollection<シリーズ振り返りPV>
本作で、常守朱と狡噛慎也、二人の活躍がまた観られることだけでも往年のファンは大絶賛されている様です。
確かに3期で、いきなり主人公がいなくなってしまう展開に、ためらいを感じてしまったファンも多かったはず。
もちろん、本作で、誰もが思っていた『朱が拘留され主人公のメンツがガラッと変わってしまったこと。狡噛と宜野座が共に外務省で行動しているなど』 が見事なまでに回収されます。ラストのあの展開は衝撃的でした。
朱が収監されたあと号泣するシーンは、思わずもらい泣きしてしまいました。
朱が収監されたあと号泣するシーンは、思わずもらい泣きしてしまいました。
朱のセリフ「法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです。」
このひとことが、まさに PROVIDENCE と言えるでしょう。
【6/5追記】ネタバレなしです!
二度目を観て参りました!
今回の入場者特典は登場人物の設定資料集でした。今回の劇場版の資料集なのでファンには嬉しいアイテムだと思います。
さて、二度目の鑑賞。
今回は、あえて一見のサクラさんを連れての鑑賞に臨みました。
とりあえず前知識として、上で紹介した「PSYCHO-PASS サイコパス」recollection<シリーズ振り返りPV> だけ観てもらいました。
あえて、どんな印象を受けたかを知りたかったためでもあります。
あえて、どんな印象を受けたかを知りたかったためでもあります。
今回は、前回鑑賞前半で既に置いてけぼりをくらったので、シリーズの1期から見直して気合を入れて望みました。
やはり、1期で起こっていた事件や3期で登場した新たな主人公 慎導灼(しんどうあらた) と炯(ケイ)・ミハイル・イグナトフ の人物設定なども整理しておいた方がいいでしょう。
3期でこの二人は、活躍しますが今回の劇場版と特にそれぞれの家族が深くストーリーの根幹に関わっています。
また、特に国外へと逃亡していたはずの狡噛慎也 が今回の劇場版でいきなり外務省の特務で日本に帰国していた謎は『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case.2 First Guardian』 で描かれていますので必見です。
『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』も見直して行けば、今回のストーリーの時系列が良く理解できるようになりますので振り返り視聴は必見でした。
そして、やはり収監されたあとの常守朱の号泣シーン。何度見てももらい泣きしてしまいます。
自ら法の必要性を但すその姿勢こそ、彼女の苗字「常守」に込められていたわけです。
さて、最後にほぼ一見さん視聴のサクラさんの感想ですが
「面白かった。出てくる用語が難しく意味は解らなかったけど云いたいことは伝わった」そうです。
この映画をきっかけに、新たにPSYCHO-PASSを見始めるのもいいかも知れません。「時間があったら観て見るわ」と言ってくれました。
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