日々の移ろい

葬儀社へ連絡

息を引き取ったら直ぐ、

看護師さんから、

葬儀社は決めてありますか?

と、質問され、

急いで連絡の電話を入れた。

父へエンゼルケア(死後処置)をするから部屋を出ていて下さい、

と聞いた後、

車に積んだ書類の中から、

「イオンのお葬儀」のパンフレットにある電話番号を携帯で呼び出した。

イオン!?

って、初めは抵抗があったけれど、


うちは、

伊勢生まれの父と母、
宗派は、と聞かれれば 神道、と答える。

神道でのお葬儀は笙や太鼓の雅楽の調べの中 お葬儀をする。

親戚は皆 そうしたが、

この地では、それは叶わぬ。

と言って、お寺さんとのおつきあいも、ましてや仏壇もない、

墓の用意もしていない。

私が一人っ子であり、

継ぐ者がいないならば、
墓を作ることは避けたい。

などと、考えたら、
「イオンのお葬儀」の

自宅での「一日葬」が理にかなっている、と思い決めた。

会葬者も両親の兄弟は皆亡くなり 私に兄弟も居なく、

私の家族のみ。

また、その後の墓の件も、

私の嫁ぎ先のお墓がある名古屋の平和公園の、合祀して永大供養もして下さるお寺さんを
紹介してくれるのは有難い。

イオンの提携先の葬儀社から
軽自動車を運転した女性一名と 特殊車両の運転手さん一名が乗った
ストレッチヤーの車は 3時過ぎに来て、父の最期を送ったクリニックを後にした。

自宅へは、玄関の階段が狭い為、

父の載ったストレッチヤーから、布団ごと父を三人で運び、

葬儀社の用意した真白い布団に寝かせ、簡単な祭壇が設けられ
お線香の香りが漂った。

葬儀社の方に
まず死亡診断書を渡し

役所への届け書類を私が書き、

葬儀社の方が 火葬場へ連絡を入れ、

明日の火葬は24時間経過しなくてはならないから無理で、
明後日(友引ですけれど良いですか?)と尋ねられたが、気にしませんと答え)13時と決まった。

これが、東京や都会なら、火葬場が混み合い、一週間は待つと聞いたことがある。

自分たちが住む地の火葬場は、
料金8000円、他地域の方が利用すると40000円と書かれてあった。

一日葬の内容の説明を受け、

契約書にサインをし、

支払いはイオンカードでとし、

係りの方は帰っていかれた。
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