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日々の移ろい

老健で母と面会

お昼ご飯は 和風パスタ


筍、蕨、しめじ等を炒めて
オイルとお醤油でさっぱりと。

午後から 母に会いに行きました。

車椅子を押され、面会フロアーに顔を出した直後、

「お尻が痒いから、かいてくれる?」と言い出しました。

オムツ替えの際、良く拭いてないのかなと。


居室での面会なら、対応してあげれるのですが、、

ここの老健に入所時、コロナ禍真っ最中でしたから、

一度も居室に入ったことが、ありません(特養入所中の姑の面会は居室でしています)

母の部屋は どんな個室?
どんな生活をしているの?

と 気になりつつ、
コロナ禍が過ぎても 、
対応が変わらない点が、不信感に、繋がりつつあります。

車椅子を押してきてくださった職員さんに 「どうしたら良いですか?」と、お聞きしたら、

「部屋に戻って対応しますね」と。

険しそうな表情の母と面会が始まりました。

アルバムを持参しました。

スマホの写真は毎回 見せていましたが、反応が薄く、
アルバムなら と。

初めは、私がめくり 説明したり質問したり。



父の写真を夫と間違えたりしましたが、

娘の結婚式の留め袖の写真を見て、
「私も綺麗やったんやな」と。



そこから、自分でページをめくりだし、しっかりした表情になって、

久しぶりに 母と「ピントが合った!」と嬉しくなりました。


夫と二人で連れていき、
津島市天王川公園の藤棚をバッグに父と写る1枚には、

「あそこやな、綺麗」と、思い出し。

感情の高ぶりが酷い頃は、父の事をとても悪く言う母でしたが、

今回は「これは義男さん」と。


「とても喜ぶので、このアルバム名前も書きましたから、置いていきたいのですが」と、

職員さんに、お尋ねしましたが、

「歩ける認知症の入所者さんが、間違えて持っていってしまうことが度々起きますので、、、」

と、断られました。




15分の面会、

手を握り、手を振り、

施設をあとにしました。






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